鳥の鳴き声の中で、多くの方が「うぐいす」と分かるあの独特な鳴き声。この春、庭先からその鳴き声を聞く機会が増えました。実は、今までも鳴いていたのかもしれませんが、猫と生活するようになり、生活リズムと習慣が変わり、今まで普通にあった物が感じられるようになったのかもしれません。
庭先で鳴くうぐいす。桜の季節まであと少しといった感じですね。
本日のBLOGでは、そんな春先から穿きたくなるpatagoniaのコットンベースのロングパンツ「Venga Rock Pants (ベンガ・ロック・パンツ)」をご紹介させて頂きます。
(このPロゴは、クリーンクライミング・コレクションの証し)
ROCK PANTと名がつくパンツたち
patagoniaは、ロッククライミングのシーンで活躍するパンツとして、製品名にROCK PANTと名がつくパンツを数種類発売。moderateでは、メンズアイテムとして今回ご紹介するVenga Rock Pants(■)と、RPS Rock Pants(■)をセレクトさせて頂いております。
僕の記憶では、この2種のパンツは発売されてからおそらく10年ぐらい経つアイテム。発売当時から、爆発的な人気があるわけではないものの、夫々のパンツに根強いファンがいて毎年気がつけば完売しており、玄人受けするパンツといった印象があります。
簡単に商品の違いを説明すると以下の通りになります。
《Venga Rock Pants》
コットンベースの非常にストレッチ性の高いクライミングパンツ
《RPS Rock Pants》
化繊ベースで少し太めシルエットのストレッチ性のあるクライミングパンツ
「気持ち良いがあります。」patagonia Venga Rock Pants (■)
平織りの6.6オンスの「リジェネラティブ・オーガニック・サーティファイド・コットン」(93%)をベースに、高いストレッチ性を出すためにポリウレタン(7%)を使用した混紡生地でつくられたVenga Rock Pants。
コットンならではの肌触りが非常に気持ち良く、そこにストレッチが相まって、肌触りと穿き心地が非常に「気持ち良い」パンツに仕上がっています。
ウエスト部分は、ベルトループを配しながらも部分的に伸縮性をもたせたウエストバンドを使用する事で、腰の屈曲に合わせて伸縮する仕様。これにより、運動時や着座時にウエストを過度圧迫する事無く、ストレスが少ないのも大きな特徴のヒトツではないでしょうか。因みに、このウエストバンド、パンツを穿く瞬間にもその伸縮性を感じることが出来、開口部が広くなる印象により「穿きやすい!」と感じる方も多いと思います。
「次の農業へ投資するお買い物」
Venga Rock Pantsで使用されている「リジェネラティブ・オーガニック・サーティファイド・コットン」別名「ROCコットン」とは、一般的なオーガニックコットンよりも、更にもう一つ次のステージにあるオーガニックコットンとなります。
オーガニックコットンと言えば、なんとなく人にも環境にも良い印象を受ける方も多と思います。勿論、化学肥料や農薬や水を沢山使って作るコットンに比べれば、環境に与えるダメージは全く違いますが、それでも、従来の工業化された農業・農法で作られているのであれば、気候変動の問題に対しては良いとは言えません。
ROCコットンは、工業化された農業ではなく、自然農法に近いカタチと動物も共生出来るような環境で生産されており、更に、農家の生活を向上させることを目指すという取り組みの中で生まれた、最高のオーガニック基準を満たすために尽力する農場から供給されたものになります。実践として、土壌は常に健康な状態を保たれ、その中で温室効果ガスの排出量を削減し、従来の農業より多くの炭素を取り込むのに役立つ可能性があるされています。
(179cm / 65kg / size:32インチ)
そのROCコットンを作る農業の方法は、ある意味昔ながらの農業であるものの、それは退化したのではなく、工業化された農業の進化形であり、そこで作られたモノを買うことは、その取組へのサポートなのだと思っています。
必要と感じ新たに買ったパンツが「Venga Rock Pants」だった場合、その1つの買い物が、次の農業へ投資するお買い物になるという事を、ちょっと知って頂くだけで、更に製品に愛着が湧くのではないでしょうか。
リジェネラティブ・オーガニックについては、patagoniaオフィシャルサイトで分かりやすく解説されておりますので、そちらも合わせてご確認下さい!
『なぜ、リジェネラティブ・オーガニックなのか?(■)』
是非、ロングパンツをご検討されている方は、これからのクラミングシーンや、また日常でも十分に穿いて楽しんで頂ける「Venga Rock Pants」をご検討してみては如何でしょうか。
投稿者:飯田