光陰矢の如しとはよく言ったもので、もうクリスマスが過ぎ去っていきましたね…。今年一年を振り返ってみようとしても、バタバタと慌ただしい毎日を過ごしてきたので、殆ど記憶がありません。笑
ふと昔のクリスマスの思い出を辿ってみると、12月24日~25日をゆっくりと家で過ごしていたのは中学生まで。高校生の頃はスキー部の合宿で野沢温泉にて過ごし、大学生の頃も雪山かバイト、社会人になってからも仕事か山のどちらか。クリスマスらしい特別な過ごし方をすることなく今に至っております。

そんな私なので、出張で横浜へ出向いた際に初めて遭遇したクリスマスマーケットにテンション爆上がり。駅へと向かう途中でマーケット内を通り過ぎただけでしたが、終始ソワソワキョロキョロして田舎者感丸出しでした。
マーケットを楽しんでいる人達も皆笑顔で、凄く良い雰囲気。やっぱり一年間のうちでも特別な行事やイベントは大切に過ごさなければいけないなと思った今日この頃。
丁寧な暮らしとは真反対にいるような生活をしている我が家ですが、季節の節目節目は少しだけ丁寧にしていきたいと思います。
ようやく年末寒波が到来して、各地から雪の知らせが届いてきました。ここ三重県四日市でも時折チラチラと雪が舞い、スノースポーツへのエンジンが本格的に始動している方も多いのではないでしょうか。
そして、この季節から圧倒的に出番が増えてくるのがパタゴニアのR1フリース。

適度な生地圧と通気性により、行動中の体温調整役として大活躍してくる冬のレイヤリングの大黒柱。そして今年は、待望のジャケットタイプが復活していますよ!
patagonia M’s R1 Jacket ■ W’s R1 Jacket ■

数シーズンお休みしていましたが、今年の春に再登場。もちろん、随所がアップデートされています。

R1の最大の特徴である、裏面のグリッド加工(R1グリッド)。この四角に起毛したフリース部分と隙間の絶妙なバランスにより冬場の丁度良い体感温度を作り出してくれます。

新しく生まれ変わったR1ジャケットは袖回りから脇下の起毛をR1グリッドではなく、キャプリーンサーマルの生地に切り替えています。キャプリーンサーマルの生地はR1グリッドと比べると通気性が高いので、汗をかきやすい部分や太い血管が通っている手首回りに配する事でオーバーヒートを防いでくれる作りに変わりました。
ちなみにプルオーバーフーディーも同様の作りとなっています!
Men’s R1 P/O Hoody ■

みぞおちよりもさらに深く入ったフロントファスナーにバラクラバを兼ねたフード。BCユーザーから圧倒的な支持を得ているのがこちらのモデル。生地の切り替えは非常に分かりやすく、濃い青色の部分がR1グリッド、薄い青色の部分がキャプリーンサーマルとなっています。

2種類の生地を並べてみると、起毛具合にかなりの差があります。正直、旧モデルの全面にR1グリッドを配したタイプでも十分完成形かな…と思っていたのですが、そこで満足しないのが流石パタゴニア。ベターでは無くベストを狙ってくるところがアウトドアメーカーらしいところです。
プルオーバーフーディーはビブパンツを穿かれる方にもおススメで、裾回りがキャプリーンサーマルの生地になって薄くなる事で、腰回りのゴワゴワ感が無く快適に着用頂けます。私は、スノースポーツだけでなく冬場のランニングにも愛用したりもして、マルチに使えるところがおススメポイント。
さらに、忘れてはいけない。山の熟練者御用達のベストもございます。
M’s R1 Vest ■

ただでさえ使いやすいR1がベストになれば、汎用性の高さは抜群です。下に合わせるベースレイヤーの厚みを変えてあげれば登山、トレラン、ロードランに自転車、様々なアクティビティーに対応出来ます。春先は半袖Tシャツに合わせてあげると結構調子良かったりもするんです。
「ベストを着る環境=寒い」という概念があるので長袖系の上から着るイメージが強いのですが、少し暖かいぐらいの気温の時は半袖との相性も良いんです。

べストは側面+背面側もキャプリーンサーマル生地なので、より体温が上がりやすいシーンでの着用を想定しています。

個人的にはキャプリーンクールデイリー■に合わせると寒い時期のランニングにも丁度良いが作りやすく、残雪が残る春先のBCシーンでも活躍してくれそうだなと思っています。
よく店頭では「使ってたR1がボロボロになったから新しいのに買い替えるよ!」という方がみえます。同じアイテムをついリピートしてしまうぐらいR1シリーズは使いやすいんです。なぜ、使いやすいのかと聞かれると、表現が難しいのですが…。敢えて完結に言うと「ハズれない」。私の超個人的な感覚なのですが、冬の外遊びでR1を着ておけば、9割以上の確立でベター以上の体感温度を作ってくれるんです。ベストな状態を求めるのであれば、ベースレイヤーや他ウェアとの組み合わせを熟考する必要がありますが、「今日は何を着て行こうな~、迷うな~。」なんて時にとりあえずR1を着ていけばOK。そんな使い方が出来るから人気なんだと思っています。
実は、まだR1デビューしてないんだよね…という方!寒波が到来した今こそチャンスです!今シーズンはR1フリースで冬の外遊びを快適に満喫しましょう!
本日のブログは松下がお届けいたしました。
