AXESQUIN ELEMENTSの和製マウンテンパーカー

「古道歩き」をテーマにアイテムを展開しているAXESQUIN ELEMENTS。オクタを使用したヌクヌクウェアやソフトシェル素材を用いたノビノ系ビシャツ等、特徴的なアイテムを展開しているのですが、その中でも個人的に大好きなウェアがあるんです。

 

ヴィンテージナイロンのパーカー

その名の通り、自然な風合いのヴィンテージ加工ナイロンを使用した和製マウンテンパーカー。AXESQUIN好きな方ならお気付きかもしれませんが、元々は凌のラインから「アキノヒ」と言う名前で登場していました。凌のアキノヒは丈がロングコート丈になったことで、より防寒力を重視したモデルへと変わり、従来のシルエットのモデルがエレメンツのアイテムとして生まれ変わった形になります。私は、古いアキノヒを、山でも街でも夏以外は愛用しています。

 

一番のお気に入りポイントは生地のタフさ。バシっとしたナイロン生地は、撥水力も高いので、ちょっとした小雨程度ならしっかりと撥水してくれますし、低山の湿った雪が降る中を歩いた時もハードシェルをパックから引っ張り出す必要がありませんでした。(状況によってはハードシェルは必須の装備となりますのでご注意ください。)

また、ハードな藪漕ぎをした時にも全く問題なし。行きたい方向に歩きたい道をガンガン突っ込んでいける安心感があるんです。

 

フラップが付いたポケットもポイントで、山で着る時は基本的にフラップをポケットの外に出して使います。こうする事で葉っぱ等がポケットに入ってしまうのを防げるのです。逆に街中で着る時は携帯電話等を出し入れしやすいようにフラップはポケットに中に入れ込んで使うと非常に便利。

 

 

ジッパーとドットボタンで止めるダブルの前合わせの形も中々山の服には無いデザイン。このジッパーの長さも絶妙で、大きく足を上げた際に邪魔にならないよう設計されています。また、ダブルファスナー仕様なので、体温が上がってきたら下から開けて空気の入り具合を微調整する事も出来ます。

 


【着用モデル 身長:163cm  体重54kg  Size:二  Color:カラシイロ】

腰元まで覆う丈感で冷たい風による冷えを和らげてくれるので、山歩きだけなく、自転車でブラブラする時にもおススメ。その際はフロントファスナーを下から少し開けてあげるとペダリングの邪魔になりません。

 

生地に張りがあるので、横から見た時のシルエットも良いんです。言われなければ山の服とは思えない形で、山から下りてきた後に違和感無く街に溶け込めます。

 

カラーは3色展開なのですが、これから少しずつ寒さが和らぐ季節ですと、カラシイロが非常に映えそうな予感。今持っているのが紺色なので、買い足しちゃおうか真剣に悩み中…。

ハードシェルの様な防水性は無いのですが、フロントファスナーと前合わせを上手く使えば通気させながら快適に行動が出来、ウィンドシェルの様な軽量コンパクト性も無いのですが、樹林帯での擦れや引っ掛けも気にすることもない。今まで山の服には無かったポジションのアイテムなので、単体で見ると使用するシーンを想像しにくいのですが、秋~冬~春にかけて低山をノンビリ歩く時に着て頂くと、「あれ?意外と使い勝手いいじゃん!」となる不思議なショート丈コート。

AXESQUIN ELEMENTSの商品はユニセックス展開となっておりサイズが漢字表記で「一(XS)、二(S)、三(M)、四(L)、五(XL)」となっています。サイズ選びに迷ったさいはご相談にものらせて頂きますので、お気軽にお問合せください。

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