ARC'TRERYXのPROCLINE HYBRID HOODY

こんばんは、飯田です。
9月も残り数日となり、お店には更に秋冬のアイテムが入荷。
いよいよ本格的に、秋冬シーズン到来といった感じとなってきましたね!
さて、アークテリクスは今期アルパインカテゴリーでもあるASCENTの中に、PROCLINE(プロックライン)というシリーズをラインナップしています。
PROCLINEとは
SKI(SNOWBOARD) ALPINISMを強く意識した製品群。
例えば、遊びの中で約80%ぐらいを登攀などの高い心拍数で動きつつも、残りの20%をライディング等の比較的に心拍数の低い状態で動きながら、自然の中の風+滑走でうける風を処理できる。そのような商品がラインナップされてります。
また、アイテムによっては、昨シーズンからアークが採用している、
コンポジットウェアー(参考記事:)のように、ゴアの3Lシェルとソフトシェルを組み合わせたアイテム等もリリースされております。
そのPROCLINEの中より、今回ご紹介するのが、PROCLINE HYBRID HOODY(⇒
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PROCLINEシリーズとしてリリースされているインサレーション。
これが、実に面白い!
一見すると、アークテリクスの中で人気の高いインサレーションのAtom LTに似たツラがまえをしています。
それもその筈!
表生地は、Atom LTと同じ軽量かつ圧縮性に優れ耐久性の高い20デニールのTYNOシェルを採用しつつ、
(Atomの表生地は、今期からこの東レ生地TYNOに変更されています。)
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脇腹から脇下と袖口にかけては、ハードフェイス加工がされたポーラッテックのパワーストレッチを配置。
Atom LTとは、多少パワーストレッチの配置と面積の違いはあるものの、ほぼAtom LTと同じ仕様。
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(青い線の内側が、ハードフェイス加工されたポーラテック パワーストレッチ)
そして、Atom LTとの大きな違いは、蓄熱させる為に綿を使用するのではなく、内側にポーラテックのクラッシク100のフリースがあしらわれているとこ!
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簡単にいうと、アークの薄手フリースジャケット「DELTA LT JKT」に、ウィンドシェルの「Squamish Hoody」を着用した状態を、この1枚で作り出しています。
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(178cm/66kg/ size:M)
ようするに、Atom LT JKT等では、バックカントリーでのハイクアップの時は暑すぎる。
しかし、DELTA LT JKTでは少し肌寒く、また、降雪時にはフリースが雪によって濡れるリスクがある。それらの問題をクリアするには、ソフトシェルという選択肢がある中で、対磨耗性がそれ程必要なく、また、軽さや携行性を考慮していくと、フリース+ウィンドシェルが非常に理想的。
それらを、1枚にしてしまったのが、このPROCLINE HYBRID HOODYということ!
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(一般的な薄手のフリースジャケットと同じぐらいの収納性/iPhone6+ライフプルーフ)
フリースとウィンドシェルは、既に多くの方が個別で持っているので、もしかすると、新たにこのPROCLINE HYBRID HOODYを買い足す方は少なく、また、常にフリース+ウィンドシェルを着るシチュエーションを必要とする方も少ないかもしれません。
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(裾は、レーザー圧着という仕立ての良さはアークならでは!)
ただ昨年頃から、ポーラテック アルファをはじめとした、着続けられる綿物が注目されるなかで、トコトン抜けの良い使えるインサレーションを考えた場合、ある環境下では綿モノよりも、このPROCLINE HYBRID HOODYというのは、非常に良いアイテムなのではないでしょうか。
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(レイヤリングを考慮し嵩張りを抑えた袖口) 
使い方によっては、アークがカテゴライズにしている、SKI(SNOWBOARD) ALPINISMの考えではなく、トレッキングから寒冷地でのランやトレーニング等、用途は様々だと思います。
着心地も、肌面がフリースだけあって、着用した時からフリースの優しい温かさが感じられるのも非常に気持ちいいんですよね~!!
今フリースの購入を悩まれている方が、PROCLINE HYBRID HOODYが候補に入るのか、はたまた、熱くなり過ぎないインサレーションをお探しの方が候補として上げてもらえるのか?
アイテムがアイテムだけあって、ズバリこういう方にオススメ!なんて言えない、ちょっと悩めるアイテムではありますが、それが何処か面白いと思える部分でもあるんですよね。
よ~くご検討頂き、ご判断頂ければと思います。
 

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