THE NORTH FACEのTRシリーズが新しくなりました!

ノースフェイスが数年前から展開しているベスト型トレランパックTRシリーズ。発売当初は取り外し出来るポケットがオプションで販売されており、ジッパーポケットやベルクロポケット等、いろいろと種類がありました。好みの物が後付け出来るので当時話題になったのですが、そこから数年経った今もモデルチェンジを繰り返してブラッシュアップされています。

 

THE NORTH FACE  TR6 TR10

スポンサートしているアスリートからの様々な要望や意見を取り込んで作り上げられているTRシリーズ。パッと見では前モデルと殆ど同じに見えるのですが、背負い心地や使い勝手を向上させる為のギミックが盛り込まれています。

 

 

まずは、フロントポケット。ポケットの数や大まかなサイズ感等は変わっていないものの、よく見ると違いが隠れています。その一つが、TRシリーズの特徴と言える3本締めのチェストストラップ。

 

 

殆どのメーカーが2本締めなのですが、安定感重視のTRシリーズは3本タイプ。そして、今回のモデルから一番上のストラップが3段階の高さ調整が出来るようになり、取り外す事も可能になりました。この調整は、女性アスリートからの要望が生かされたもの。単純に3本締めですと安定感は増すのですが女性の場合、身体のシルエットが強調されてしまう事も。そういった女性ならではの悩みを解決する為に施されたアップデートなのです。

 

 

さらに細かく見ていきます。写真の左側が前モデルで右側が今季モデル。まずは①のショルダー部分にご注目。

 

 


【写真左:前モデル 写真右:今季モデル】

前モデルのTRシリーズは「しっかり背負える」タイプの作りでショルダー部分も含めパック全体がガッチリした作りでした。今季のモデルは、しっかりとした背負い心地は確保しつつも軽量素材へと切り替えられています。また、背面のメッシュに銀イオンによる抗菌防臭性をもつポリジン加工が施されたので、長時間での使用でも嫌な臭いがしにくくなりました。

 

 

そして②のボトルポケットですが、ボトルの飛び出し防止用ストラップが前モデルはパック本体に縫い付けられていたのですが、今回はスピンドル仕様になっています。また、ポケットの高さも見直されており少し高い位置に変更になりました。この変更により小柄な方でも顔を少し斜め下に傾けるだけでボトルへ口が届くようになっています。吸水の度にポケットから取り出す必要が無いので、マメな水分補給が可能です。

 

 


【写真左:前モデル 写真右:今季モデル】

③の下部ポケットに関しては、前モデルよりもさらに立体型となっているので小物類の出し入れがしやすくなっており、生地がストレッチするので見た目以上にモノが入ります。口の部分に加工が施され、中の物が飛び出しにくい仕様にもなっています。

 

 

ブラッシュアップされているのはフロント側だけではありません。パックの後ろ側も細かな変更が施されています。

 

 


【写真左:前モデル 写真右:今季モデル】

①の外側ストレッチポケットに関しては、出し入れする口の部分が変わりました。従来はポケットの素材と異なる生地を縫い付けて強度を出していたのですが、圧着で仕上げる事で見た目が非常にスマートに。生地の凹凸も殆ど無いので物を出し入れする際にも引っ掛かりが無く、スムーズに使用する事が出来ます。

 

 


【写真左:前モデル 写真右:今季モデル】

さらに②の部分、メインコンパートメントへアクセスする為のベルクロも形が変わりました。前モデルが横に広い形になっているのですが今季モデルは縦に長い形。荷物が多い際、このベルクロが少し長いだけで「あと少しの荷物」が詰め込めるんです。さらに蓋側に付いているオスのベルクロも面積を増やす事で固定力アップを図っています。言われなければ分からない変更点ですが、こういった細かい単位での変更が使いやすさを生み出しています。

 

 


【写真左:前モデル 写真右:今季モデル】

さらに細かい部分の仕様変更が続きます。③のジッパープルとジッパー本体も小さく軽量化が図られました。いやいや、この程度の作りは変えても数グラム単位しか変わらないでしょ…と思われるかもしれませんが、1gが積み重なって10gになるのです。実際、TR10はSサイズで前モデルよりも20g、MサイズとLサイズで15gも軽くなっています。パック一つで考えると小さな重量差ですが、全装備で考えると十数グラムの軽量化が重なれば数百グラムの軽量化につながるのです。

 

 


【写真左:前モデル 写真右:今季モデル】

④のショルダー横は、端部分の当たりがより柔らかくなりました。走っている際の腕振りで身体と直接擦れる事が多い場所なので肌当たりが良いに越した事はありません。タンクトップを着れば肌に直接触れる場所でもあるので意外と重要なポイント。

 

 

最後に⑤の部分。新たにパック底部スリングが5個取り付けられました。ショックコード等を取り付ければ荷物を括り付ける事が出来ますし、トレランポールを固定しておくのに便利。濡れたレインウェア等を取り付けておくのにも使えそうです。TRシリーズは、トップアスリートの意見が反映されながらも癖が無く、エントリーの方にも胸を張っておススメ出来るパックです。気になる方は、是非店頭で背負ってみて下さい。

本日のブログは松下がお届けしました。

 

 

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