ハカマスカートやヤマニノボッタカモシレナイ等々…独特なアイテム展開で人気のAXESQUIN。本日のブログではその中でもフミアトとアキノヒを使ったコーディネイトと新作アイテム「フタエズボンautum」をご紹介させて頂きます。
AXESQUIN フミアト ■
ヴィンテージ加工ナイロンの自然な風合いに、山仕事の作業着として使われていた野良着のデザインを取り入れた深い股のマチ。ゲーターを使用する事を想定した八分丈の裾は下に向かって細くテーパードしているので、穿いた時に擦れ合う事もありません。一見すると山のパンツとは思えない。そこがフミアトの一番良いトコロ。
【モデル身長:約163cm 体重:約55kg】
【トップス】ヤマニノボッタカモシレナイ / Color:憲法色 / Size:S ■
【ボトムス】フミアト / Color:墨色 / Size:S ■
ヤマニノボッタカモシレナイを着て、少し気取って山へ。ソフトシェルの定番型と言えばマウンテンパーカー。そこを敢えてジャケット型にしたのがとてもユニーク。ボトムスは墨色のフミアトでシックな見た目に。
【帽子】エボシ / Color:褐色 / Size:ONE ■
【トップス】ヤマニノボッタカモシレナイ / Color:鉄紺 / Size:S ■
【ボトムス】フミアト / Color:鉄紺 / Size:M ■
私の体格ではフミアトのSサイズとMサイズの両方が穿けます。ユニセックスの作りなのでサイズ展開はXSから。女性の方にも人気のあるパンツで、本来8分丈設定ですが私の身長ではSサイズで9分丈ぐらいに。Mサイズになると10分丈になるので、お好みに合わせてサイズアップして頂いても良いと思います。ウェストはドローコードで絞る形なのでポケットに重たい物を入れなければワンサイズアップぐらいでも違和感無く穿いて頂けます。
【帽子】フユボウシ / Color:素鼠 / Size:M ■
【トップス】ヤマニノボッタカモシレナイ insulated/ Color:鈍色 / Size:S ■
【ボトムス】フミアト / Color:千歳茶 / Size:M ■
ストレッチする中綿素材を通気性の高いPERTEX QUANTUM AIRでサンドイッチ。行動中に適度な保温と蒸れの放出で快適に着られるヤマニノボッタカモシレナイinsuated。鈍色のトップスに合わせるのは、今季の新色「千歳茶」。少しミリタリーチックなカラーリングの中に落ち着いた雰囲気があるので、幅広い年齢層の方に人気のカラー。
【帽子】マキアゲボウ / Color:褐色 / Size:M ■
【首巻】クビマキ 広葉樹 / Color:芥子色 / Size:ONE ■
【トップス】Pertex Compact Jacket / Color:Dark Olive / Size:S ■
【ボトムス】フミアト / Color:芥子色 / Size:S ■
ちょっと寒い動き出しはクビマキを巻いてヌクヌクと。マキアゲボウはツバをクルっと巻き上げると形が変わるのでその日の気分やお好みで。あまり見かけない芥子色のパンツ。発色が良いので今時期はトップスにダークトーンを合わせて、春には白シャツ等で活発なイメージの組み合わせに。
いそいそ歩くのではなく、のんびりと。息が上がらないぐらいのゆっくりペースで自然をいっぱい感じながら楽しむ山歩き。そんなテーマで服の組み合わせを考えてみました。アルパインの様なしっかり足を上げたりするスタイルにはおススメしませんが、ゆっくり歩くスタイルの山行にはフミアトがピッタリ。
AXESQUIN アキノヒ ■
フミアトと同じビンテージナイロンを使用したアイテム。一言で表すなら「和製マウンテンパーカー」。腰周りをすっぽり覆う着丈は高い防風性を備えているので、一枚羽織るだけで意外と温かく感じます。
【モデル身長:約163cm 体重:約55kg】
【トップス】アキノヒ / Color:芥子色 / Size:M ■
【ボトムス】フミアト / Color:鉄紺 / Size:M ■
【トップス】アキノヒ / Color:墨色 / Size:S ■
【ボトムス】フミアト / Color:墨色 / Size:S ■
同じ生地のフミアトと合わせると統一感が出てシックな雰囲気に。私の体格でアキノヒはSサイズがジャストですが、下にフリース等の保温着を重ねる事を考えるとMサイズでユッタリ着る方が好み。生地に張り感があるので襟回りの形も綺麗に出ます。デザインに強い癖が無いのでパンツの組み合わせも迷う事がありません。山を下りてきてそのまま街に溶け込めるアイテムです。
【トップス】アキノヒ / Color:千歳茶 / Size:M ■
【ボトムス】アグラスカート / Color:鶯茶 / Size:M ■
個人的に好きな組み合わせ。同系色のアキノヒとアグラスカートのセット。展示会の時にこの組み合わせで紹介されていて、一目ぼれしたんです。ヴィンテージナイロンのアキノヒに対して、艶感のある生地を使ったアグラスカート。一見真逆のタイプに見えるのですが、意外と相性が良いんです。今すぐ手に入れたいけど。ナイフも買う予定なのでお財布と要相談…。
フタエズボン autumn ■
今年の春夏シーズンに初登場したフタエズボン。スカートの様で実はパンツ、という他に無いデザインでコアな凌ファンに人気のアイテムでした。そして、秋冬シーズンは生地タスランナイロンに変えて再登場。防風性を備えているのでこれからの寒い時期の低山ハイクにうってつけです。
もちろん、スカートの様な見た目からパンツへと変形するギミックは健在。スナップボタンの付け外しだけで切り替える事が出来るので、足さばきを重視したい時はパンツとして。防風性を重視したいときはスカートの様にと、その時々に応じて簡単に変えられます。
【トップス】マタギ / Color:消炭色 / Size:S ■
【ボトムス】フタエズボン / Color:褐色 / Size:S ■
【トップス】マタギ / Color:黒緑 / Size:S ■
【ボトムス】フタエズボン / Color:オリーブ鼠 / Size:S ■
パンツ自体が太めの作りなので、足上げの動作でツッパリ感や動きにくさはありません。何よりも、スカートモードにした時の防風性が予想以上に高いんです。生地が二重になるだけでも意外と変わります。トップスはウィンドシェルを着たり、フリース等のインサレーションを着たりとレイヤリングに幅があるのですが、ボトムスはあまり無いんですよね。その点、フタエズボンは一枚で二通りの使い方が出来るのでマメに体温調整が出来る優れもの。
AXESQUINの凌シリーズのアイテムは基本的に低山での使用を想定しています。そして、今時期の低山は虫が殆どおらず空気も澄んでいて最高なんです。雪が積もるとハードルが上がってしまいますが、降雪の無い里山程度の山なら冬でも気持ちよく歩けます。一人静かに温かいコーヒーを入れたり、鍋を作って皆でワイワイ食べたりと歩く以外にも楽しみ方はそれぞれ。寒さを楽しみに里山ハイクへ出かけましょう。
本日のブログは松下がお届けしました。
自分へのクリスマスプレゼント候補が多すぎて決められません。