まるで月のクレーターの中にいるような。そんな滑り納めでシーズンアウト

年末に良く耳にする〇〇納め。例えば仕事納めや走り納めなど。

スノーボードの世界でも「滑り納め」という言葉が存在し、シーズンアウトをする時によく使われる。

その滑り納め。

正直、僕にとっての滑り納めは「恒例のコレ!」といった行事ごとがあるわけではないけれど、ただ、今日この最後のライディングが、そのシーズンの滑り納めとして滑るかどうかは割と個人的には大事だったりする。

今シーズンのスノーボードは、色々あって尻窄みな感じで気が付けばシーズンが終わってしまっており、その滑り納め的な事が何も出来ていなかった。

そんな感じでフェードアウトした今シーズンに、しっかりとした滑り納めのタイミングが舞い込んだ。

梅雨入りし、なかなか読めない天候の中で、タイミングよく休みの日に好条件が揃った。

STATICのALL ELEVATION SHIRT SS(→)とTeton Bros.のSerac Pant(→)で登り、時折、肌を撫でるように吹く風が、兎に角、気持ち良い。ウィンドシェル代わりに持って行った、HOUDINIのCOVER CREW(→)も滑走時に丁度良く、今回セレクトしたウェアーはバッチリハマった。

天気が良すぎるが上に、スタートからたっぷり日焼け止めを厚めに塗り、遊んでいる最中もこまめに日焼け止めを塗り足しつつも、6月の3,000m付近の紫外線は強く、それが雪上となれば尚の事。

今も、このBLOGを書きながら、焼けた素肌がコットンTシャツの下で少しヒリヒリするけど、写真を見ながら登って歩いて見れた景色を思い出してはニタニタしている。

特に、月のクレーターの中を歩いているような気分が味わえた昼からのルートは本当に最高過ぎて、バスの時間を気にしなくてもよければ、しばらく、あの世界の中でボ~っとしていたかった。

なんとなく出来ていなかった滑り納。

自分の中では「仕方がない」を理由に諦めていたけど、6月の貴重な晴天のタイミングで滑りに行けたことで、そのモヤモヤがスッキリした。

さぁ!次の休みからは、そろそろ鈴鹿の沢を歩きの下見を始めよう!

 

投稿者:飯田

先頭に戻る