NEWスタンダードとして位置づけされるのでは?! 山と道 DW 5-Pocket Pants

確か2020年の夏頃に、山と道のパンツ&ショーツのラインナップに「DW 5-Pocket シリーズ」が加わった。

昨年に自分で書いた記事から少し引用もしつつ改めて気付いた点も加えながら、再度、DW 5-Pocket シリーズ(今回は特にパンツ)についてご紹介させて頂きます。

そして、既に穿かれている方であれば、ブログタイトルにある「NEWスタンダードとして位置づけされるのでは?!」という言葉に対して「確かに!」と思われいている方もいらっしゃると思いますが、このブログを切掛に、気になった方は是非店頭でご試着頂き、その真意を確かめて頂ければと思います。

また、こちらの商品は4月29日(木祝)より店頭優先で販売させて頂いております。また、今期から山と道の新たな取り組みとして始まったWEBパートナショップ(→)。この取り組みにより、当店は山と道の製品を通販にて販売する事が可能となりましたが、先にも記載させて頂いているように、店頭販売を優先させて頂いており、通販サイトでの販売は2021年5月17日 (月)21:00~と予定しております。

その他、山と道の販売スケジュールに関しましてはコチラ→()をご確認頂ければと思います。

 


そもそもDW 5-Pocket ShortsのDW(ディー・ダブリュー)ってなに?


(山と道 / DW 5-Pocket Pants / BLUE(飯田個人的にイチオシカラー)

 

DW(ディー・ダブリュー)とは、Double weave(二重織り)の意味。

通常生地を作る際、タテ糸とヨコ糸を用いて生地を織っていくのですが、Double weave(二重織り)というのは、そのタテ糸とヨコ糸で夫々違う糸をわざと使うい、独特の生地の特徴を出すことを目的とした生地の作り方(織り方)になります。

山と道の看板商品でもある5-Pocket Pantus & Shortsは、生地を作る上げるのに強度に優れたタスランナイロンをタテ糸とヨコ糸に使い平織りで織り上げ頑丈な生地を作ります。また、縦横同じ糸で作られた生地は、基本的には表面も裏面も同じような表情をしています。

一方、Light 5-Pocket Pantus & Shortsは、糸そのものにパーマが掛かったような少し捻じりの効いた糸を使い、ストレッチ性の糸を使わず織りだけでストレッチを生み出し、更には、タテ糸とヨコ糸で太さの違う糸を使うことで、肌面に微妙な凹凸を生み出し肌と生地との接地面をドライに保つように作られています。

そして、DW 5-Pocket Pantus & Shortsは、タテ糸に5-Pocket Shortsに使われている強度のあるタスランナイロンを使い、ヨコ糸にはLight 5-Pocket Shortsで使われている糸に更に加工を加えた、少し太めの糸を使っています。

このように、タテ糸とヨコ糸で全く違う性質の糸を使う事で夫々の特性を活かしたハイブリットな生地作り、強度と軽さのバランスを保ちながら、肌面には大きな凹凸を生み出し、汗をかいた時にショーツの生地が足に張り付くことをかなり軽減してくれる仕様となっています。

ちなみにこの生地は、山と道が独自に開発を依頼したパーテックス・イクイリブリアム


(左:DW 5-Pocket Shortsの裏側 / 右:5-Pocket Shortsの裏側)

 

DWが生み出すこの凹凸が少し影響する事もあります。

裏地にある凹凸が時に、体毛とすれて糸が攣ってしまうことで、ショーツの表面に鱗のようなポコポコが生まれます。個人的には、シアサッカーと言われるような生地の風合いにみてとれる為、特にネガティブに思う部分ではありませんが、人によってはこの風合いが変わる事を嫌がる方もいるかもしれません。

ちなみに、上の写真は、僕が約1年間使用したパンツの写真。特に、膝上の太もも付近にこのようなボコボコが出ています。

僕は、このボコボコを見て、そして、その表情が変わり少しずつ広がっていく様子が「良い感じに仕上がってきている!」と言った感じで、今までナイロン素材のパンツには無かった「経年変化」を割と楽しんでします。穿き込んだ仕上げていくデニム的なイメージで。

結果的に僕にとってDWの凹凸が生み出す「影響」というのは、快適性と経年変化を楽しむと言った「良い意味」の影響を及ぼしてくれています。

 


実は、かなり凝った作りをしています。

改めて、DW 5-Pocket Pantsの作りをジッと見ていて気がついたのですが、オリジナルのパーテックス・イクイリブリアムの生地を使って単にパンツを作っているのではなく、部位によって生地の縦横方向を使い分けてストレッチ性を最大限に生かした作りが施されています。

これ、実は山と道の製品紹介ページ内にある「抜群の動きやすさ」の所にサラっとテキストで書かれているのですが、あまりにもサラっと書かれすぎていて気がついてい無かったというのが正直な所・・・(お恥ずかしい)

写真を使ってもう少し詳しく説明します。

DWの生地裏側は下の写真のように糸が肌面に当たるように出ています。そして、この糸の走っている方向に生地はストレッチします。

(写真:DW 5-Pocket Pantsの生地の裏側)

よって、DW 5-Pocket シリーズ(パンツ)は、パンツのフロント側は主に膝の伸縮に対して生地がストレッチするように、その糸が縦向かって走るように生地が配されており、お尻側の生地の部分等は開脚方向に対して生地が伸びるように、糸が横に向かって走るように生地が配されています。


(上の写真は、縦方向に糸が配されている部分と横方向に糸が配されている部分と分かるようにしてみました)


(写真:実際の部位によう生地の使い方の違いの写真)

さらには、一般的にカゼットと言われる股下に関しては、縦でも横でもなく「斜め方向に」その糸が走るように配されています。


(写真:股下のカゼット部分の様子)

正直言って、オリジナル生地にプラスしてこの拘りの詰まった生地のとり方。本気で、DW 5-Pocket シリーズが凄いと思えてくると思います。

 


NEWスタンダードとして位置づけされるのでは?!

兎に角、「全てがあいだになります。」DW 5-Pocket Pants / Shortsにはその言葉がピッタリ。

生地厚は? 重量は? サイズ感は? 耐久性は?
→ Light 5-Pocket Pants / Shortsと5-Pocket Pants / Shortsの間になります。

言葉で簡単に言い表すのであれば、「頑丈な5-Pocket Pants / Shorts」「軽さと通気性の高いLight 5-Pocket Pants / Shorts」「バランス型のDW 5-Pocket Pants / Shorts」と言った具合になると思います。

これらの事を考えるとDW 5-Pocket Pants / Shortsが新たに登場した事により、山と道のパンツやショーツをを初めて買う方の最初の1本に「DW 5-Pocket シリーズ」が新たなスタンダードになる可能性があると感じています。

 

サイズを比較してみました。

「全てがあいだになります。」なんて、言葉を言われてもサイズに関して迷う方もいらっしゃると思います。もし、既に1本山と道のパンツをお持ちで特にサイズに関して問題がなければ、そのサイズをそのままお買上げ頂ければおそらく間違い無いと思います。

もし、Light 5-Pocket シリーズと5-Pocket シリーズでサイズを変えている方がいらしゃれば、個人的にには5-Pocket シリーズに合わせる事をお勧めしています。

初めて山と道のパンツのご購入を検討されている方は、非常にサイズ選びが難しいと思いますが、一般的に日本企画のパンツサイズをそのままお選び頂ければと思います。ただし、細めのパンツではなく、少しゆったりしたシルエットとお考え下さい。

ちなみに、写真でサイズを比べてみました。


【左→右:Light 5-Pocket / DW 5-Pocket Pants / 5-Pocket Pants 】
身長:179cm  / 体重 67kg
試着サイズ:全てLサイズ


【左→右:Light 5-Pocket / DW 5-Pocket Pants / 5-Pocket Pants 】
身長:179cm  / 体重 67kg
試着サイズ:全てLサイズ


【左→右:Light 5-Pocket / DW 5-Pocket Pants / 5-Pocket Pants 】
身長:179cm  / 体重 67kg
試着サイズ:全てLサイズ

じっくり見ていただくと、少しずつサイズ感が違う事がお分かり頂けると思います。

 

ちなみに、僕の好みとしてはXLサイズを穿きますので、DW 5-Pocket PantsをLサイズとXLサイズで比較してみました。

【左→右:DW 5-Pocket Pants Lサイズ /  5-Pocket Pants XLサイズ 】
身長:179cm  / 体重 67kg


(179cm / 67kg / size:XL)


その他:所感として

あまり綺麗な文章ではありませんが所感を纏めておきます。

・気温15度前後のハイクでは非常に使いやすい。(運動量・風にもよる)
・気温10度を下回ってくると少し寒く感じる。
・気温20度を超えてくると短パン運動量と風によっては「短パンだったな!」と思う。
 → そんな時は裾を少し捲くり上げるだけで少しクールダウン出来る。
・BLUEのパンツ(ショーツもいいけど・・・)が本当にカッコイイから欲しい。
・沢遊びで使うなら通常の5-Pocket Pantsかな
・ボコボコの味が出てきている部分の肌面は少し毛脱っぽくなってきている所もあるけど、今の所気にならない程度
・裏の糸で足の毛が絡まると聞いていたけど僕はセーフだった(笑)
・何度も書くけど絶対にBLUEだと思う。

と言うことで、初めて山と道のパンツを買うのであればDWシリーズから。また、既に山と道のパンツをお持ちの方こそ、この調度良い塩梅をお分かり頂けるのではと思っています。

投稿者:飯田

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