ここ最近、非常に人気のメーカーであるZEROGRAM■やHELINOX■。この2ブランドの共通点はどちらも韓国メーカーであり、どちらも信頼がおけるブランドであること。今回ご紹介させて頂くアイテムは、そんな2ブランドと同じく韓国生まれのアウトドアメーカーMinimal Worksの道具達です。
Edison Lantern ■
エジソンが実用的な白熱電球を開発したのが1879年。当時は竹をフィラメントにして開発を行っており、実は日本の京都の竹でも実験が行われていました。意外な部分で日本と関わりがあった発明王。そして、その名を冠したランタン。興味がそそられます。
パッと場を明るくしてくれるタイプではなく、クラシックな形状でボンヤリと暖かく照らしてくれる。焚き火の炎を邪魔する事無く、テーブルの上や手元を包み込む。名脇役の様なランタン。これから少しずつ気温が上がってきたら、夜にお庭でノンビリする時に灯しておいても良いと思います。
専用の木箱が付属しているので、持ち運ぶ際の破損も防げます。ノスタルジックな灯りの中、お酒を酌み交わす夜のお供にどうぞ。
MIGHTY LANTERN ■
先にご紹介させて頂きました、エジソンランタンとは真逆。周囲を明るく照らしてくれるタイプのガスランタンです。小さなボディーながら、ガスランタン特有の灯火は食事の際や作業の時には非常に重宝します。
シューっという音と共に明るく光るマントル。持ち運びや利便性ではLEDが勝る部分もありますが、このマントルから放たれる暖色の光が個人的には凄く好き。スイッチ一つで操作するのではなく、最初はマントルを焼いて、破れてしまったら新しく交換して焼き直し。その度にガラスのグローブを付け外しして…。電気タイプと比べても手間がかかる。でも外遊び道具の不思議なところで、その分愛着が湧くんですよね。
こちらも専用ケースが付属しており、マントルも2個付いています。勿論別売りでも(コチラ■)ございますし、山へ持って運ぶ方はガラスのグローブをステンレスタイプ(コチラ■)に交換するのもおススメです。ボディーが小さいので、山でキャンプされる方やツーリングキャンプを楽しまれる方に是非。
FIRE HAMMER ■
BBQや焚き火の時。着火をスムーズにおこなえるガ高火力なトーチです。「ファイヤーハンマー」というまるで必殺技の様な名前ですが、12,000kcalのハイパワーっぷりは名前負けせず、職人により仕上げられたタイヤモンドグリップはグローブを付けたままでも握りやすさはバッチリです。
延長ポールを使用することでショートトーチとロングトーチの2段階に長さが調節できます。手元で何かを炙る時や、焚き火の井桁の中心に着火する時等、状況に応じて使い分けが出来るトコロが非常に便利。
しかも、延長ポールはエジソンランタンと連結させる事が出来ます。少し高さを出すだけでも灯りの雰囲気が変わるので意外と重宝しますよ。
そして、なにより嬉しいのがコチラのアダプター。これを用いる事により、OD缶だけでなくCB缶でも使用が出来るのです。暖かい季節であればCB缶で十分ですし、何より入手の容易さと燃料コストの優位性が高いので頻繁に外遊びを楽しまれる方程嬉しい機能ではないでしょうか。
専用スタッフサックも付いているので、お家での収納時も1セットに纏めておけばキャンプ場で「あれ?パーツが足りない!?」なんて事も防げます。類似のトーチは沢山ありますが、「よくあるやつ」では満足出来ない拘り派の方に使い込んで頂きたいアイテムです。
寒い日が続いていたとおもったら、少しずつですが気温が上がってきました。もう少し雪の上で遊びたいところですが、春のキャンプも楽しみで自分の中で外遊びジャンルが鬩ぎ合っております。moderateにも春物が続々入荷していますので鈴鹿山脈帰りに是非、遊びにいらして下さい。
本日のブログは松下がお届け致しました。