トレッキングポールやスキーポールのイメージが強いメーカー「SINANO」。そんなSINANOからアウトドアラインとして「SINANO WORKS」が展開されているのをご存知でしょうか。本日のブログでは、ポールを100年にわたり作り続け、培ってきた技術を生かしたSINANO WORKSのアイテムをご紹介させて頂きます。
SINANO WORKS SNIPE HANGER ■
キャンプの時にあると便利なハンガーラック。ちょっとした道具を吊り下げておけば、使いたい時にサッと手に取れる優れもの。写真の高さは730mmでロースタイルにしっくりきます。
こちらは高さ930mm。ちょっと長さのあるフライパンや火吹き棒、手斧や鉈を吊り下げておくのに便利な高さ。
こちらは、ハイスタイルで使いやすい1300mm。椅子から立ち上がって屈むことなく吊り下げたギアを手に取る事が出来ます。それぞれのスタイルに合わせて、お好みのサイズをお選び下さい….となってしまうのが普通ですが、シナノワークスのスナイプハンガーは違います。一台でこの3段階全ての高さをお選び頂けるのです。
ハンガーの脚に付いているロックボタンを押して、長さ調整するだけの簡単操作。3段階の中から今欲しいベストの高さをお選び頂けます。
さらに、変えられるのは高さだけではありません。なんと横幅まで可変可能なのです。680~990mmの間でその時々に応じた長さに変える事が出来ます。
伸縮部分には伸ばし過ぎないように「STOP」のマークが印字されているので、無理に伸ばし過ぎてハンガーが崩れてしまう心配もありません。
耐加重は10kgとなっているので、ギア類だけでなく衣服を吊るしておく事も出来ます。これからの季節、お家に友人が遊びに来た際、コートや上着をかけておくのにも使えます。
テントサイトに設営してペグダウンすれば、シュラフを干しておくことも可能。朝一から干しておけばテント撤収中に十分乾かす事が出来るので、帰ってからの一手間を減らす事が出来ます。
収納サイズも非常にコンパクト。3ピースのフィッシングロッド程度のサイズで、重量も約940gと見た目の割に軽く感じます。
袋の中身も至ってシンプル。中に入っているのはメインパイプ1本と脚パイプ4本のみ。細かいパーツや特別な工具は付属していないので、現場で必要品を紛失してしまう事もありません。
どれがメインパイプで、どれが脚パイプかは先端を見れば直感的に分かります。そして組み立て方も説明書を読む事無く「何となく」で出来てしまいました。
ロックボタンを指で押さえながら差し込むだけ。これだけの超簡単操作。一度く見たれば二度目以降は1分以内に組み立てる事が出来ますよ。
組み立て簡単、高さ・長さも調節可能という便利なスナイプハンガーですが。さらに便利にしてくれるアイテムも併せてご紹介させて頂きます。
AS2OV
Fire Proof Hanger Rack Pocket ■
難燃繊維素材を使用したハンガーラックサイドポケット。本体素材には、タテ糸にコットン、ヨコ糸にモダクリル繊維のカネカロンを入れ織り込んだ 10 OZ アーミーダックを使用。アクリル系合成繊維カネカロンは自己消火性を有した難燃繊維素材なので、燃えにくい特性を生かして難燃作業服用・自動車・産業資材用・ホームテキスタイル用素材などにも使われています。
ハンガーラックのサイドに取り付ければこの通り。吊り下げる事が出来ない小さな小物類を収納するスペースが確保されます。もちろん、ハンガーラックだけでなくテントのやタープの中に吊り下げて使用する事も出来るので調味料を入れておくラック替わりに使ったり、用途に合わせてお使い頂けます。
不便を楽しむのがキャンプの本質的な部分ではありますが、楽しめない不便があるならギアで解決するのも大切です。せっかく外遊びをしているのにストレスを感じてしまうのは本末転倒。今抱えている問題を解決するにはどうしたら良いか。その為にはどの様な道具が必要か。考えに考えぬいた先に必要だと感じた道具なら、きっと愛着も湧きます。ただ、手に取ると不思議と欲しくなってしまうのがアウトドアギアなんですけどね。笑
本日のブログは松下がお届けい