最近の花火大会から思った事
元々は地元地域に住まわれる方の為に始まった花火大会。ただ最近では、規模等が大きくなりすぎたりSNSの効果もあって多くの人が集まるようになり、気がつけば地元の人の為の花火大会から、観光集客の為の花火大会となった結果、各地で花火大会が中止される動きになってきているとか。
何が正しくて何が間違っているか。いや、そもそも、正しいや間違いの問題ではなくて、互いの事を理解出来ていない事や足並みが揃って無いことが問題なのか。
観光資源が人を呼び、もっと人を呼ぶ為に観光資源に手を加えられてオリジナルの本質を失っていく。
北海道を始めとしたスキーリゾートも同じことが言えると思う。
いい加減、お金稼ぎのビジネス的な観点から人を集め消費をさせるよりも、その消費が本質的にもっと意味のある良いモノになればと思う。
その山が好きだから、その海が好きだから、その環境が好きだからそこに移り住む。こうやって生活している人がいてローカルを愛して育てていく。極論、花火大会だって、お祭りだって、本質的に楽しむのであれば、地元の人になるのも1つなのかもしれない。
観光資源が、一時的に人を集める手段ではなくて、ローカルを強くする為の本質的な資源になる日が来ればと願うばかり
三重県で生まれてこの歳になって、この素晴らしい土地に生まれ育った事を誇りに思う。
山で遊び海を楽しむ。勿論、時に県外にも遊びに行くし、そこでは地元では得られない感動や体験を味わうけど、同時に差分を知る事で、より地元愛も強くなっている気がする。
花火大会から、少し大袈裟な話になってしまったけど、もっと地元の人が地元を愛して、楽しめるローカルを皆で作る事が大切な時代になって来ている感じている。
この記事の概略として
最近のSTATICって・・・
STATIC(スタティック)と言えば、日本生まれの環境配慮型アウトドアブランドであり、ここ数年でmoderateの中でもかなり人気の高いブランドになってきました。
それは、単純にモノが格好良いとか面白いプロダクトがあるとかだけではなく、徹底して「環境配慮」という、ブランドコンセプトを貫いている事で、お客様の意識に変化が生まれているのだと思っています。
「お買い物1つで変えられる未来があるという事 = 買い物が未来への投票権だという事」
新たなムーブメントをカタチあるモノにし続けるSTATIC。ブランド発足時からmoderateは、そのコンセプトに賛同しながらずっと商品を皆様にお届けしてきました。そしてに今日至るまで、その全ての商品を見てきた最近思った事が1つある。
「最近、STATICカッコイイじゃん」
↑こんな事言うと失礼なのかもしれない。(あっ!特に上から言っているつもりもありません!!)
個人的な考えという自分の中のポリシーというか、コンセプトが強いブランドは、僕たち販売する立場からすると、そのコンセプトを皆様にお届けする事がある意味使命であって、そのコンセプトを説明もせずにに「これオシャレでしょ~!」とか、「カッコイイですよ~」とか、「調子良いです~」なんて軽い言葉と、その見た目だけで商品を紹介するつもりもない。だから、僕たちは接客をさせて頂く中で、必ずコンセプトを伝えるようにしている。
で!ここからが大切というか、「何故、最近、STATICカッコイイじゃん」って思ったかと言うと。ブランドが始まった当初は、いい意味で少し無骨感があったんですよ。人に例えるなら、なんかちょっと不器用な男臭い感じというか、「自分、野球大好きっす!」って、少し照れながら言う日焼けしまくり坊主頭の高校球児みたいな感じというか。
僕は、ある意味その無骨さが男らしくてSTATICらしくて好きだったし、実際にその当時から既にファンは沢山いました。
ただ、ここからよくある話として、ブランドってスタートはよくても、コンセプトが強くてそれに拘りすぎると、あらぬ方向に行ってしまう事って割りとあるんですよね。そんなブランドが多い中、STATICをずっと側で見ていると、シーズンを重ねる毎に「おっ!」っていうモノが増えていくんですよ!
気がついたら、コンセプトしっかりしているのカッコイイってなってて、「えっ?!何この2軸で攻めてくる感じ。」みたいな。
夏まで丸坊主だった高校球児が、部活引退して髪伸ばしたらカッコよくなって、急にシティーBOYになっちゃって、でもチャラく無くて自分をしっかりもっている感じ。そんな感じが今のSTATICにはあるように感じています。
そんな、STATICが新たにこの夏にリリースしたのが、今回ご紹介するMERCED RIVER L/S SHIRTS (→■)
見た目とは裏腹なロングスリーブシャツ STATIC|MERCED RIVER L/S SHIRTS(→■)
このシャツは、冒頭にお話した「最近のSTATICって・・・」をある意味集約したような感じのシャツではないでしょうか。
良い意味で男らしいラギッド感漂うデザイン。肌触りも優しくシルキーというよりかは凹凸感が強くザラっとした肌触り。その見た目と肌触りからして、「薄手のソフトシェル素材のシャツか~」っと、多くの方が思うと思います。
なんとなく、薄手のソフトシェルシャツって、薄いっていっても普通のシャツに比べれば地厚のモノ多く、着用感としても暑く感じるモノが多いと思います。
でも、ハンガーからシャツを取ると驚きに変わると思います。
110gという軽さ
「え?!軽っ!!」
ハンガーからシャツを剥がした時に、その見た目と肌触りからは想像していなかった軽さに、少し脳がバグったような感じから、このシャツの凄さに驚きを感じたのです。
よくよく調べれば、STATICが発売しているウィンドシェルジャケット「APOSTLE LT HOODY(→■)」よりも同サイズで比べると軽いんですよ。
- MERCED RIVER L/S SHIRTS | Mサイズ | 110g
- APOSTLE LT HOODY | Mサイズ | 150g
勿論、スナップボタンとフルジッパーとの違いや、フードのある無しもあると思いますが、それでも一般的に軽量でコンパクトなアイテムとして位置するウィンドシェルよりも軽いんですよ。
山と道のULシャツと比べれば、多少は重たくなりますが、それでもポケット数や耐摩耗性を考えれば、それほど悪くはないグラム差だと思います。
- MERCED RIVER L/S SHIRTS | Mサイズ | 110g
- 山と道 | UL Shirt | Mサイズ | 99g
気持ち良いストレッチと点接触が気持ちいい
驚くのはその軽さと、もう1つは気持ち良いストレッチ。
水を含むと重くなるポリウレタン素材を一切使わずに織りだけで高いストレッチ性を出した生地は、勿論、STATICの拘りを貫いたリサイクル100%のナイロン生地を使用。
そのリサイクル100%のストレッチナイロン生地は、少しザラつきのある凹凸を持ち、生地が肌に接触する感じを面から点にしてくれます。これが妙に気持ちよくて、この時期は、シャツの下に半袖やノースリーブを着ていても貼り付き感少なく、その独特な肌触りとストレッチ性が掛合わさって非常に気持ちよく着ることが出来ます。
隠れたギミック
色々なシーンで着ることが出来るMERCED RIVER L/S SHIRTS (→■)は、時にウィンドシェルの代わりに着ることもあると思います。稜線に出て少し風に吹かれ寒く感じた時は、サッと襟を立て、その襟先にあしらわれたスナップボタンを使って首周りを温めて下さい。
もう、ここまで来ると、なんだよこの気の利きよう!!!ってなるんですよ。
見た目ちょいっとラギッド感あるクセして、実はメチャクチャ伸びるし独特の肌触りも気持ちいいし、襟裏のボタンの気遣いとか、ほんと見た目とは裏腹!!ってなるのに、更にリサイクル100%って、ホントめっちゃイイ奴じゃん!!ってなるですよ。
(179cm / 65kg / size:XL)
時期や行かれる山、そして、行動スピードによって着用方法は変わると思いますが、行動中に着続けるの良いですし、ウィンドシェル感覚で1枚ザックに忍ばせておくのもオススメ!
この時期に20度前後ぐらいの環境で着るのであれば、個人的にはノースリーブやタンクトップと合わせながら、ちょっと涼し気に着るのもオススメですよ!
MERCED RIVER L/S SHIRTS (→■)
インナー:ACLIMA|LIGHTWOOL SINGLET (→■)
投稿者:飯田