patagonia 50周年記念アイテム②

前回の私のブログに続き(コチラ■)、今回のブログでもpatagonia50周年記念アイテムをご紹介させて頂きます。

おさらいにはなってしまうのですが、50周年記念アイテムの大きなテーマとして天然素材への回帰があります。パタゴニアの最も象徴的な製品をベースに、農業に変革をもたらす可能性を秘める天然素材を用いて表現をした、ブランド理念を象徴したアイテム達となっています。

 

Cotton Down Jacket 

生地にはコットンを用いたオーセンティックなデザインのダウンジャケット。使用しているコットンは、従来の農法からリジェネラティブ・オーガニックへの転換を目指すコットン・イン・コンバージョンの物を使用しています。

とても簡単に言うと、従来の農法でコットンを栽培していた農家の方達がいきなりオーガニック農法やリジェネラティブ・オーガニック農法へ切り替えるのは現実的に不可能と言えます。そこで、計画的にオーガニックへ切り替えていく取り組みが行われており、パタゴニアはそういった農家の方達を支援する為にも切り替え期間のコットンを「コットン・イン・コンバージョン」として衣服に使用しています。環境問題は10、0で語れるものではありません。なぜなら、そこに人々の生活があるから。そういった部分もしっかりフォローするところがパタゴニアらしいところ。

 

表地はガッシリとした生地感なのです表地に比べて裏地は柔らかく仕上げられているので、肌当たりが気持ち良く快適に着て頂けます。

 


【着用モデル 身長:163cm  体重:53kg  Size:S  Color:Pitch Blue】

レギュラーフィットのシェイプはカジュアルに着用する事が出来、ダブルファスナー仕様になっているので、ちょっと暑い時には下からジッパーを開けて調整が可能。個人的なポイントはコットンを使用しているところ。世の中のダウンジャケットの殆どが軽さを求めて表地には薄めの化学繊維が使用されている中で、敢えてのコットン。この重厚感がタフに着用できる安心感につながり、化学繊維と比べるとコットンの方が熱に強いのでキャンプの焚き火シーンでも活躍してくれそう。もしも大きな火の粉が飛んで穴が開いてしまっても、パッチワークみたいに直してあげればオリジナルに仕上がっていくので、永く着たい方におススメな一着。勿論、中綿はリサイクルダウンを使用しています。

最近、子どもと滑り台でハードに遊んでいたら、摩擦熱に負けていつの間にか化学繊維のパンツが一部溶けてしまっていました。この先の寒い時期にダウンジャケットを着て同じような遊びをしたら、摩擦熱で表地が溶けて穴が開いてしまうのでは…と思っていたところに登場してくれたコットンダウン。お子様とのハードな遊びをされる親御さんにもおススメです。

 

 

Natural Blend Bib

リサイクル・ウールとコットンを使用したクラシックな雰囲気のビブパンツ。ビブ本体はポリエステル、ウール、コットン、ナイロン(すべてリサイクル素材)の混紡素材を使用しており、これからの寒い季節にヌクヌクすごせる温かパンツです。すぼまった裾は、ブーツや長靴等を履いた際に、ブーツ内へたくし込みやすくなっています。

 

擦れやすいお尻回りには生地が配されており、耐摩耗性をアップしています。この生地はリサイクル・ナイロン100%で作られており、DWR加工も施されている徹底ぶり。

 

 


【着用モデル 身長:163cm  体重:53kg  Size:S  Color:Pitch Blue】

 

ビブパンツ好きな私にはドストライクなアイテム。日常でも着用するのは勿論ですが、これからの冬本番の季節、魚釣りの時にハードシェルの下に穿けばかなり温かく過ごせます。一枚で穿くと風の影響を受けやすいので、上下ハードシェルを重ね着すればかなり快適。一番のポイントはお腹や腰回りまで温められるところ。全面についているポケットは左右が繋がっているので、中にカイロを入れておけばより効率的にお腹を温められますよ。

 

そして、もう一点。こちらは50周年記念モデルではないのですが、是非ともご紹介させて頂きたいアイテム。

 

Men’s Re-Tool Jacket

こちらの写真を見て、「オォッ!?」となった方は、私だけでは無いはず。そうです。patagoniaのあの人気フリースR2ジャケットを彷彿とさせるフリースが今季登場しています。

 

リサイクル・ポリエステル100%のハイパイル・フリース素材を使用した生地は、モフモフのヌクヌク。店頭でご試着頂いお客様から「猫を着ているみたいな気持ち良い肌当たり!」というお声を頂く程の生地感です。

 

R2と比べるとテクニカルシーンよりもカジュアルシーンで着用しやすい形になっており、身体にピッタリフィットするラインではなく、少しゆるく着られるシルエットになっています。ポケットの位置も日常シーンでも使いやすい位置に付いているので、普段着から冬場の低山ハイク等で活躍してくれる一着。

本日も、私の拙いブログを最後までご覧頂きましてありがとうございます。
50周年を迎えたpatagoniaの歴史をもっともっと深く知りたい方は是非コチラ■をご覧ください。patagoniaの理念に対する想いや取り組みが伊達じゃない事が分かります。一つの企業がここまでの事を成しえる事は本当に凄い事だと思う一方、弊社もまだまだやれる事、やらなければいけない事が沢山あるな…と良い刺激を貰いました。

パタゴニアの皆様、50周年おめでとうございます。

本日のブログは松下がお届けいたしました。

 

 

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