9月に入り夏の暑さも終わり、おかげで朝から蝉の大合唱を聞かなくても良くなった。そして、ここ最近では爽やかな朝に、その蝉の代わりに近所の子供が練習するリコーダーの音色が聞こえてくる。特に何かの楽曲を練習するわけでもないけど、リズムを取りながら色々な音階を練習している。
本来であれば、夏休みが終わって久々に友達と再開出来る二学期なのに、コロナの影響でオンライン授業になっている為か。
僕たちが子供の頃に経験もした事が無いことが今子供たちの中で起きていて、僕たちが経験できた事が今子供たちは経験が出来ていない。彼・彼女らにとっては、それがスタンダードになってしまうのかもしれないけど、やっぱり、考えると少し切ないというか・・。
モニター越しで友達や先生に会えるかもしれないけど、早く直接会って皆でリコーダーが練習出来る時が来ると良いけど。
ブログの冒頭が暗い話題でスミマセン。
ここからは、仕切り直しをして、山と道の新作アイテムのご紹介をさせて頂きます。
この記事の概略として
100% Merino Light Long スリーブ系 想像以上に良いかも!
2021年に新たに発売されている山と道の100%メリノシリーズ。以前の製品よりも、より良いモノを作る為に上げられた課題(クオリティーコントロール)をクリアする為に、世界有数の毛織物の産地でもある尾州にて、紡績会社や生地工場、染色加工工場、検査機関からウールのプロフェッショナルが集結し、それぞれ専門の立場からの知見やアイデアを持ち寄って作られ、今回使用されている山と道オリジナルのメリノウールの素材が作り上げられている。
「メリノウールの良さを最大限に生かしつつも生地強度を上げる。」
本来であれば、弱点を補うために化繊素材を入れることが近道であったりするが、異素材を混ぜた分だけメリノウールの良さは減っていく。
撚っていく糸の種類に拘り、メリノウールの良さを最大限に得る為にトレードオフとなるモノも知り、だからこそ、得られる100%の良さ。
結果、均生地重量140-145g/m²だった従来のLight Merino生地と比べ重量165-170g/m²と若干厚手になったものの、個人的にはこの若干の厚手のお陰で、ロングスリーブ系のアイテムはメチャクチャ良い生地厚になったと思っている。
この表現を聞くと、「え!?じゃぁ~、ショートスリーブ系はこの生地厚は良くなかったの?!」と、思われる方もいらっしゃるかもしれないが、決して悪いとは思っていない。むしろ、それを軽く超える勢いで、ロングスリーブが良すぎるという事が兎に角言いたい。
だからこそ、快適をベースにこれから涼しさや寒さが入り交じる気温下で遊ぶ僕たちにとって、ベースレイヤーで着ることをメインに、時には、ミドラーとしても使える100% Merino Light Long スリーブ系のアイテムは、すごい武器になるのではと思っている。
今は、まだ、この新製品で全てのシーズンを遊んだわけではないので、「すごい武器だ!」とは言い切れないけれど、その可能性は、大いに秘めている。
そんな可能性に賭けてみたい方は、是非、9月11日からの販売を期待して欲しい。
以下、モデルとカラーと簡単な特徴をご紹介致します。
100% Merino Light Long Sleeve
今回ご紹介する100% Merino Light Long スリーブ系のアイテムの中で、一番オーソドックスだけど、一番着用出来るシーンが多いのは、まさにこの、ノーマルのロングスリーブタイプ「100% Merino Light Long Sleeve」だと思う。
(179cm / 67kg / size:XL)
この後に紹介する他2モデルも同様だが、袖付きは肩の動きを考慮してラグランスリーブを採用。ショートスリーブのシリーズに比べると若干細めに感じる作りとなっているけど、ベースレイヤーとしてこの上にレイヤリングをしていく事を考えると丁度良いサイズ感。
100% Merino Light Hoody
ノーマルのロングスリーブをベースに、ハーフジップとフードを付けたタイプ。
着用時の見た目とデザインに思われがちのフードも、やはり色々なシーンでメチャクチャ活躍してくれる事も多く、個人的には非常にテクニカルな役割を担っていると思うと同時に、ハーフジップが更に、このアイテムの着用シーンをよりDOなアイテムへと引き上げてくれている。
半袖の時期よりも、より早く効率的にクールダウン出来ることが、結果、大汗をかく事を防いでくれる。そういった意味でも、このハーフジップは非常に頼りがいがある。
(179cm / 67kg / size:XL)
100% Merino Light Long Sleeve Zip
先にご紹介した2つのモデルのハイブリッドタイプだと僕は思っている。
体温コントロールがしやすいハーフジップタイプでありながらも、一般的なタートルネックタイプじゃないけど、クルーネック程でもないという、「まぁ~流石ですわ!」と言ってしまう絶妙な襟。
このフライスの部分まで100% Merinoだから、ほんと凄いの一言につきる。
ちなみに、フードタイプもそうだが、よくベースレイヤーのジップ付きって、ジッパーの部分が肌に触れて冷たくないの?って心配される方もいらっしゃるとおもうが、肌面ジッパーのコイルが直接当たらないようにデザインされているので心配は不要!
(フロントジッパーの肌面側の写真)
(179cm / 67kg / size:XL)
各モデル同じカラー展開
(左→右:Pale Yellow / Blue / Navy / Blue Gray / Gray Marl / Charcoal Marl)
Marl系は、単色というよりかは霜降りがかった風合いが特徴的
(上から下:Charcoal Mar / Gray Marl / Blue Gray※ソリッドカラーの参考までに)
個人的には、鮮やか系のお色もお勧め
絶妙なロングスリーブアイテムをお探しの方は、是非、一度、山と道の100% Merino Light Long スリーブ系をチェックしてみては如何でしょうか!
投稿者:飯田