汎用性が抜群に高い PAAGO WORKS SNAP

ここ三重県四日市市は、日中の日向はポカポカ感じる季節ですが、日が沈むと真冬に戻ったかのような寒さになります。年々、この寒暖差が辛く感じるようになってきました。

いや、今までは逆にこの寒暖差に気づかない程鈍かったのではないか。ついに自分も違いが分かる男になってきて、渋みが出てくる良い頃合いになってきたか…と無理矢理ポジティブ変換している今日この頃。お店には春から登山、トレランデビューをされる方のご来店も増えてきました。必ず必要な装備から、無くてもよいけどあると便利な道具まで、色々と商品のご紹介をさせて頂いているのですが、本日は「登山やハイキングにあると絶対便利なアイテム」をご紹介させて頂きます。

 

PAAGO WORKS SNAP

発売から数年経つ人気アイテムのSNAP。NEWアイテムとして販売開始した当時は、一瞬で完売してしまった程の盛況ぶりで、その後も「友達が使っているのを見て欲しくなって…」という方や「色違いでもう一つ欲しい。」という方等、多くの方に愛用頂いています。何故、そんなに人気があるのか。その秘密は汎用性の高さにあります。

 

 

基本的な使い方はパックのショルダーハーネスに取りつけて使うのですが、取り付ける為のギミックや本体の収納力等、パーゴワークスらしいモノ作りの拘りが詰まっています。

 

 

まず、外側に配されたメッシュポケット。RUSHシリーズにも採用されている伸縮性に優れたメッシュ生地が使用されています。直ぐに取り出したい物や、一時的に収納しておきたい物を入れるのに非常に便利。

 

メッシュ生地がしっかり伸びてくれるので、大きめのカバーを付けた携帯電話もご覧の通り。マメに出し入れする物程、このポケットの機能性が発揮されますよ。

 

パカっと開いた内部構造は、左側にストレッチメッシュの大ポケットが1つ、中央にキーリングと縦に細い小ポケットが2つ。その右側に中ポケットが縦に2つとなっています。

 


※メーカーHPより掲載

山で使用する際には、この様に様々な小物をスマートに収納する事が出来ます。また、使用シーンは山だけでなく旅行やビジネスシーンでも活躍してくれるのです。

 

例えば、コチラの小物類。私が出張へ行く時に直ぐ手の届く範囲に携帯している道具達です。モバイルバッテリーに充電器、USBメモリに名刺ケースとボールペン。使いたい時にカバンの中をガサゴソする事無くサッと取り出したい物ばかり。

 

これらも簡単かつ綺麗に纏める事が出来ます。シーンによって持ち歩く物は人それぞれなので、ご自身にマッチしたポケットの使い方をして頂ければと思います。

 

勿論、ボトルホルダーとしても使えますので、胸元にドリンクを常備しておくことも可能です。(500mlのペットボトルがちょうど入るサイズで、キャップ部分が外へ出ます。)

 

各部位の構造も良く考えられていて、ジッパータブやカラビナ部分はグローブを付けた状態でも操作しやすいように作られています。

 

そして、ジッパーの途中にはストッパーが付いていて、勢いよく開けた際に中身がこぼれ落ちてしまわないようになっているのです。山で物を落としてしまうと状況によっては回収出来ないトコロまで転がって行ってしまう事もあります。そういった事象を防ぐ気遣いまで機能として備わっているところが日本メーカーらしいところ。

 

パックに取り付ける際にはショルダーハーネスに付いているD環へカラビナを取り付け、フラップで固定します。多くのボトルホルダーがこの様な仕様になっているのですが、ひとつ問題が。

 

D環が無い場合、取り付けるのに苦戦するのです。しかし、そこはご安心をSNAPはD環が無くても取り付けられる独自構造を有しています。

 

 

それが、この「SNAP FLAP」と呼ばれている独自のフラップ構造。ショルダーストラップを包み込むように止める物なのですが、付け外しがスピーディーに行える形状になっているので、降雨時等に素早く取り外して中身を濡らす事無くパック内へしまう事ができます。

 

そしてD環がパックに無い場合は、SNAP FLAPの中央付近に設けられてスリットへチェストストラップを通します。こうする事でSNAP本体が上下にズレたりブレる事を防ぐ事が出来るのです。

単純に「胸元に色々収納できる便利小物入れ」で終わるのではなく、とことん使い勝手を追求する姿勢が個人的に大好きで、そんな機能を活かして自分独自の使い方が出来ないだろうか…と日頃から考えております。

 

 

カラビナが付いているという事は「吊るす」事が出来ます。この構造を上手く使えばハンモックの時に非常に役立つのです。

 

細引きを使ってハンモックの上から吊るしておけば、携帯を手の届くベストな場所へ置いておけます。ポケットに入れたままハンモックで座ったり、寝転がっていると毎回出し入れが面倒なんです。ハンモックの上に丁度良い枝があればそこから吊るせばいいですし、枝が無くても木と木の間に細引きを一本張れば簡単に吊るす事が出来ます。

 

また、キャンプシーン等でも椅子の端にぶら下げておけば、必要な小物を直ぐに出し入れ出来ます。フォールディングナイフや小さい火吹き棒、着火道具等の焚き火アイテムを収納しておいても良いですね。

 

 

そして、ちょっとマニアックな使い方ですがSNAP FLAPのスリットに細引きを通して手ごろな木の幹にしっかりと巻き付けます。

 

そして、メッシュポケットに携帯をいれておけば定点で動画撮影も行えるのです。山中やキャンプ場で仲間たちとワイワイご飯を食べたり、焚き火をしたりしている様子を動画に収めて、思い出として撮っておくことも出来ます。特にクライマーの方等は、ご自身のムーブを確認したりする時にも便利な使い方ではないでしょうか。地面に置くのと違って木に巻き付けると高い目線からの動画も撮れるので意外と面白い絵になったりしますよ。

SNAP自体、とても使い勝手の良いアイテムなのですが、使用者の工夫次第でさらなる汎用性を生み出す事が出来るのが特徴です。登山、キャンプ、クライミング、旅行、仕事、用途に合わせたベストな使い方を探ってみて下さい。

本日のブログは松下がお届けいたしました。

 

 

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