何気なく、毎日携帯している物。財布、携帯電話、メモ帳、鍵、ボトル、名刺、ウィンドシェル等々….。シチュエーションによって他にも追加される事もあるのですが、主にこれぐらい。サコッシュに入れようとするとパンパンになってしまい、モノによってはボトルが入らない。かと言ってバックパックに入れる程の量ではない。そんな時に凄く便利なのがpatagoniaのAtom Sling。
patagonia AtomSling 8L ■
パタゴニアのスリングバッグと言えば「Atom」。そう言っても過言では無い程、定番となっているAtomSling。何度もマイナーチェンジを繰り返しながら、多くの人たちに愛されてきたクラシックなバッグです。8リットルという容量は大き過ぎず、小さ過ぎず、「ちょっと荷物を入れる」のに丁度良いサイズ感となっています。
バッグの背面やショルダーベルトの裏側はメッシュ仕様になっているので、日常だけでなく自転車等のアクティビティーや、トレイルや近所の公園を散歩する際にも快適に使って頂けます。
ポケットは全部で3つ配されており、本体外側の小物入れはキーリングつき。鍵は勿論の事、小銭入れ等のサッと取り出したい物を入れておくのに最も便利なポケットなのですが、ここにpatagoniaのHoudini Jacket ■がピタピタに収まるんです。
パッカリングしたHoudini Jacketを入れてみたところ、この様にジャストフィット。朝夕で気温差が出てくるこれからの季節は、日常でも羽織ものが欲しいところ。他メーカーのモノでもウィンドシェル程度なら大体収納する事が出来てしまいます。
メインポケットは大きく開く仕様になっており、荷物の出し入れで引っかかりを感じる事もありません。
さらに、パッド入りスリーブも付いているのでタブレット端末の収納も可能。画面を傷つけない為の裏起毛となっています。一見したデザインは昔と変わらないままなのですが、時代に即した機能が搭載されて、より使い勝手が良くなっています。
ショルダーベルトのポケットは一部ストレッチメッシュ素材が使用されているので、小さな見た目ながら携帯電話や行動食等の小物の収納が可能。(携帯電話のカバーのサイズによっては入らない物もあります。)
少し厚みのあるサングラスも入れる事が出来、背負った際のポジションが胸元に来るので最も頻繁に出し入れする小物を入れるのにおススメ。(サングラス収納時はレンズに傷が付かないよう、ソフトケースに入れてから収納してあげて下さい。)
外側に配された2本のベルトも使い方を工夫すれば非常に便利。厚手のジャケット類を止めておいたり、ヨガマットを括り付ける事も出来ます。
上手く使えばボトルを取り付ける事も。あとチョットが入らない…そんな時に、この2本のベルトと少しのアイディアがあるだけで解決してしまう。非常に汎用性の高い機能です。
使用しない時はベルトを内側に収納しておく事も出来ます。見た目がスマートになるのと、マウンテンバイクで林間を走り抜ける時には木々の枝がベルトに引っかかるのを防ぐ事が出来ます。
人間工学に基づいてデザインされたシングルストラップは身体にピッタリとフィット。バッグの重心が身体に近い為、負担も少なくなります。
荷物を出し入れする際は、バッグを降ろす事無く前側にクルっと持ってきます。すると非常に開けやすいポジションに来るんです。自転車やバイクで走っている最中、信号待ちで少し荷物を取り出したい時にもサドルに跨ったままで操作が出来るのでとても便利。ベルト自体にもバックルが付いているので、付け外しも容易に行えます。
サコッシュ以上、バックパック未満。中途半端な容量ですが、人によっては丁度良い。特に自転車やバイクでの移動が多い方にはおススメです。一度背負って頂くと、しっくりくるフィット感につい欲しくなってしまいますよ。
本日のブログは松下がお届け致しました。