気温の上昇が目まぐるしいここ数日。暑さを避けて北アルプス等の高山域へ遊びに出かけられる方も多いと思います。高山域では防水機能を備えたハードシェルは必須アイテム。軽量な物から耐水圧の高いしっかりした物まで、沢山のハードシェルが登場してきています。今回ご紹介させて頂くアイテムはズバリ「着心地」と「動きやすさ」にフォーカスしたアイテム。

 

THE NOTRTHE FACE / APEX GTX Trail Hoodie

耐水性能に関しては折り紙付きのゴアテックスを使用したこちらのウェアは、裏地にはC-KnitBackeが使用されているので汗ばんだ肌に張り付いたりすることも少なく今時期でも快適に着用出来ます。

 

 

特徴的なのは、生地の切り替えし方。写真は、ジャケットの背面側になるのですが脇下から裾、肩回りにかけて黒い生地で切り返しが入っています。そして、この切り返し部分にAPEX GTX Trail Hoodieの最大の機能が詰まっているのです。

 

 

黒い生地部分をアップにしてみると写真の様にデコボコしているんです。最初にこの生地を見た時はかなり衝撃的でした。今まで見てきたハードシェルは生地の表面に撥水加工が施されてツルっとした仕上がりの物ばかり。この様に凹凸が付いた物は見たことがありませんでした。何の為の凹凸なのだろう…と思いながら手に取ってみると、更に驚かされました。

 


 

凹凸の理由

凸凹部分の生地の両端を持って引っ張ってみると….

 

 

脅威のストレッチ性!もちろん、この部分も防水になっています。「GORE-TEX Fabric with Stretch Technology」が採用されているので優れたストレッチ性を発揮しながらも防水透湿性もバッチリ備えているんです。

 

 

 

 

ハードシェルを長時間着なければいけない時に「動き辛さ」は最大のストレスになります。ロングレースや縦走登山等、雨天の中でも行動しなければいけない時には「小さなストレス」が続くとやがて「疲労」へと変わっていきます。腕の振りや腰の動き、トレランや登山中の様々な動きを想定して配されたストレッチ素材は長時間の行動をより快適な物へと変えてくれます。

 


 

フードにも一工夫

雨天の中での行動中、ウェア内への水滴の侵入も気になるところ。APEX GTX Trail Hoodieはフードのパーツは細分化することで従来のフードよりも水滴の侵入を抑えています。写真の白い線の部分にご注目下さい。通常、ハードシェルのフードにはツバが備えれていますが一枚のフォーム材で仕上げられている事が多くあります。しかし、写真のフード部分は白い線上でフォーム材が区切られており、一枚ではなく合計5枚のフォーム材で形が出されているのです。

 

実際に着用してみると綺麗にツバが形作られます。写真のモデルは下にキャップを被っていますが形が崩れることも無いので、フードから滴った水滴でキャップのツバがベタベタになってしまう事を極力抑えてくれます。私も経験があるのですがフードから滴った水でキャップのツバが濡れてしまい、さらにツバを伝ってキャップ自体が濡れてしまったこともありました。気温の高い時期だからよかったのですが、低温化で起きていたら体温を奪われかねません。もちろん、ツバ回りだけでなく顎回りのフィット性も高く作られているので首元への水の侵入対策もバッチリです。

 

 

フロントファスナーは中央からやや右側へと寄せて配されており、下に着ているインサレーションやベースレイヤーのフロントファスナーと干渉しにくくなっています。このジッパーの配置から独特のデザイン性が感じられるので「街着でも着たい!」という方にブラックを好評頂き、早々に完売してしまいました。

 

【着用イメージ】


(モデル身長:cm  体重:kg  サイズ:M  カラー:JG を着用)

元々はトレイルランニングシーンでの使用を想定しているので、身幅はややスッキリめ。前丈と後ろ丈の差が極端には付けられていないので、テクニカルなシーンだけでなく肌寒い季節の街着やウォームアップウェアとして使っても良いと思います。

 

付属する専用スタッフサックに収納して実測値約267g。携帯性という面だけで見るとStrike Trail Hoodie に軍配が上がりますが、やはり着続けた時の快適具合ではAPEX GTX Trail Hoodie の方が確実に優れています。「お守り代りの一着」ではなく「本当に使える一着」をお探しの方にはかなりお勧めです。当店在庫は残りMサイズのみとなってしまいましたが、気になる方は是非店頭にてご試着下さい。

 

 

本日のブログは暑さに負け気味の松下がお届けしました。
鰻食べてパワーアップします!!