夏のこの時期、私の足元は雨の日を除いてサンダルの一択に。理由は単純明快で涼しいから。LUNA SANDALS■やXERO SHOES■等のベアフット系の物を愛用しているのですが、今季は厚底系のrig FOOTWEAR■も人気となっています。
一言で「サンダル」と言ってもトレランシューズと同じでメーカーやモデルによってその特徴は様々。普段から履きやすいものもあれば、ロードやトレイルを走りやすくしたものもあったり、足を休める際に快適なものもあったり。どのモデルを履くのかは、シチュエーションや好みによるところ。そんな数あるサンダルの中でも、忘れてはいけないINOV8の名品をご存知でしょうか。
INOV8 RECOLITE 190 UNI ■
如何にもアウトドア向けな雰囲気が漂うこちらのサンダル。元々の開発ルーツは、トレランレースにあります。レースの前や走った後に頑張ってくれた足を労り、開放的に履けるように設計されています。特筆すべきは、その軽さ。26cmで実測196gという数値は手に持っても実感出来ますが、足を入れた際に「え!?この見た目でこんなに軽いの!?」と驚くレベルです。
随所に軽量化の工夫は施されているのですが、アウトソールをベタ貼りせずにポイントで配置しているのも大きな要因です。
つま先から踵に向けて、歩く際に体重が移動していく場所を主要ポイントとして線状のソールを配しているのです。クッショニング系のリラックスサンダルはアウトソールを貼っていない物が多いので、RECO LITEはリラックスジャンルのサンダルでありながらもアウトドアフィールドでの歩行機能もしっかり備えているタイプと言えます。
つま先や側面は合皮で補強が施されており、岩や石などから足を守ってくれるのでハイキングや川遊び等でも使用出来ます。勿論、普段履きとして愛用して頂いても問題ありません。
ナチュラルランの志向を持って商品開発を行っているINOV8だけあって、ヒールカップは備えていません。だからと言って踵のホールド感が全く無いわけでは無いのでご安心を。ガッチリ固めるタイプでは無いので、少し緩さは感じてしまうかもしれませんが、軽くジョギングしたりしても大丈夫な程です。ヒールカップが無い代わりに踵を踏んでスリッパの様に履けるので、下山後やキャンプのテント回り等でルーズにペタペタと歩く事が出来ます。
アッパーを閉めるコードは伸縮性の無いタイプ。ここが個人的なお気に入りポイントで、コードが伸びるタイプだと川遊び中に水流の影響でサンダルが脱げそうになってしまう事があるのです。伸縮性が無い事に状況に合わせてより好みの具合にしっかりと絞る事ができます。
ヒールカップは無いのにコードはしっかり止める。何だかあやふやな様にも思えるところですが「脱ぎ履きのしやすさを追求しながらも簡単には脱げない。」この矛盾した要求を実現する為に考え出された造りでもあるのです。
アッパーのメイン素材はメッシュ状になっているので乾きも速く、柔軟な素材の為、長時間履いていても不快感を感じにくくなっています。
今季、カラー展開が豊富になっているので女性人気もジワジワ上昇中です。
本来のリカバリーサンダルとしての用途は勿論の事ながら、水場やキャンプ、意外と歩く事が多い音楽フェス等、夏の様々なシーンで活躍してくれるのがRECO LITE■です。個人的な感想としては、「積極的に歩ける。行動したくなるサンダル」とも言えるので、アクティブな方にこそ履いて頂きたいアイテムです。ちなみに、W’sサイズも取り揃えていますので、女性の方も是非!
うかうかしていると夏はあっという間に過ぎ去ってしまいます。足元を涼しくして、積極的に遊んでいきましょう!
本日のブログは松下がお届けいたしました。
追伸。INOV8だから足幅がタイトで自分には履けないのでは…と思っている方。ご安心下さい。
横幅は、INOV8の中でも広めのシェイプ(2.5E相当)となっています。超幅広の私でも履けますので大丈夫ですよ!