ここ三重県四日市でも梅雨らしいムシムシとした日が続いており、湿度が高いと体感温度も上がって汗ばむ事が多くなってきます。そんな時、快適に過ごせるのがコットンの衣服。登山シーンではタブーとされいるコットンですが、元々優れた吸湿性を持っており化学繊維よりも水分を多く含む事が出来るので、汗ばんだ際には衣服内の蒸れをしっかりと吸ってくれるのです。本日は、そんなコットンで作られているパタゴニアのショーツをご紹介させていただきます。
Men’s Organic Cotton Corduroy Utility Shorts 6in ■
夏でもスッキリと穿けるコーデュロイショーツ。個人的に今年欲しいショーツの一つで、6inの丈が絶妙に良いんです。バギーズショーツの5inは短いし、7inはちょっと長い気がする…そんな不満をバッチリ解消してくれる丈感で、化学繊維では出せないナチュラルな風合いがタウンユースにピッタリハマります。
「コーデュロイ」に対して冬のイメージをお持ちの方も多くみえるとは思います。実を言うと私もその一人。しかし、コーデュロイにも種類があり、細畝と呼ばれる凸凹が細かいパターンのモノは通気性が高いので春夏シーズンでも使いやすいのが特徴。1970年代には暑いカリフォルニアでサーファー達に愛されていた生地でもあり、日本でも明治時代から生産されている馴染み深いモノでもあるのです。
【モデル身長:約163cn 体重:約55kg Size:XS Color:PLCN】
【モデル身長:約163cn 体重:約55kg Size:XS Color:PRTA】
穿いてみると、平置きにしていた時よりも細く感じてスッキリとしたシルエットに。オーガニックコットンで織られた生地は、肌触りも非常に良く快適そのもの。色目も夏らしく明るいものになっているので、見た目から「暑さ」を感じる事もありません。少し大人っぽく見える雰囲気が個人的にツボで、特にColor:PLCNで組み合わせたpataloha■とのセットが非常に好み。
patagonia Men’s Stand Up Shorts 7in ■
コットンキャンバス生地を使用したヘビーデューティーなショーツ。頑丈な生地は製造段階で洗濯済みの為、縮みにくいのも特徴。先にご紹介させて頂いたコーデュロイショーツよりもアウトドア色が強く、男らしさを感じるデザイン。
フロントポケットと、お尻回りにも大きなポケットを配しており、特にお尻回りは生地が二重になる事で耐摩耗性を向上させています。
頑丈さに加え、実用性も。ヒップポケット内部には携帯用ポケットも配されており、紛失を防ぐためにベルクロで閉じる事も可能。
さらにヒップポケット自体は、非常に大容量で500ml程度のペットボトルも簡単に入ります。こちらのポケットもベルクロで閉じる事が出来るので長財布等を入れておくのにも便利。ちょっとしたお出かけの際に、カバンやサコッシュ等を持たずに済ませられるぐらいの収納力を備えています。
【モデル身長:約163cn 体重:約55kg Size:28 Color:PLCN】
【モデル身長:約163cn 体重:約55kg Size:28 Color:MJVK】
ワイド広がる裾がクラシックな形に感じるのですが、太さがある分、しゃがんだ際にツッパリ感が少ないので夏場のキャンプシーンにも活躍してくれます。そして生地のゴツさからは、かなりタフに使っても耐えてくれる安心感を感じると共に、素材の経年変化が楽しめる「育てる服」である事が伺い知れます。流行り廃りに影響されないタイプなので、気に入ったモノを永く愛用したい方におススメです。
私自身、普段から山用の服を着る事が多くコットンの服を着る機会が減ってしまっているトコロ。でも見直してみるとコットンの機能性が今時期に生きる事が分かりました。patagoniaと言えばバギーズショーツのイメージが強いのですが、隠れた名品達も沢山あります!気になる方は、是非店頭にてご試着してみて下さい。
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