少し前の山の中。シトシトと小雨が降る天気のもと、ノンビリ歩いていると面白い砂防ダムを発見。
2つの目と口。顔の様に見える砂防ダム。しかも目からは水が流れ出ていて、まるで大量の涙。凄い勢いで号泣しています。嬉しくて泣いているのか、悲しくて泣いているのか、ついつい想像を膨らませてあれやこれやと考えてしまいます。自然の中にいると想像力が掻き立てられて、アイディア出しがとても捗るのは私だけでは無いはず。会議やMTGも自然の中で行うと、より面白いものが出来上がるのではないかと思う今日この頃。
山へ出かける時、買い物へ出かける時、旅行へ行く時。家から一歩外へ出る時に、誰もが外出用の服に着替えます。そんな時、皆様はどの様にコーディネートを決めていますか?私は非常に単純でズバリ「気分まかせ」です。今日はこのシャツを着よう!と思ったら、ボトムスはそれに合う物をチョイスするだけ。あまり深く考えず、第一に着たいアイテムを決めて、他はそれに合う物を選ぶだけ。非常にシンプルな方法なのですが、ふと気が付くと一定の割合でレギュラー入りしてくるアイテムが出てくるんです。それはどんなアイテムかと言うと、主張や個性は強く無いので主役にはならない。でも引き立て役としてはバッチリなプレーン感のあるアイテム。本日ご紹介させて頂くパンツも、そんな名脇役になってくれるタイプのものです。
THE NORTH FACE Bison Chino Pant ■
カジュアルウェアの定番チノパンツ。今や知らない人はいないぐらいスタンダードなパンツとなっていますが、その歴史は19世紀中頃、インドに派遣されていた英国陸軍のユニフォームとして使われていました。当時の軍服は白色だったので視認性が高く、敵から直ぐに見つかってしまっていた為、現地の土地の色に染めて作り上げたのがチノパンなのです。ちなみにその色は土の色に似せたベージュで、現代でも使われている「カーキ」の色です。そして今の時代、軍服から日常でも着られるようになり、様々な色や素材のものが誕生しています。
【写真左 Color:K 写真右Color:】
バイソンチノもノースフェイスらしいギミックが施されたパンツとなります。素材に使用しているのは、ポリエステル100%でスポーティーな生地感では無く、コットンライクに仕上げており、しなやかなストレッチ性も備えています。
機能的な素材を使用しながらも、形はベーシック。膝回りに立体裁断が入っている訳でも無く、股下にガゼットが入っている訳でもありません。でも、そこがいいんです。この形が非常に合わせやすいんです。山専用パンツでは無いのでハードな山行では着用出来ませんが、これからの季節に上高地をハイキングしたり、低山をノンビリ歩いたりする時には問題無く使えます。
コットンとの違いは吸汗速乾性だけでは無く、生地にはDWR加工が施されているので写真のように小さな雨粒ならしっかりと弾いてくれます。日常着としても汚れが付きにくくなるので非常に嬉しい機能です。
【モデル身長:163cm 体重:55kg 】
トップス : L/S Him Ridge Shirt / Color:AN / Size:S ■
トップスインナー :メンズ メリノスポーツ150ティー / Color:ライトグレーヘザー / Size:S ■
ボトムス : Bison Chino Pant / Color : K / Size:S ■
シューズ : Arakys Approach Shoe / Color : Microchip/Microchip ■
トップス : L/S Airy Relax Tee / Color:W / Size:M ■
ボトムス : Bison Chino Pant / Color : AN / Size:S ■
シューズ : SPEEDCROSS 5 WIDE / Color : Black/Black/Phantom ■
少し太めのシルエットで形に癖も無く、色々なトップスとの相性が良いパンツ。裾の作りもロールアップしやすくなっており、私の体格でSサイズを1回だけロールアップしています。コットンの様に縮みを心配する必要もありませんし、洗濯後の乾きも速いので必然的に使用頻度が高くなる事間違い無しです。ちょっとした山歩きから日常まで、マルチに使える定番パンツ。秋のハイキングや行楽のお供に如何でしょうか。
本日のブログは、松下がお届け致しました。