ARC'TERYXのKhamskiをオススメする3つのポイント。(最終回)

こんばんは飯田です。
NEWSページに、3/21-22に開催される合同試乗会についてアップさせて頂きました。(
この時は、gentemをはじめとしたNEWモデルのスノーボードが試乗出来る他に、一部のブランドのウェアー等も展示されます。
また、私も当日会場に居ますので、「一緒に滑ってやってもいいぜぇ!」という心優しい方おりましたら、是非、一緒に滑ってください!
さて、前回私が書いたブログにの続きになります。
「ARC'TERYXのKhamskiをオススメする3つのポイント」(→
P1011316.jpg
Khamski 38 (→
= オススメPOINT =

・メイン荷室へのアクセス方法について(前回ブログでご紹介

・背面アクセスには真似できない背負い心地の良さについて。

・意外と細かく仕切られたメイン荷室やその他機能について
今回は、「背面アクセスには真似できない背負い心地の良さについて」と「以外と細かく仕切られたメイン荷室やその他機能について」

■背面アクセスには真似できない背負い心地の良さについて
・トレッキングザックによく採用されている、アルミステイを背面に採用
ks01.jpg
Khamskiの背面には、トレッキングザック等によくあるアルミのステイ(M-barステイ)が配置されています。
(ちょうど、黄色い線の先の背面に薄っすらと、そのステイが浮き出てるのが見えると思います)
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(一応、抜くことも出来る、M-barステイ)
「背面に、こんな硬そうなステイが入っていたら、滑る時に動きにくいじゃないの?」
こんな風に思われる方もいるかもしれません。
勿論、そんな心配は一切不要!
その秘密は、BAGの構造にあります。
Khamskiの背面は、腰の窪みから背中の湾曲にピッタリあうように作られております。
そして、その背面に使用されているM-barステイは、黄色い点線のように湾曲しています。

ks06.jpg
Khamskiの側面から見ると背面が湾曲していることが見て取れます。
これは、ここ最近のARC'TERYXのBAGによくある考え方のBAGで、バックパックのサイズ(リッター)によっては、従来のBAGのように腰で荷重を支えるのではなく、背中から腰に掛けての湾曲と窪みを利用し、より背中にフィットさせた状態で、お尻の上で背負うカタチをとっております。
これにより、より身体に近い位置でBAGが背負う事が出来、荷重が身体を後ろに引っ張ろうとする力が軽減されます。
また、BAGを従来より高い位置で背負うので、ウエストベルトも腰骨に巻くのではなく、腰骨より少し高い位置(ウエスト部分)で締める事になります。
この事で、上半身と下半身の稼動ポイントである腰が非常にスムースに動く事になるので、ハイックアップの時は勿論、滑走時もよりスムーズに身体を動かす事が可能となります。
また、M-barステイがあるお陰で、一般的に背面に何もステイの入っていないBAGに比べると、荷物を沢山いれた時でも、背負い心地が非常に軽く感じる事が出来ます。
実際に、背面アクセスのタイプのBAGでは、Khamikiのように背面のメインの面に対して、ステイを入れる事が難しいの現状。
この差が、Khamskiらしい背負い心地の良さを実現しています。

■意外と細かく仕切られたメイン荷室やその他の機能について
・実は気の利いた、隠しポケットがあります!
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サイドアクセスするジッパーの裏側に、縦長のポケットがあります。(白い○の部分あたり)
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少し写真では小さそうに見えますが、これが意外と小物が入る便利な隠しポケット。
工具やちょっとした行動食を入れたりするのに最適!
・メイン荷室の底面にもポケットがあります。
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頻繁には使用しないけど、いざという時に確実アクセスしたい、エマージェンシー系のアイテム等を入れて置くと良いと思います。
ちなみに、私は、ヘッドランプを生で入れていたら、荷物の重みなのか、運悪く何かの拍子でスイッチが入ったようで、煌々とお尻が光っていましたので、ヘッドランプは、もしかすると避けた方が良いかもしれませんね。。。
その他の機能として―――――

  • トップとフロントパネルは、 AC2 テクノロジー素材の為、降雪時でも比較的にしっかり中の荷物を守ってくれます。(完全防水ではありません)
  • ショベルやプローブ等のセキュリティーツールのポケットは非常に大きく、また、開口部が大きく開くため、非常に出し入れがスムーズ。
  • その他にも、ハーネス作りから始まったブランドだけあって、ウエストベルトやショルダーハネースのフィットの良さ、湿気の篭もりにくさは格別。

前回のBLOGでも書きましたが、それでもパッキングのしやすさは、やはり背面アクセスに勝るモノは無いと思います。
ただ、それよりも、背負い心地やアクセスのしやすさを求めるのであれば、非常に良いBAGだと思います。
ちなみに――――
来シーズン、このKhamskiはアップデートされます。
より、多くのユーザーにお使い頂ける様に、スノーボードがキャリー出来るようになります。
また、Alpha FL Packで採用されていた、ピッケルをホールドするのに便利な
アタッチメント トグルが採用される予定となっております。
スノーボーダーからすると、待望のアップデートかもしれませんが、スキーヤーやスプリットボーダーなら、今のタイプでも十二分にお使い頂けると思います。
とは言え、流石に来期アップデートが入るアイテムですので、今だけ少しお買い求め易くなっております。
数は残り僅かとなっていますので、ご興味がある方はオハヤメニ!

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