完全にしてやられた上州武尊120k。

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100k超えのレースは実に一年ぶり。
今年リニューアルされた山田昇メモリアルカップ上州武尊スカイビューウルトラトレイル。
本格山岳コースを含むロングトレイルという響きに非常にそそられたため、今回参戦してきました。
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結果は約60km地点(3A)にてタイムアウト。原因としてはひと月ほど前から続いている体調不良による調整不足。
前日・前々日にそこそこ睡眠が取れたため、スタートまでにある程度までは復活していたものの、途中から大きく失速。
やはりトレーニング不足がモロにでてしまいました。
それでもコースのハイライトである2000m級の2山をこなすことができたのは収穫でした。
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コースとしては起伏・バリエーションに富んだ、非常に面白く走りがいのあるものとなっており、山好きにはたまらない展開。
いわゆるランナーにしてみれば、とてもキツく感じたかもしれませんね。
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そんな標高の高いポイントを通過することもあり、レギュレーション、また前日の装備品チェックでは防寒対策に重点が置かれていました。
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PaagoWorks Rush7
(レインウェア)
Montura action jkt
Finetrack everbreath photon pants
(中間着)
Patagonia capilene4 hoody
(行動着)
ARC'TERYX motus L/S
ARC'TERYX Soleus shorts
Patagonia trucker hat
(その他)
Drymax max protection running mini crew
MONTANE prisum glove
SALOMON S-lab SENSE3 ultra SG
Hydrapak SF350(ジェル11ショット)
Salomon softfrask500ml (水) ×2
その他食品(vespa,ジェル、スポーツようかん)
PETZL NAO + NEXTORCH K10
エマージェンシーキット
ファーストエイドキット
(ドロップバッグ)
かなり寒くなる状況を考慮し、化繊綿ベスト・ロングタイツ・Tシャツ予備・替えソックスを準備。
ストック、その他食料等。
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これまでの経験から氷点下2,3℃くらいまでの状況で、動くことさえ出来ていればcap4+レインウェアで十分に耐えられることを知っていたおかげで、レイヤリングはかなりシンプルなシステムとなり荷物の軽量化につながりました。
また、PaagoWorksのRUSH7の積載量も相当詰めることが分かっていたため、レギュレーション装備を揃えても十分に収めることができています。
10L前後のザックを使っていた選手が多い中でこのサイズ一つにまとめることが出来たのは経験と、ある程度の思い切りがポイントになるでしょうね。
前述のように、防寒対策用のウェア収納のために大きめのザックを使用している方が多かったのではないかと思います。
気力も落ち込み、日が暮れかけていた武尊山山頂では約5℃の気温で風も吹き始めていました。
持っていた全部を着込み、下りのために動き出せばやはりちょうど良いか少し暑く感じるくらいの体感となりました。
Cap4 Hoodyの場合バラクラバの代わりにもなるため、多くのアクセサリを組み合わせるよりもシンプルになるところがお気に入りです。
陰の功労者はPrimaloft入りのグローブ、プリズムグローブです。
朝の冷えた空気や、稜線上の風を遮るときなど暖かさを保ってくれました。
化繊綿の断熱性と防風性を改めて実感しました。
手は汗をかきやすいですが、湿気によるロフト低下がないことも保温力の維持に一役買っており、常に同じ環境が維持されていました。
日中の最も暑い時間を除くほとんどの時間をこのグローブには助けてもらいました。
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シューズは今回ベタ惚れとなっていたs-lab SENSE3 ULTRA SGをチョイス。
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トレイルは柔らかめの箇所が多かったこともあり、グリップ力・履き心地・軽さは申し分なし。
さすがに長く続くロードは衝撃が来るためキツいと思わざるを得ないところもありました。
まだまだ自分の走力的なところではウルトラトレイルに使うには足りなさそうです。
しかし本当に気持ちよく走れるシューズなので、50K程度のレースやちょっとした山行などの主力となることに決定!
HOKAとはまた違ったニュアンスで走らせてくれるシューズです。
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タイムアウトとなってスタート・ゴール会場に戻ると、同行していたヨシキが戻って来そうな時間帯。
しばらく待っていると来ました!
総合17位!
さすが!
彼のこれからの活躍に期待です。
ロングトレイルレースに関しては体調・装備類・コースなど時前準備がとても重要になるのですが、今回はそれらがどれもうまくいっておらずこのような結果となったと感じています。
後で言ったところで何もならないので仕方ないのですが、まだまだ自分に甘いなと痛感。
タイトルで"してやられた"と書きましたがやはり最終的には自分の責任ですね。
気持ちよくゴールゲートをくぐりたい!
また出直します。
 

texted by 最近みんなに痩せたって言われるキョヲヘイ
レース中これも大活躍しました。余計な味がしないしナチュラル!(⇒)

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