日常の中で、地球環境の事を考えて生活していますか?恥ずかしながら、私は殆ど出来ていません。節水したり、無駄な排気ガスを出さないようにエコ運転を心掛けている程度です。私は、環境への配慮は誰もが100%の力を持ってして出来るものでは無く、それぞれの立場それぞれのライフスタイルの中で無理せず出来る範囲でやれたらいいと思っています。環境への配慮を100人中1人が100%の力でやるよりも100人が3%ずつ頑張れば300%に出来るのではないかと思うんです。「現状から見ても考えが甘すぎる!」と厳しい意見を頂くかもしれませんが、まず0%よりも1か3%にすることからでも「始める」ことが大切だと思うんです。
そんな気持ちも少し織り交ぜて、環境へ配慮した収納ボックスの取り扱いをスタートしました。
RE_STANDARD モールデッドパルプボックス ■ (写真左)
モールデッドパルプボックス S ■ (写真右)
古紙(段ボール80%/新聞紙20%)を再利用することで作られた収納ボックス。デザインはPALM GRAPHICS DESIGNが手掛けており、日常生活の中に溶け込むナチュラルな風合いを持っています。凹凸が付いた形状は、紙で出来ている割に頑丈で上に約8kg程の積載をしてもOK。(水に濡れると強度が落ちるので要注意)
●PALM GRAPHICS DESIGN
パームグラフィックスは、1996年豊田弘治を中心にスタート。
1997年カリフォルニアのハンティントンビーチにあるインターナショナルサーフィンミュージアムで、初のエキシビジョンを開催し、モダンサーフアートと称され、その後、さまざまなブランドや企業とのコラボレーションによるプロダクツデザインや、日本を始めとしたエキシビジョンを毎年開催している。
今回ハイタイドでは、エコをテーマにしたプロダクツのディレクションとデザインを手がけている。
そして、製造しているのは日本国内。「RE_STANDARD/リスタンダード」のロゴマークが付いた製品は、もう一度無理のないバランスのとれた地球環境に戻ることを願って 「今出来ることから少しだけでも行動しよう」と現在、考えられるベストな素材や加工を選択し、製品化しているアイテムに付けられています。
サイズの違い
スタンダード(写真の大きい方)のサイズで幅45.0×高さ15.0×奥行35.0(cm)となっており、Sサイズ(写真の小さい方)のサイズで幅40×高さ15.3×奥行30(cm)となっています。重量はスタンダード約750g、Sサイズ約468gとなっており実際に手に取ってみると見た目の割に軽く感じます。
スタンダードサイズにしまえるもの
ヘリノックスのチェアワンが丁度3つピタピタに入ります。このままベッドの下に収納したり、ボックスの見た目が世良いのでリビングに並べておいて「見せる収納」にするのもありですね。
意外としまう場所に困るタープやシェルター類の収納にも便利。加水分解を遅らせる為に乾燥材等を一緒に入れて収納してあげましょう。ボックス本体が紙で出来ているので中に何が入っているかを本体に直接書き込んでもOK。
Sサイズにしまえるもの
クッカー類やストーブ等の火器、その他小物類をあれこれ収納するのにおおススメのサイズ。キャンプ用の食器類を一纏めに入れておいて、箱ごとキャンプ場に持って行くのも便利です。
日常的な使い方としては本棚としても使えます。お気に入りの山の本を並べておいたり、山と高原地図を入れておいたり、お子様の絵本を並べておいたりと趣味やライフスタイルに合わせて色々使えます。
ボロボロのクタクタになるまで使い込んだら、最後は土に埋めて自然に返すか焚火の際に着火剤として使ってあげて下さい。1度だけでなく、工夫次第で2度・3度使えるボックスなんです。ちょっとマニアックですが、パルプに戻して紙漉きに挑戦してみても面白いかもしれません。
本日のブログは「改めて出来ることから初めてみよう」と思った松下がお届けしました。学生時代の様に子供達に伝える活動も再開しようかな…