ジャネーの法則を嘘だ！という意見もあるが、僕は体感的に歳を重ねる毎に、月日が流れるスピードが早くなっているように感じている。ただ、それは時間と刺激との向き合い方次第で違ってくると思う。
一方で、ジャネーの法則に対して別の考え方に、「子供の頃に比べて新しいモノからの刺激が少ないから時間が経つの早く感じる。」と、いう説もあるようだけど、僕にとってはその説にあまりピンと来ない。
時間っていう、一見、目で見えているようで見えていないモノは、それが過ぎていくスピードを単純に早い・遅いを決めるのは非常に難しい事は皆が知っている。同じ人でも、状況に応じて時間の流れるスピードは違って感じるし、その時間に「心」が絡みあってくると尚の事。
僕にとってこの1年という時間も、良かった事もあれば、目を塞ぎたくなる事や反省すべき事も沢山ある。ただ、たとえマイナス的な事であったとしても、その全てが自分を成長させる刺激と考えて、基本的にはプラスとして処理をしていく。
次の1年で自分がやりたい事がどれ位出来るか分からないけど、今年の1年の全ての経験があれば、今より少しは早く物事を判断して進めることが出来て次のステージへ行けていると思っている。
ただ次のステージに立てば必ず、そのステージのボス的な存在ってのが現れて、結局、その新しいボスに苦戦を強いられる事がある。だから、一瞬「アレ？！俺、また、ボスに苦戦してんじゃん！！」ってなる事があるけれど、それはただ単に「ボスに苦戦している」っていう構図なだけ。実際はその苦戦の内容が肝心で、苦戦という構図だけを見て「去年と同じこと繰り返し」だって思わず、必ず、去年よりかは強いボスなのか、難しい状況で対峙しているはずと思い、そこで得られる新たな刺激を経験として積む事に対して有意義だと思えばいいと思っている。
結果、刺激と経験を積み重ね自身の処理能力が高まれば、自ずと1年で経験出来ることが増えてくる。これにより、去年より充実した時間が過ごす事が出来、時間が過ぎる事が早く感じられると今は思っている。
だからこそ、「今年も1年早かったな～」と、思ったという事は、僕的には良い形で時間と刺激に向き合う事が出来た有意義な1年だったと思うようにしている。
皆さんは、この1年をどのように感じて、そして、スピード感はどうでしたか？
また、いつものように、前文がダラダラと長い内容になってしまいましたが、今回、私（飯田）が書くBLOGはコレが今年最後となります。
まぁ～、BLOGも読み返せば、誤字脱字も多いし支離滅裂な内容も多々ありますが、それでも、多くの方に読んでいただけている事に非常に喜びを感じております。
と、いう事で、仕切り直して、2022年最後の商品紹介をさせて頂きます！
この記事の概略として
絶妙な違いに拘りが光る！NORRONA falketind Alpha120 Zip Hoodとlyngen Alpha90 Jacket
今回ご紹介させて頂く商品を素材マニア・素材好きの方が見比べた時に、NORRONAのラインナップの拘りが垣間見え、そして、少し笑みを浮かべてしまうほどニッチな所をついていると思われると思います。
その大きな要因の1つとして、1つのブランドで、ここまで近差なアクティブインサレーション・ダイレクト系をワザワザ作ってきているところ。
どれぐらい、falketind Alpha120 Zip Hoodとlyngen Alpha90 Jacketが近差なのかをもう少し分かりやすく言うと、店頭でこの2つの商品を見比べている多くのお客様が、同じ素材を使って作られた、「フード付きタイプ」か「ジャケットタイプ」といった、デザインの違いだけだと普通に思っているレベル。それぐらい、商品がメチャクチャ似ています。だからこそ、ワザワザこの近差のレベルで2種類いる？！って思ってしまう。ただ、そう言った部分から、ユーザーの細かなニーズに応えようとする、ブランドの粋が感じられます。
アクティビティの違いによる使い分け
このアクティビティの違いによる使い分けを理解するには、商品名の先頭にある「falketind（フォルケティン）」と「lyngen （リンゲン）」について理解すると、よりイメージがしやすく、更には、他の商品まで理解度が深まると思います。
falketind（フォルケティン）とは？
クライミング、ロングルートトレッキング、ハイキング。falketindシリーズは例え悪天候の中、どんな場所へ行こうとも一年中あなたのチャレンジをサポートする汎用性に優れたオールラウンドコレクション。
（falketind Alpha120 Zip Hood / → ■）
lyngen（リンゲン）とは？
ski touringでの使用を考え、崖のようなアルパインを登り、ピークから滑降するためのアイデアが詰まった、軽量性と伸縮性に優れたlyngenシリーズ。アルパインでクライミングからスキーまで対応する防風性、透湿性、柔軟性を持ち合わせています。
もっと、噛み砕いていうと、falketind（フォルケティン）よりも、テクニカルなシーンで使いやすいのがlyngen（リンゲン）と思って頂いても良いかも知れません。
生地のマッピングの違いによる特徴について
要するに、色々な山遊びシーンに使用出来る汎用性の高いfalketindか、少し運動量の多い山遊び向きのlyngen 。この解釈をもって、使用されているAlphaダイレクトの毛足の密度を表す数字とウェアー内でのマッピングを見ると「ナルホド」ってなると思います。
《falketind Alpha120 Zip Hood》
超軽量で保温性と通気性を併せ持たせた Alpha120 directを全体に使用しつつも、肩下から脇下、腕下に伸縮性の高いPolartec Power Grid を施し、 使い手の動きと必要最低限の換気力を持たせています。
《lyngen Alpha90 Jacket》
熱を持ちやすい腹部より上に毛足が長く「質量が少ない」というのが最大の特徴であるPolartec Alpha90 direct を使用。
汗の溜まりやすい袖下や腹部にはPolartec Power Dryを使用し、効率的な速乾性と動きやすさを実現。
驚くほど軽量でありながらも、「暖かい」「乾きが早い」「コンパクト」「蒸れにくい」「濡れても体温で暖まりやすい」などのフィールドで求められる全ての機能を併せ持ち
どんな人にお勧め？
中厚手のフリースを既に持っていて、更に、より汎用性が高く、「万能」で「軽量」なアクティブインサレーションが欲しい方向け。初めてのアクティブインサレーション系をお探しの方も、もしかしたら、《lyngen Alpha90 Jacket》よりも、安心してお使い頂けるかもしれません。
（179cm / 65kg / size:M）
《lyngen Alpha90 Jacket》
中厚手のフリースでは暑いとか、汗っかきといいう方には、《falketind Alpha120 Zip Hood》よりも《lyngen Alpha90 Jacket》の方が使いやすいのではと思います。また、アクティビティとしても、心拍数を高めに動くようなアクティビティスタイルを楽しまれる方にはオススメ。
（179cm / 65kg / size:M）
是非、ご自身のラインナップとアクティビティースタイルで、この絶妙な違いの拘りを体感してみては如何でしょうか？
投稿者：飯田