今季おススメのアクティブインサレーション その③

シリーズ第三弾。今回のブログではTeton Bros.のアクティブインサレーションをズラリとご紹介させて頂きます!少々ボリューミーな内容となってしまいますが、お付き合い頂ければ幸いです。

 

 

Teton Bros.  Run With Octa  


【着用モデル 身長:163cm   体重:54kg   Size:S  Color:Charcoalを着用】

 

Teton Bros.の数あるラインナップの中でもTsurugi Jacketシリーズと肩を並べるぐらい人気のアイテムと言えばこちらのRun With Octa。W’sモデルは名前が異なり、Women’s Breath Runnerとなります。どちらも特徴的な斜めファスナーのプルオーバータイプで、裏地にはOctaを配し表生地には適度に風を通し、ストレッチ性と耐久性に優れた東レのPrime Flexを採用。ランニング中の腕振りや、登山中のよじ登る動きの腕上げにもしっかりと追従してくれます。

 

ポケットはベンチレーションも兼ねているので、体温が上がり過ぎてきたら物理的に大きく換気が可能。

 

 

脱ぎ着の際に開けるメインファスナーはダブルジッパーになっているので、こちらもベンチレーションとして機能させる事が出来ます。

 

袖口にはよりストレッチ性の高い生地が使われているので、腕回りのフィット感も良く、停滞時に上からインサレーションやハードシェルを重ね着する際にも袖が捲り上がってしまう煩わしさもありません。

 

そして、斜めファスナーに次ぐ特徴がOctaの起毛部分のマッピング。

 

 

風の影響を受けやすい前面や腕の上部、腰元をメインに配しており、発汗量の多い脇下やパックを背負って暑くなりやすい背面は起毛を無くしています。この配置が行動中のオーバーヒートを防ぎ、「丁度良い」を作りやすくなっているのです。商品名に「Run」の字が入ってはいますが、ランナーの方だけでなく是非山歩きをされるハイカーの方にも使って頂きたいアイテム。特に低山の冬山歩きでは背中の具合がかなりしっくりきますので、まだアクティブインサレーションをお持ちで無い方は試してみてください!

※Run With Octaは「着続けられるアクティブインサレーション」と呼ばれる事がありますが、あくまでも状況によります。気温や行動ペースによっては暑くなる事もあるので、上手に使いこなす為のレイヤリングやご自身の体感温度に対しての行動ペースの調整が必要になりますのでご注意ください。

 

高山域の雪山を楽しまれる方や、結構寒がりで、背中や脇下も起毛しているタイプが欲しい…という方にはコチラがおすすめ。

 

 

Teton Bros. Sub Jacket


【着用モデル 身長:163cm   体重:54kg   Size:S  Color:Gunmetalを着用】

Run with Octa同様に表生地にはPrime Flexを、裏地にはOctaを配しているアクティブインサレーション。違いとしてはフルジップ仕様になっている為、マメな脱ぎ着がしやすいのとフードが付いていないので、レイヤリングした際にフード渋滞がおきません。また、高めの位置に設定されたポケットはパックの腰ベルトと干渉せずに使いやすいポジションになっています。

 

裏地は全面が起毛しているので、Run with Octaよりも保温力が高いので寒がりさんにはバッチリはまるタイプです。また、低山ハイクでもベースレイヤーを薄着で行動したい派の方にも人気があります。寒がりだけど、暑がりで困っている…という方は薄手のベースレイヤーの上から着用しておけば、暑くなったらサッと脱いで薄手のベース一枚で一気にクールダウン…なんで使い方も出来ます。間にウィンドシェルのベスト等を挟んでクールダウンに段階を付けるのもアリですね。

 

今人気のOctaも良いけれど、やっぱり動きやすさに優れた定番物の薄手フリースが欲しい…という方にはコチラ

 

 

Teton Bros. Graphen Jacket

行動着で使いやすい薄手のフリース。今の様にOctaやAlpha directが登場する前には、冬のウェアとして超定番のアイテムでした。そして、新たな素材に負けないよう、フリースジャンルのウェアも進化が続いているのをご存知でしょうか。Teton Bros.のGraphen Jacketはその名の通り、生地にグラフェンが使用されているのです。

 

グラフェンと言われても、あまり聞きなれない素材名だと思います。元々は炭素原子が結びついた素材のことで、 炭素が六角形の編み目のように結びついていて、非常に薄いシート状になっている物の事を指します。それを衣類に入れるとどうなるか…。グラフェンは、耐久性・軽量性・防菌防臭効果・遠赤外線効果等の様々な機能性を持っているので、単純にそれらの恩恵が得られるというわけです。

 

遠赤外線効果により人体から出ている微弱な遠赤外線を送り返してくれるので、じんわりと直接的に身体を温めてくれます。また、抗菌機能によって汗の嫌な臭いを抑制してくれるので、山での着用にはピッタリ。Graphen Jacketはダブルファスナー仕様になっているので、一気に換気したい時は下からガバっと開ける事も出来ます。

フリース勢の逆襲…とまでは言いませんが、流行りの新素材に負けないフリースアイテムと言えますよ。そして、このGraphen Jacket とSub Jacketの良いところ取りをしたアイテムもございます。

 

 

Teton Bros. Cocoon Jacket

先にご紹介させて頂いたグラフェンを使用したフリース生地やOcta等の高機能素材を適材適所にマッピングしたミドルレイヤー。動きやすさも欲しいし、適度な保温力も欲しい。そんな我儘な要求に応えてくれるのがコクーンジャケットです。

 

よじ登る動きの時に求められる肩回りの自由度…そこはGraphen Jacketのストレッチフリースでしっかりとカバー。そして、風が吹くと冷えやすいお腹や腰回りにはSub Jacket同様に表生地にはPrime Flex、裏地にはOctaを配した素材を用いる事で適度に保温。胸元から始まる大き目のポケットはベンチレーションも兼ねており、急登の途中でも使いやすいポジショニングになっています。

 

最新素材を用いた行動着。テクニカルな登山をする方向けに見えますが、単純にお腹が弱い方にもおススメです。イメージで言うと薄手のフリースを着ながらもOctaを使った腹巻を付けている…そんな感じの保温力になるので、ノンビリ山を歩く時にも快適に着用頂けますよ。

 

今回ご紹介させて頂きましたTeton Bros.のアクティブインサレーションシリーズは、2023年11月30日現在でしたらある程度サイズが揃っております。グッと冷え込むと一気に無くなってしまうアイテム達なので、気になる方はお早めに店頭でご試着下さい。

遠方にお住まいの方でサイズ感に悩んでしまった場合は、お気軽にお問合せ下さい。サイズ選びのご相談に乗らせて頂きます。

三重県の鈴鹿山脈にも時折雪が降っています。冬山シーズンも、もう目の前。皆様、準備をお忘れなく!本日のブログは松下がおと

 

 

 

 

 

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