呼吸する中綿素材【VENTRIX】を使ったTHE NORTH FACEのアイテム達。

昨日のお休みは、地図を片手に多度山をフラフラと歩いて来ました。登山道から外れて前回のシノギング(コチラ■)で休憩したスポットにてハンモックタイム。今回、同行頂いたS様が猪肉を持って来て下さったのでメスティンで炊いたお米と猪肉の焼肉でお腹を満たしました。そしてデザートにはアップルシナモン。恐らく、消費カロリーより摂取カロリーの方が多いであろう山行となりましたが、天気も良く最高の一日をすごせました。

 

 

 

 

———————————————閑話休題————————————

 

 

今季もノースフェイスのハイテク中綿ジャケットあります!

「呼吸をする」という表現がピッタリ合う素材、それが中綿素材のVENTRIX。ストレッチ性のある化学繊維にスリットを入れる事によりアクティブに動いている時にはスリットが開くことで通気し、停滞中にはスリットが閉じて保温するという機能を持たせています。まさにストップ&ゴーを繰り返す冬場のスポーツにはピッタリの中綿素材。そんなVENTRIXを使用したアイテム達をご紹介致します。

 

 

【マルチに使える一着】

THE NORTH FACE  Ventrix Hoodie

冬山でのアクティブインサレーションとして、ランニング前のウォームアップウェアとして、日常のタウンウェアとしてマルチに使えるのがVentrix Hoodieの魅力。もちろん中綿にはVENTRIXを使用しており、登山時に運動量が多く伸縮する部分にスリットを配置することで効率的に衣服内を換気してくれます。

 

 

生地には通気性の高い軽量ストレッチナイロンを使用し、体の動きにスムーズに追従してくれます。さらに肩回りや袖口、腰回り等のザックや物と擦れやすい部位はハードフェイス加工が施されているので、擦れる部分に直ぐに毛玉が出来てしまう心配もなし。

 

 

ポケットはベンチレーションを兼ねており、中の生地には小さなドット上に穴が開けられています。通気性の高い生地にさらに穴を開けるなんて…と思っていたら….

 

 

何とポケットの中だけでなく、前身頃と背面の内側には全体的に穴が開けられているんです。この加工によって汗の蒸れを効率的に排出し、衣服内の温度を適度に保ってくれます。

 

 

【着用イメージ モデル身長:163cm 体重:54kg  サイズ:S カラー:Kを着用 】

着用した感覚ではARC’TERYXのATOM LTシリーズと同じか少し厚く感じる綿量。冬山でもピーカン&無風の状態ではさすがにオーバーヒートしそうですが、風を受けやすい稜線歩きの際には丁度良いかもしれません。また、日常のシーンでは真冬の自転車通勤の様に動き出しは寒いけど身体が温まると汗ばんでくるような時にはVENTRIX素材が打って付けです。

 

 

【着用イメージ モデル身長:163cm 体重:54kg  サイズ:M カラー:VGを着用 】

少しタウンユースに寄せるなら、ワンサイズアップしてみてもアリです。ちょっとユッタリめに着ると中に挟む物のコーディネートが楽しめるようになります。

 

 

内ポケットに収納するとご覧の様に1リットルのナルゲンボトルより少し小さいぐらいのサイズ感に。このサイズであればBCスキー・スノーボードの時にも携帯出来ます。重量も実測値でSサイズ約259g、Mサイズ約274g、Lサイズ約291gと化繊の中でもそれほど重くありません。

 

 

 

【軽さを求めるのであれば】

Ventrix Hybrid Hoodie (※ブラックの通販ページは準備中) 

継続的な行動着として着用し続けることを目的に開発されたアクティブインサレーション。ストレッチ性を持つ7デニールの軽量表素材に、動きに合わせて通気とストレッチを繰り返すベントリックステクノロジー採用の化繊中わたを封入。そして、その綿の入っている箇所がポイントなんです。

 

 

写真の白い線にご注目下さい。前身頃はお腹から胸、フードから上腕までに綿が入っています。脇下や袖回りには綿を入れずにストレッチ性に優れた素材を採用。適度に保温しつつも体温が上がり過ぎないようになっています。

 

 

背面にも全体的に中綿が入っているのですが、白線で生地が切り替えられています。フードから肩回りにかけては7d Light Twist Nylon(ナイロン100%)を採用。背面部分には脇下や袖回りと同様の10d×15d Nyron Stretch(ナイロン87%、ポリウレタン13%)を採用することで登壁系の動きにもしっかり追従するようになっているのです。

 

 

こちらのモデルもポケットがベンチレーション機能を備えており、細かくドット状の穴が開いています。Ventrix Hoodie の様に全体的には開いておらず、ポケット部のみ。

 

 

内ポケットに収納すると、思っていた以上に小さくなりました。そして、その重量が実測でMサイズ:約168g、Lサイズ:約176gとかなり軽量。袖回り等に綿が入っていないのでその分軽いのもあるのですが、現状の装備にプラスしても全く問題無い重量です。

 

 

【着用イメージ モデル身長:163cm 体重:54kg  サイズ:M カラー:Kを着用 】

ノースフェイスの中でもハイエンドモデル入るサミットシリーズ、そのシリーズアイテムであるからには作りの基本はアルパインなんです。しかし、着てみて感じたのが「冬のトレランのインサレーションウェアとして丁度良い…。」ということ。多すぎない中綿の量は有酸素運動時にもピッタリ。背中のストレッチ素材は中にトレランザックを背負った状態でも意外と快適。そして重量・携帯性もgood。本来の使用目的とはズレますがランナーの方にもおススメのアイテムです。

 

 

ちょっと攻撃的なレッドカラーなんかもカッコイイです。「寒色」「暖色」という言葉があるように色には人の心に作用する効果があります。赤の様な暖色は交感神経に作用する効果があるので、これから寒くなる季節にはうってつけのカラーリング。

冬本番が目前に迫っています!昨年、VENTRIXシリーズは冷え込むと同時に完売してしまいました。外遊び用に綿ジャケットをお探しの方!底冷えする前にご検討下さい!

 

本日のブログはスーパー冷え性な松下がお届けしました。
毎年、足の指先が凍りそうです。

 

 

 

 

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