ALTRAの人気ロードシューズESCALANTEがバージョンアップしてESCALANTE2.0■へと生まれ変わりました。従来のニットッパーによる足入れの良さはそのままに、細かなポイントがブラッシュアップされています。
アッパーのエンジニアードニットに関して
上記の2枚の写真はESCALANTE1.5と2.0のアッパー部分。色の違いによって少しわかりずらいですが、2.0の方が甲部分のエンジニアードニットが荒くなっています。これによって、肌触りの滑らかさは少し落ちるものの従来よりも耐久性はアップしています。
中足部のフィット性がアップ
上の写真はESCALANTE1.5のシューズ内部を撮影したもの。白丸で囲まれた部分にご注目下さい。黒い帯状の生地があります。この部分はニットアッパーの様に伸縮性に富んでいません。部分的にこの様なパーツは配することで中足部がシューズの中でずれるのを防ぐ作りになっているのです。
ESCALANTE2.0は写真の様に黒いパーツが細く広範囲に付いており、シューズの底面付近には全体的に配されています。この仕様によって今まで以上に中足部のフィット感が増してニットアッパーの自由度は確保しながらもシューズと足の一体感をより感じられるようになりました。
【写真左ESCALANTE1.5 写真右ESCALANTE2.0】
シューレースの配置も少し変わっています。白丸部分、明らかに2.0の方が長くヒモが取られています。その分、左右のシューレースホールの間隔に幅が出るので締めあげた時のホールド感に差が出ます。2.0の方がより広く締めるのでホールド力が高くなるのです。
踵のホールド力もアップ
【写真左ESCALANTE1.5 写真右ESCALANTE2.0】
踵の作りも少し変わりました。どちらもヒールカップは入っておらず、ナチュラルな走りをしやすい作りになっているのですが2.0は踵のフィット力を上げる為に特殊な作りになっています。
正直、写真では中々伝わりにくいのですが赤い線が入っている部分。この部分が凹んでいるんです。ヒールカップを使用せずに踵のブレを抑える為に特殊な織り方で成形されたセパレートのヒールカウンターを採用。開放的な履き心地の良さをキープしながらも、安定性を向上させています。
ミッドソールも変わりました。
ミッドソールの変更点に関しては、私が1.5と2.0の両方を履き比べた「感覚」のお話しになってしまいます。ミッドソールの違いは2.0の方が反発力が上がっているものの、スタックハイトは同じ24mm。しかし、実際に履いてみると反発力が強くなっている分、2.0の方がミッドソールに厚みがあるように感じます。踏み込んだ時のレスポンスも強くなっており1.5よりも「速く」走れそうな印象を受けました。
シューズなのに靴下の様な一体感は、履いてみると病みつきになりますよ。気になる方は、是非店頭で履き比べてみて下さい。今なら1.5■、はセール価格です!
本日のブログは、最近リビングで寝落ちが続いている松下が届けしました。床で寝ると朝、全身がガチガチです。
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