先日、車のBGMを「90年代邦楽ミックス」にして走らせながら、自分が学生だった頃を思い出しながらふっと外を見ると、真っ黒に日焼けした部活帰りの高校生が一生懸命自転車を漕いでいて、それを見た瞬間に、毎日が退屈という充実感で満たされていた日々を思い出しましたね。
友達とくだらない話で盛り上がれたり、好きな女の子に電話するかでひたすら部屋のベットの上で悩んだり。
あの時は時間って幾らでもあるものだと思っていましたが、今じゃその時間に追われること多くなってきてね・・・。
勿論、今が辛いとかではなく、むしろ好きな事を楽しんで時間に追われているから、あの頃とは違った充実感に満ちあふれているんだけど、あの時の感覚は、今となって本当に宝物的な感じで。
「90年代邦楽ミックスト」と「日焼けした学生」
残りの夏は、この2つが僕にとって良い安らぎになりそう。
この記事の概略として
ALTRA 2021年秋冬シーズン新作ロードシューズ TORIN 5編
まだまだ、ロードを走るには辛く、まるで「部活のかよ!」って思える季節が続きますが、それでも店頭には2021年秋冬シーズン新作が並び始めています。今日は、その中からマルチに使えるロードシューズをご紹介させて頂きます。
ALTRA / TORIN 5
ラグジュアリーな履き心地で人気を博した前モデルのTORIN 4.5 PLUSH(→■)。ミッドソールに使用されていたQuanticが、あの独特のフカフカ感と反発力を実現。タイムを狙う為の攻めたシューズというよりかは、日頃のランニングに使ったりリカバリー的に使ったり、あとは、あの履き心地の良さから普段履きにしたりと、本当に多用途に使える1足でした。
2021年秋冬モデルから、そのTORINが「5」にアップデート。4.5 PLUSH時代の良い所を受け継ぎながらも、より走りを楽しめる1足に仕上がっています。
ミッドソールが新素材EGO MAXに!
EGO(イゴ)と聞いて「ピン!」と来た方はかなりのALTRAマニア。EGOと言えば、ALTRAの中ではスピード系のシューズに位置する、ESCALANTE RACER等に使われているミッドソール。Quanticに比べると硬めのクッション性をもちながらも、しっかりとした反発性を持つのが特徴のヒトツ。そのEGOのMAXバージョン(EGO MAX)がTORIN 5に搭載されています。
TORIN 4.5 PLUSHは良いシューズだったけど、しっかり走りたい時には少し物足りなさを感じていた方なんかには、このEGO MAXが本当に丁度良い硬さと感じて頂けると思います。
レースアップが変更しホールド感アップ
前作のTORIN 4.5 PLUSHは、スタンダードなレースアップパターンを採用していたが、新作のTORIN 5は、足の甲から足首にかけてしっかりとホールド出来るホールパターンが採用されています。
特に、上から3番目に位置するホールは、他のホール位置よりも外側に配置されており、より包み込まれるようなホールド感を得ることが出来ます。また、TORIN 4.5 PLUSHには採用されていなかった、ホール最終部分穴2つ式が採用されており、他のシューズ同様に足首を効率よくホールドする事が出来ます。
前モデル同様に気持ち良いトゥーオフが楽しめます。
TORINに限らずですが、ここ最近のALTRAの傾向としてつま先側の反り上がりが強めのシューズが多くなってきています。歩きでも走りでも、最後まで丁寧につま先まで乗ってあげると、指の付け根あたりから「コロン」とシューズが転がるポイントがあります。この転がりを上手く利用して気持ち良いトゥーオフを楽しんむ感覚で走ったり歩いたりすると、よりシューズの良さを感じて頂けると思います。
カラー展開
ALTRA TORIN 5 カラー:Gray/Lime(→■)
ALTRA TORIN 5 カラー:BLACK(→■)
ALTRA TORIN 5 (W’s) カラー:Dusty Pink(→■)
ALTRA TORIN 5 (W’s) カラー:BLACK(→■)
まだ、個人的に実践で履けていないので色濃いレビューは出来ませんが、ただ、TORIN 4.5 PLUSHを履き込んでいた身分からすると、
あのフカフカの反発もよかったけど、店頭で足入れをしただけでも感じられるEGO MAXの程よい硬さと反発感から想像出来る走りの感触。なんとなく、こんなマルチタイプのロードシューズが自分にはあっているじゃないかな感じています。
日頃のランニングから、ウルトラマラソンのような長時間走る方にもお使い頂ける1足ですので、冬のマラソンシーズンに向けて、是非、ご検討してみては如何でしょうか。
投稿者:飯田