キャンプに行きたい。そう言いつつも中々予定が確保出来ず、ここ数ヶ月は願望だけで終わってしまっています。自然の中でのんびり過ごしたり、美味しいキャンプ飯を食べたり、焚き火を囲んで語らったり…と、キャンプでしたい事は沢山あります。そして、その中の一つに「手に入れたギアを使いたい」という事も入ります。悩みに悩んで手に入れたキャンプギアを、実際にフィールドで使用する。これだけでも、心満たされるのです。
数あるギアの中なから自分にベストな物を選択する。そして、フィールドで使用した際に高い満足度を得られればもう最高です。しかし、その逆も有り得る事も忘れてはいけません。今回のブログでは私自身の道具の選び方を軸にキャンプテーブルをご紹介させて頂きます。
MINIMAL WORKS|MOCHA ROLL TABLE BAMBOO ■
ここ数年で一気に人気に火が付いた韓国のアウトドアメーカーMINIMAL WORKS。過去のブログ■でもランタンやガストーチ等をご紹介させて頂きましたが、今回はテーブルです。ファミリーキャンプで大活躍する様な大きな物ではなく、ソロやデュオのスタイルでまったりと楽しむ時に丁度良いサイズ(W600 x D400 x H360mm)。
専用の袋に収納すれば一人で楽々持ち運べるサイズで重量も約2kgと大人なら片手で持ちあげられます。
構造もシンプルで必要なパーツはロールされている天板、連結されているフレーム、ネットの3点のみ。紛失してしまいそうな小さなパーツや特別な工具は必要ありません。
フレームはテント同様にショックコードで全て繋がっているので、直感的に組み立てる事が出来ます。上下左右も非常に分かりやすいので、フィールドでわざわざ説明書を広げる事もありません。
後は、天板と小物を置いておけるネットを設置するのみ。ネットはフック式になっているのでパチっと止めるだけ。ここまでの流れで非常に重要なのが「簡単」であること。私の道具選びの基準の一つ。使用するまでの段階(組み立て等)が極力シンプルである事。なぜなら、出来るだけ準備を早く済ませてノンビリしたいから。
勿論、準備までの行程を楽しむ方も見えるとは思いますが、私の場合は準備はなるべく迅速に。使う物も極力シンプルに。そうすると持ち運ぶ物の量も減るので楽なんです。あと、忘れていけないのが使用シーンが2つ以上ある事。例えばMOCHA ROLL TABLE BAMBOO ■であれば、フィールドだけでなく家に友達が遊びに来た時のサブテーブル変わりに使用したり、ベッド脇のサイドテーブルとしても丁度良いサイズ感。
外遊びの道具だからと言って、外でしか使っていけない訳では無いので、自分なりの使用シチュエーションを想像して選択するのが面白いんです。
HangOut|Fire Side Table ■
こちらもシンプルな構造で簡単組み立てが可能なローテーブル。発売から数年経っていますが、未だに根強い人気があるのは気軽に使えて便利だからこそ。
天板と二組の脚パーツ、持ち運ぶ際に固定するベルトの超シンプル3点セット。もちろん、シンプルなのはパーツだけでなく組み立て工程も同様です。
まず、脚を組み合わせます。
そして、天板をはめ込みます。以上です。たったこれだけです。
この作業だけで快適空間が作れます。まさに、私の様な面倒くさがりの為に存在するようなテーブル。
MOCHA ROLL TABLE BAMBOO ■の様にクルクル丸めたりは出来ませんが、ベルトで固定すれば充分薄くなるので車への積み込みも楽々です。
脚部には大きな薪ならそのまま置く事が出来ますし、隙間から落ちてしまいそうなサイズの薪や小物を置きたい時に別売りのログキャリーの出番です。
カーキとネイビーの2色入荷しているこちらのログキャリー。単体で使用できるのは勿論のこと、テーブルへドッキングさせる事でより利便性がアップします。
この様に薪だけでなく、お家で雑誌やテレビのリモコンを置いたりする事も出来るのです。私の選択ポイントである使用シーンの広さ。こういった後付アイテムで幅が広げられるのも非常に重要なのです。
そして、コッソリと天板が金属のタイプも登場しています。木製のタイプより熱に強いので焚き火サイドでの使いやすさが向上しています。
また、少し熱い物を直接置けたり、サイド部分に小物をかけられたりと痒い所に手が届く機能が盛り込まれました。木の温もりも良いのだけど、便利機能も捨てがたい。また迷うポイントになってしまいそうですが、大切なのがご自身のスタイルを良く知ったうえで選択する事です。
情報発信をさせて頂いている私がこの様な事を言うのも本末転倒かもしれませんが、情報が簡単に手に入る時代だからこそ、大切なのは自分を知る事です。私にとってベストなギアが万人にベストな物にはなりえません。だからこそ、得た情報を元に御自身にベストな選択は何かを考えてみて下さい。熟考した上で選んだギアは必然的に愛着が湧いて永い相棒になってくれます。
最後に、店長の遊びのスタイルに触れて、最近私が大切にしなければいけないな…と感じているのが登山やトレラン、スキーやスノーボード等の外遊びを楽しんだ後や休憩中の時間。
皆でワイワイお話をして、ゆっくりと時間が流れる。普段、バタバタと仕事している時とは違い、心にもゆとりが出来てリラックス出来る。歳を重ねる毎にこの時間の重要さを実感しています。その為には、同じテンションで遊んでくれて、同じテンションで笑ってくれる。そういった方達との繋がりも、とっても大切。こういったシーンでもローテブルが一つあると、皆で囲んで輪になれるんです。焚き火を囲んでいる様に、何かを軸にして輪になると自然と話しが弾みます。既にテーブルをお持ちの方は、Doな時間だけでなくノンビリ過ごす時にも活用してみては如何でしょうか。
本日のブログは松下がお届け致しました。