春を走ろう!patagonia Endless Run Shorts

先日、晩ご飯を食べ晩酌をした後、ついついファンヒーターの気持ち良さ負けて、その前で寝落ちをしてしまった。炬燵やヒーターの前では寝る事はダメと分かっていながらも、あの背徳感の中寝ていくのは正直言って格別だ。

ただ、今回その代償として、右足スネの一部を低温火傷してしまった。まぁ、ホント大事にならず、これぐらいで済んだのだから良かったと思うしかないが、その火傷した場所が丁度スノーボードブーツを履いた時に干渉する場所。今日も、ゲレンデでクルージングを楽しんでいたけれでも、やっぱりその小さな痛みが気になって仕方がない。

と、言うことで、皆様も暖房器具の近く寝落ちしそうな時は、本当にお気をつけ下さい。

 


春を走ろう
patagonia Endless Run Shorts(→

昨年から、patagoiaよりリリースされているHEK(ハイ・エンデュランス・キット)。ウェアーやBAG等、HEKとして考える個性的なアイテム多いのですが、その中で、一番人気だったと言っても過言ではないアイテムが、本日ご紹介させて頂く、 Endless Run Shorts (→)。

ざっくり、商品を言い表すのであれば、ランニングのショート丈タイツに、股間部分のモッコリ間を隠す為にフロント部分のみに生地が張り合わせられた個性的なデザインのランニング・タイツ。

正直、展示会で初めて見た時は、その個性的なデザインのインパクトが強すぎて、「RUN=ショーツ」の僕の頭では処理しきれなかった事が事実。それでも、ロードランナーの間ではタイツスタイルが流行り始めている事は知っていたが、その流行りの波に乗れるのは、機能性を第一に考える選手やアスリートと言われる人達までかなとも思っていた。

そう!分かりますよ!タイツの足上げの良さと快適性は十分に。それでも、市民ランナーと言われる人は、タイツスタイルの機能性よりも、見た目的な方が色々と良いんです。

これが、僕の出した答え。

だから、昨年の初登場の際は実はあまりmoderateとして在庫を持っていなかった。ただ、実際に穿いて走ってみて分かったんです。

「これ良いわ!」と、そして、皆にこの良さを伝えないと。

しかし、時既に遅し。あっという間に完売で、残ったモノと言えば、バイヤーとしての目利きの低さを突きつけられた現実だけ。

 


タイツの良さを損なわず見た目と機能をカバー

上の写真をご覧頂ければお分かりになると思いますが、ほぼタイツです。

そして、フロント部分のみ通気性の高い生地が配されています。よって、足上げはタイツの伸縮性が十分に発揮され、ショートパンツと違った快適性が得られる。また、タイツ一枚で走るよりも、フロントの部分には通気性の高い生地があるだけで、冷涼な時期に走った時に股間周りが変に寒さを感じる、または冷やしてしまうという事も軽減されます。

ちなみに、このタイツの部分は、着圧機能とかがあるわけではないものの、ピッタリとしたフィット感は、なんとなく筋肉の振れを軽減させてくれているのではと感じた。

とは言え、やはり肌に密着したタイツの為、流石に暑い日にショートパンツとどっちが涼しいかと問われれば、おそらく僕はショートパンツと答えると思うし、実際に僕は真夏にはあまり穿いていなかった。

また、このタイツというのは、行動中は非常に良いモノなのだが、休憩時や準備体操等で“座る”動作をした時の擦れに対して気になる部分でもある。

しかし、そのタイツの面積が多いからこそ、ランニングショーツには無い機能が生まれたのも事実。


最大の魅力はサイドに大きなポケット

実は、両太もものサイド部分には、メチャクチャ深さのあるポケットがあります。また、そのポケットはタイツの伸縮性が活かされる事で、ポケットの中のものが飛び出しにくく揺れにくいという点もあります。

実際にその大きさとして、500mlのソフトフラスクが丁度収まります。

僕は昨年の5月頃、500mlで水分量で走れる距離や時間の時は、ショーツのポケットにソフトフラスクを差して使用していた。

お尻や太ももの筋肉の付き方等で、多少使用感に差は出ると思うが、ソフトフラスクを入れた時のフィット感は非常に良いと感じている。

もう少し僕の感覚的なフィードバックを書くと、500mlのソフトフラスクをサイドポケットに入れて走り出すと、毎回、走り出しは少しパンツの揺れが気になる。ただし、それでも走り続けていくうちに、フラスクが移動していくのか、急にバッチとフィットし、そこから気になる事なく走れるのです。

ここに関しては、走るスピードが変われば揺れ方も変わるし、僕が許容出来る揺れレベルというのも人と違うので、あくまでも参考程度と思って欲しい。

ちなみに、両サイドに夫々500mlを入れて合計1L(1kg)の重さがパンツに加わると、流石にパンツが下に落ちてくるので、個人的には全くお勧めしない。あくまでも500mlがヒトツの目安であり、1L必要であれば、ランザックを背負った方が良い。

 


Endless Run Shortsを穿く時下着はどうしたら?


(179cm / 67kg / size:M)

こんな疑問が必ず一度は過ると思います。

これは、正直ご自由にといった感じ。

僕は化繊の下着を穿いてEndless Run Shortsを穿くようにしていましたが、勿論、直接穿いて頂いても構いません。もしろ、一度は試してみ、自分なりの快適を見つけてみては如何でしょうか。

既に多くの方が色々なランニングショーツをタンス中にストックしていると思います。ただ、そのどれとも被らいない、おそらくアウトドアブランドとしては唯一無二なアイテムとなります。

そういった事で、今年も早期完売が予想されます。「やっぱり欲しかった!」ってならないように、お早めにご準備して頂くことをお勧め致します。

投稿者:飯田

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