色々なシーンで穿きたくなるパンツシリーズ THE NORTH FACE編(Mountain Color Pant / Free Run Long Pant)

日差しは柔らかくほのかに温かいが、冷たい風が肌を撫でては寒さを感じさせてくる。
どこか寂しさを感じさせる青空は初冬ならではの色で、風がやってくる先を見ると、鈴鹿山系が時雨ている事を感じさせるような灰色の雲にスッポリと覆わてわれている。

この空の青色とあの雲の灰色。
今年は、秋が短く急に冬がやってきた感じがする。

体も身の回りの寒さ対策も準備が出来ておらず、朝になってから寒さに気が付き急いでクローゼットをひっくり返し身支度をするが、まだ、寒さへの感覚が鈍っているからか、去年の今頃何を着ていたのか記憶が呼び起こせないでいる事がある。

そんな事を繰り返すうちに、ようやくこの年齢にして「衣替え」の大切さを改めて実感した。鈴鹿山系が雪雲の重たい灰色に覆われるまでには、しっかりと衣替えを終わらせておかなければ。

 


色々なシーンで穿きたくなるパンツシリーズ THE NORTH FACE編

前回のBLOG(→■)に引き続き、今回のBLOGでもマルチに使えるロングパンツを2種類ご紹介させて頂きます。
今回のポイントは、「◯◯と街をシームレスに繋ぐパンツ」を意識して頂けると、より商品の良さを実体験レベルで感じて頂けるのではないでしょうか。

 

 


THE NORTH FACE / Mountain Color Pant

ノースフェイスのパンツの中で、一年を通して使いやすいアイテムの代表格と言えば間違いなく「 Alpine Light Pant (→■)」だと思う。

丁度いい生地厚に、細めの綺麗なシルエットのストレッチパンツは、「山と街をシームレスに繋ぐパンツ」として、これまでも多くの人を魅了してきた。ただ、良くも悪くもこの細めシルエットが、昨今の緩めフィットが主流の街穿きメインユーザーのど真ん中のシルエットかと言われれば、そこに少し乖離があって、その乖離の差を埋めたのがMountain Color Pant(→■)となる。

Ripstop Recycled Nylon Active Stretch(ナイロン86%、ポリウレタン14%)を使った Mountain Color Pantは、
Alpine Light Pantの生地に比べて少しカサカサ感が感じられるドライタッチな風合い。

適度なハリ感と気持ち良いストレッチは、太もも周りのリラックス感のある緩めフィットと相まって非常に動きやすいく、また、裾にむけて絞られたテーパードシェイプのお陰で、緩いながらも非常に綺麗なシルエットに。

ブランドロゴ(メンズは太ももあたり、レディースはお尻のポケット近く)の刺繍は、パンツのカラーと同色となって主張が少なめ。

個人的には、 Alpine Light Pant とまた違ったカタチで「山と街をシームレスに繋ぐパンツ」としてお使い頂けると思っています。因みに、シルエットはかなり太めです。私は、THE NORTHE FACEのパンツはXLサイズを穿くことが多いですが、Mountain Color Pantに関しては、ワンサイズダウンのLサイズが好みのシルエットとなります。


(179cm / 65kg / size:L)


THE NORTH FACE / Free Run Long Pant

先にご紹介したMountain Color Pantが山と街を繋ぐパンツに対して、Free Run Long Pant(→■)は、「ランニングと街をシームレスに繋ぐパンツ」となる。

ノースフェイスが提唱するスタイルの1つに「FREE RUN」というモノがある。

FREE RUNとは
単に環境に配慮された製品を選ぶことだけで、自然とのよりよい関係は築けていけるのだろうか。
身体という“自然”も共に循環してこそ、その消費行動が本来の意味をなすと言えるのかもしれない。
THE NORTH FACEが取り組む環境配慮型のランニングウエアシリーズ「FREE RUN」を通して、日々走る人たちのライフスタイルを追う。

THE NORTHE FACE ホームページより引用

 

このコンセプトにあるようにFREE RUNシリーズは、環境に配慮された素材を使いながらランニングウェアーを作りつつ、そのデザインがTHEランニングウェアーではなく、日々の生活ともシームレスに繋げるデザインとなっている。

このカテゴリーが発表されたシーズンに発売となったFree Run Shortは、「街でも使えるランニングショーツ」として非常に人気が高く、毎年のように多くの方から支持を得ている。
そして、昨年から発売となっているFree Run Long Pantは、「街でも使える冬のランニングパンツ」として今年も既に注目を浴びている。


(179cm / 65kg / size:XL)

今やノースフェイスのランパンの代名詞となっているウェストのポケットが配され、一般的な冬用のロングパンツに比べてシルエットは緩いのが特徴の1つ。また、パッカリングが出るように縫われている事で、より街着感のあるデザインとなっています。


むしろ、街着としても使えるランニングパンツと言うよりも、「走る事が出来るオシャレパンツ」といった方が正しいかも。
勿論、「走れるロングパンツ」は、登山シーンでも使えるので、1本のパンツでよりマルチに使いたい方には、かなりお勧めの1本となっています。

今回ご紹介したパンツは、共に少し太めのルーズ感のあるシルエットとなっていますが、その2つを比べても生地や縫い方の違いで雰囲気が大きく異なります。
是非、ご自身の街着でのスタイルと何をシームレスに繋げたいかをイメージしてみてパンツを選んでみては如何でしょうか。

投稿者:飯田

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