この記事の概略として
patagoniaのコットンの話
patagoniaは、必要以上の農薬を使用することが土や水、空気を汚染し、数多くの生物に対して多大な害を及ぼすことに繋がるとして、1996年からコットン製品全てを100%オーガニックコットンに切り替えていることをご存知でしょうか。
また、patagoniaの使用しているコットンには、大きく分けて3つの種類があります。
《オーガニックコットン》
科学的な農薬を使わないコットン。最もベーシックなオーガニックコットン。
《コットン・イン・コンバージョン》
従来の農法からオーガニック認証済み農法への3年の移行期間にある農家(オーガニックコットンの認証を受けるまでの農家)を支援するための仕組みであり、その農家で栽培されたコットン。
《リジェネラティブ・オーガニックコットン》
これまで食物や繊維を工業的に栽培することで土壌と気候が破壊されてきました。リジェネラティブ・オーガニック農業は、自然に近いカタチで農業を行い土壌を修復し、動物福祉を尊重し、農家の生活を向上させることを目的とされた農法であり、その環境のもとで栽培されたコットン。
それぞれの詳しい内容については、過去のブログやインスタライブ等でご紹介しているため、今回は割愛させていただきます。
そして、この記事でご紹介するアイテムに使用されているのは、《リジェネラティブ・オーガニックコットン》になります。
サラッとした風合いの涼しいTシャツをお探しの方におすすめのモデルをご紹介させていただきます。
Regenerative Organic Cotton Lightweight Pocket Tee(■)
生地の厚みについて
このモデルは、patagoniaのコットンTシャツのなかでは比較的薄手の生地、4.6オンスのものを使用しています。
比べるなら、patagoniaの定番モデルである「P-6 Logo Responsibili-Tee」の5.6オンスに対して、すこしだけ薄手の生地だとイメージしていただければ分かりやすいと思います。
たった数オンスの違いですが、その薄さのお陰で、おろしたその日から着慣れたTシャツの感覚で着れるような肌触りが特徴で、通気性も高いのでジメジメしたこの季節にも涼しく、サラッと着れる一枚です。
(color:INBK 滑らかな肌触りの生地)
ちょっとした小物を入れる胸ポケット付き
左胸にポケットが付いているため、外したサングラスやマスクなどの小物を入れることができるので便利です。
いい意味で、雰囲気のある古着Tシャツのような色味
落ち着いたカラーと明るめカラーを夫々2色ずつ合計4色を、当店ではセレクトしております。
夏になると半袖Tシャツを着る機会が多くなります。個人的にもそうなのですが、ついつい落ち着いた色味のものを選んでしまう方も多いと思いますが、ヘザーがかった風合いがあるので、明るい色味を選んで頂いても、ユーズドTシャツのよな雰囲気で着て頂けます。また、そこから更に着込んで頂ければ、経年変化も楽しめるのもポイントの一つです。
■落ち着いたカラー
(画像左:#NGRY / 右:#INBK)
ゆったり着れるサイズ感で、リラックスシーンにもおすすめ
(身長165cm、体重55kg、XSサイズを着用)
(身長165cm、体重55kg、Sサイズを着用)
また、個人的にも所有しており、夏場によく着ることの多いこのモデルですが、サイズを上げて少し大きめに着てしまえば、より快適に着ることができます。
生地の通気性もプラスして、とても快適に着れています。涼しい半袖Tシャツをお探しの方にイチオシのアイテムをご紹介しました。
投稿者:井戸田