3月19日(火)
この日は、野登山に春を探しに軽いトレッキング。お目当ての春(ミツマタ)は4分咲きぐらいでしたが、これまでは、咲き始めの姿やその景色を見たことが無かったので、これはこれで新鮮。
気候的には、来週後半からは一気に春の陽気になるとの事。タイミングが良ければ、杉林に突如現れるポコポコと咲き浮かぶミツマタの姿と、そのミツマタが作り上げる神秘的な春の空間を楽しむことが出来ますよ!
3月21日(木)
水曜日の祝日営業が終わり、仮眠をとってから白馬まで北上。降雪予報では、3月下旬とは思えない積雪予報に心が踊りまくる。運転手のスネを思いっきり噛みちぎるぐらいご好意に甘えて、道中の半分を寝かせてもらい気がつけば安曇野インター手前(笑)。
NORRONAやHOUDINIやACLIMA等でお世話になっているフルマークスさんの直営店舗(白馬店)に集合し、スタッフの皆さんや白馬店お客様と「ワイワイセッション」
いやぁ~、3月末にあんなサイコーのパウダーを滑れるとは!
因みに、3月に入ってから降雪が続いた為、ゲレンデによっては昨年の同時期に比べて積雪量が多いところもあるとの事。勿論、ここから春の陽気と雨でどれぐらい融雪が早まるかにもよりますが、まだまだスプリングライディングを楽しめるのではないでしょうか?!
この記事の概略として
新たに加わったマルチパンツ patgonia Quandary Joggers(クアンダリー・ジョガーズ)
昨年の夏前に開催されたpatagoniaの展示会でQuandary Joggers(→■)を紹介された時、僕は素直に「そう!そう!こういうのが欲しかったですよ!!」と、思った。
これまでもpatagoniaのパンツで、使い勝手とデザインの良さで多くの方から愛されているパンツは多く、近年では「Terrebonne Joggers(テルボンヌジョガーズ)(→■)」がそれに当てはまるだろう。
実際に、幅広いシーズンとシーンで活躍してくれるTerrebonne Joggersは、moderateでも非常に人気が高く、お客様によっては色違いやサイズ違いで持たれている方も多い。
そのTerrebonne Joggersは、今でこそ年間通してpatagoniaから販売されておりますが、発売当初は、寒い環境下(時期)に走る時のランニング・パンツとして秋冬シーズンのみの発売でした。ただ、その使い勝手の良さから多くの方よりリクエストがあったのか、気がつけば春夏シーズンにも買えるアイテムとなった。
要するに、Terrebonne Joggersはランニングパンツがスタートであり、今尚、寒い時期に多くのランナーが使用し、そして、オフ(ランニング以外)シーンでも活躍しているパンツ。
ただ、良くも悪くもランニングでの使用を主目的にデザインされたパンツの為、足捌きや軽さや通気性等に比重を置いたデザインの為、強度面では少し心配される声もありました。
そして、そんな心配の声をカタチにしたのが、今回ご紹介するQuandary Joggers(クアンダリー・ジョガーズ)だと僕は思っている。
THE BASICにジョガースタイルというスパイスを!
Quandary Joggers(→■)は、パタゴニアのマルチユースパンツ(多機能型ハイキング・パンツ)として人気の高かった定番の「クアンダリー・パンツ」をベースに、裾を絞りジョガーズシルエットにしたアイテム。
因みに、クアンダリー・パンツとは、定番の位置に配された5ポケットとベルトでウエストを調整する、ストレートシルエットの薄型ソフトシェルパンツ。
ある意味「THE BASIC」なパンツだった為に、patagoniaの中では非常に人気はあるものの、良い意味でデザインの特徴が少ないが故に、当店では他ブランドと比較された結果、特徴的なデザインのパンツを選ばれる方も多かったのも事実。
今回そのクアンダリー・パンツに、「ジョガースタイルというスパイス」を加えた結果、そのTHE BASICが一味違った輝きを放つ事になった!
プロセスが違う2つのジョガー
こうなると、patagoniaの中で商品名に「ジョガー」が付くパンツが2つある事になってくる為、どちらを選んで良いかと悩む方もいるのではないだろうか。
勿論、選ぶ判断基準というのは多種多様であり、基本的には穿かれる方の好みであったり、その人が一番感じるストレスを軽減してくれるモノを選ぶ事が一番重要だが、其々の商品のプロセスを知る事で、その判断がしやすくなるとも思っている。
其々のプロセス。
既に、前文で2つの商品についてそのプロセスを書いているので、理解されている方もいると思うが端的にココで記載させて頂きます。
Quandary Joggers(→■)
→ 多機能型ハイキング・パンツをベースにすたジョガースタイル
Terrebonne Joggers(→■)
→ 元々は寒い環境下で走る用のランニングパンツ
要するに、ランニングパンツとして作られたTerrebonne Joggersに対して、ハイキング用のパンツをジョガースタイルにしたのがQuandary Joggersという事。
よって、Quandary Joggersは、Terrebonne Joggersには無い生地厚やそこから偉る安心感が備わっています。つまり、走るのに必要な足捌きや軽さや通気よりは程々で良くて、それよりも強度面が欲しい方にオススメといった具合。
「じゃ~、Quandary Joggersでは走れないのか~」ってしまうかと思いますが、実際は走れますし、Terrebonne Joggersでは寒い時期等には活躍してくれると思います。ただし、Terrebonne Joggers程の軽やかさは無いので、しっかり走る方であれば、少しストレスを感じる部分もあると思います。(←Terrebonne Joggersで寒い時期に走る方かつ、足捌き等を求めるなら Wind Shield Pants(→■)がオススメ。)
Quandary Joggersのサイズ感について
Terrebonne Joggersよりも、 綺麗なラインが出る細身のシルエット。
(179ck / 65kg / size:M)
ただし、ストレッチ性が非常に高くストレスフリーで穿けるので、その綺麗なシルエットを楽しむように通常通りのサイズを選ぶもよし、あえて、ワンサイズアップしてルーズ感を出すのも良いのではないでしょうか。ただし、お尻周りはかなり細め(小さ目)のシルエットとなっていますので、お尻の筋肉がしっかりされている方は、ワンサイズアップでも良いかもしれません。
(179cm /65kg / size:L)
使用シーンについて
フィールドで使用する場合、アクティビティや運動量によっても異なりるが、ハイクシーンであれば、春の中低山域から夏の高山域で活躍してくれ生地厚となっています。 トレッキグやクライミングは勿論、旅行から日常での着用と幅広いシーンと季節で活躍してくれるユティリティーパンツですので、Terrebonne Joggersがカバー出来ない部分のパンツとして、是非、一度ご検討して頂いては如何でしょうか。
投稿者:飯田