アウトドア派のモバイルバッテリー NEST OUT

携帯電話やスマートフォンは、今や外遊びの必携品と言えます。店頭にお越し頂くお客様にお伺いすると、殆どの方が地図アプリを活用されているとのこと。地図とコンパスでアナログ主義なスタイルを楽しむ私ですが、時にはジオグラフィカ等の地図アプリを使用する事もあります。また、楽しい思い出を記録しておく為に、写真も沢山撮ります。そうなってくると、心配になるのがバッテリーの問題。地図アプリでログを記録していると、予想以上にバッテリーを消費していたりするんですよね。

山に入る際は、もしもに備えて市販のモバイルバッテリーを携帯するようにしているのですが、もっと適した物は無いものか…と思っていました。市販の物が悪いわけではないのですが、やはり外遊びに持ち出すには耐久面等が心配。そんな私の心配を察したかのように、アウトドア派向けのモバイルバッテリーが登場しております。

 

NEST OUT モバイルバッテリー 5000 ■  10000 ■   15000 ■

如何にもタフそうな見た目。無骨な感じで個人的に好きなデザイン。商品自体に電池容量が明記されていて分かりやすくなっているのですが、私がモバイルバッテリーに最も求めるのはデザインよりも信頼性。いざ山に持って行って「使えない」なんて事になっては本末転倒。特に緊急時の場合は、命に関わる事があるかもしれません。NEST OUTの事を色々と調べてみると、日本企業のエレコムが手掛けるブランドとのこと。モバイルバッテリーに関してのノウハウをとても多く有しているメーカーなので、一安心なのですが、実際に耐久面はどうなのでしょうか。

昨今のモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されている事が殆どで、小さなサイズでもエネルギー密度が高く、高電圧を得る事が出来るリチウムイオン電池は非常に優れものなのです。しかし「衝撃に弱い」という弱点があり、アウトドアフィールドで持ち運ぶには不安が残ります。また、電気を扱う物なので水に対しての問題も拭えません。

 

そこでNEST OUTのモバイルバッテリーは、心臓部とも呼べるリチウムイオン電池を徹底的に守る構造となっています。外側の形状は圧力に対して強い丸みを帯びた形状になっており、振動や衝撃が極力伝わらないように電池本体をシリコンクッションで包み込んでいる構造になっているのです。

 

 

コネクター部分はねじ栓型になっており、密封構造となっている為、IP67の高い防水防塵性能を備えています。外遊びで必要な機能をしっかりと備えており、まさに求めていたモバイルバッテリー。もちろん、使い勝手もしっかり考慮されています。

 

本体にはメーターがついており、電池残量がパっと見で分かるようになっています。

 

さらに、USB Type-Cに対応する事でバッテリーへの素早い充電はもちろん、8000mAh以上のモデルはUSB Power Deliveryに対応し高出力充電が可能なので様々なガジェット類へ充電が可能。

気になる重量は、実測値で以下の通りとなります。

 

大容量の15000mAhモデルでも355gと軽量。日帰り山行のお守りとして携帯するなら5000mAhで十分対応できるので、140gで安心が手に入る優れたギアと言えます。

 

勿論、サイズ感も写真の様にとてもコンパクト。どれもボトルホルダーに入ってしまう程度のサイズ感で、パック内に忍ばせておいても全く場所を取りません。

 

さらには、6つの保護機能も搭載しているので安心して使う事ができます。この辺りは、さすが国内メーカーと言ったところ。USBポートに搭載した高性能ICが接続機器を自動で見分けて最適な出力で最速に充電できる“おまかせ充電”にも対応しており、Bluetoothヘッドセット・イヤホンなどの充電電流の小さい小型電子機器も最適な電流で充電することができます。

 

同メーカーからは、モバイルソーラーチャージャー■も展開されており、アウトドアフィールドで充電する事も出来ます。

 

ソーラーチャージャー本体には、バッテリーを収納するスペースと、発電状況が数値で分かる電流チェッカーが付いているので、ベストな日当たり具合を簡単に見つける事ができます。
※バッテリーは別売りとなります。

 

さらに背面に搭載されているスタンドを活用する事で、ソーラーパネルの角度を微調整出来るので充電を非常に効率的に出来るのです。実際に私も、長期の山行でソーラーパネルを使った事があるのですが、太陽に対しての角度で充電量が大きく変わります。あくまでベストな角度は感覚で探っていたのですが、NEST OUTのソーラーチャージャーならスタンドで角度を調整しながら電流チェッカーで最適なポジションを見つける事が出来る。まさに私が欲しかった機能。

 

本体は折りたたんで収納できるので、十分パックの中に入るサイズになります。

 

全部で6カ所にループが付いており、細引きや小さなカラビナを用いればパックにぶら下げて使う事も出来ます。

 

4枚パネルのモデル(約765g)と2枚パネル(約535g)の2モデル展開で、5000mAhタイプのモバイルバッテリーであれば4枚パネルで約3時間、2枚パネルで約5時間でフル充電可能となります。長期山行は勿論のこと、海外への旅行やキャンプの際におススメです。また、災害時にも役に立つので普段は防災バッグに忍ばせておいても良いかもしれません。

 

私たちの生活は、電気と切り離せないものとなっています。今や外遊びでもそれに近い状況です。時にはアナログが勝るシーンもありますが、緊急時にはデジタルで救われる事も多々あると思います。もしもの時に備える為にも予備バッテリーは必携品に近くなってきました。信頼出来るバッテリーを携帯していれば、安心に繋がります。エマージェンシーキットの一つとしてNEST OUTのモバイルバッテリーを導入してみては如何でしょうか。

本日のブログは松下がお届けち

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