お盆ぐらいからの長雨が続きスッキリしない天候が続いていましたが、ここ数日ようやく晴れ間がみえるようになりましたね。とは言え、雨の影響もあってか肌に絡みつくような高い湿度。晴れてくれるだけでも本当はありがたいはずなのに、晴れたら晴れたで良いコンディションを望むというワガママっぷり。
久々の高い気温にこの湿度が加わると、まだ、残暑が残っている事を思い出す。
いつもなら、その残暑にうだる気持ちと早く涼しくなって欲しいと望むが、今年は、例年になく海や川で遊ぶことが多く、残暑がそれほど苦ではない。
うん。やっぱりワガママだ・・・・。 いや違う、「状況に応じて遊んでいるんだ!」と、自己解釈しておこう。
この記事の概略として
プラス・ワンのアイテムとして大活躍するOMM Breeze Hood
昨年、OMMから新製品として発売され瞬く間に人気商品となったBreeze Hood。(オンライショップ→■)
簡単に言えば、「超極薄のソフトシェルのトップス。」
一般的にソフトシェル言えば、フロントにジッパーを配しジャケットタイプにするのが王道だが、そこはOMM。その王道とも言えるジッパーを無くし、脱ぎ着がしやすいジャケットタイプではなく、軽量・携行性に振り切ったプルオーバータイプに。よって、Mサイズで約130グラム(実測計)のソフトシェル トップスとしてを作り上げた。
これが、結果的にウィンドシェルでもハードシェルでもないアイテムへと仕上がり、一度使うとその使い勝手の良さに、ついつい山行にプラス ワンしたくなる絶妙なモノとなった。
極薄のソフトシェルの特性を活かして
OMM独自のポリエステル100%で作られた4wayストレッチの素材。ソフトシェルと言われるアイテムは、ストレッチする事が当たり前とされています。そして、その多くが、ストレッチをさせる為にポリウレタンを使ったり、スパンデックス等のストレッチする為の糸を使用しています。
(リフレクターロゴ)
ストレッチする糸は、伸びは良いものの、濡れた際にナイロンやポリエステルに比べると乾きが遅いという点や、めちゃくちゃ使い込むと最終的に伸びるというデメリットもあります。
先にも述べたように、Breeze Hoodはポリエステル100%で作られているので、ポリウレタンやスパンデックスで言われるているようなデメリット面が非常に少ないアイテムとなります。
組み合わせ次第で幅広いシーズンに対応
「超極薄のソフトシェル」と言われても、やっぱりソフトシェルなので、人によっては使用するシーンや季節をイメージしにくい方もみえると思います。
でも実はメチャクチャ簡単で、「ほぼウィンドシェル」として考えて頂いて問題ありません。
「じゃ~、ウィンドシェルで良くない?」っと、思われる方もいらっしゃると思いますが、個人的に以下の点でウィンドシェルより優れていると思い、もし、ウィンドシェルに対してその部分でストレスを感じている方であれば、試して頂く価値は十分にあると思います。
(背中側のほうが長いドロップテール)
《ウィンドシェルより優れている点》
・高いストレッチ性
・薮や岩などの擦れにとにかく強い。(耐摩耗性)
・直接肌に触れても気持ち良い質感
上に書いた3つのポイントは、どれもウィンドシェルより優れていると思いますが、特に”直接肌に触れても気持ち良い質感”に関して言えば、ウィンドシェルの多くがナイロン素材で作られている事に対して、Breeze Hoodは、ポリエステルで作られているという点が非常に大きなポイントとなります。この素材の違いから、半袖の上から着ても肌面に張り付く感じが非常に少なく、人によっては、直接着るという方もいる程ですから。よって、肌面が触れる事の多い今時期は、「気持ちいいウィンドシェル系アイテム」として、非常に活躍してくれるます。
また、秋が深まってこれば、今度はフリース等の上に着用して下さい。
特に、OMMからの発売されているPRIMALOFT NEXTを使ったCOREシリーズのような、アクティブインサレーションの中身(単体モノ)との相性は特に良い。適度に風を止めながらも、その高い通気性を活かして衣服内の蒸れを適度に放出してくれます。また、ここでも生きてくるのが高いストレッチ性。レイヤリングをして着重ねたとしても、腕周りの動きを妨げる事が非常に少なく、快適に行動して頂けます。
(首元のまでしっかり重なりを作ったフード)
(これにより、首もの開きを抑えてくれるのと、フードを被った時の着用感がアップします)
まとめとして
(179cm / 65kg / size:M)
ウィンドシェルは既にお持ちの方で「高いストレッチ性」「耐摩耗性」、そして、肌に直接着ても「気持ち良い程の質感」等が、更に羽織物に求める方であれば、間違いなく使いやすいアイテムになりますので、是非、これからの山行にプラス・ワンして頂ければと思います。
投稿者:飯田