日本生まれの環境配慮型アウトドアブランドSTATICが、この春に新製品として発売し、密かな人気を呼んだ「Doublecell Parka→■」。
国内の生地工場と共同開発で作られた生地は、工場に残る廃棄待ちの糸(リサイクルポリエステル)を利用しながら、表と裏のメッシュ構造を糸で繋いで空間を作る3層構造のエコな生地で、絶妙な温かさと熱抜けを実現したアイテム。ベースレイヤーにもなるしミドラーにもなる独特のアイテムは、勝手に僕は「通気系ベースミッド」という位置付けを行った。
今回ご紹介する商品は、そのDoublecell Parkaで使用されている生地で作られたヘンリーネックタイプのショートスリーブシャツ。「Doublecell Henley S/S Shirts(→■)」
あの名品を思わせるような着心地
独特の構造を持つSTATICオリジナルの生地「Doublecell 」は、ARC’TERYXの名品と言われるベースレイヤー「Velox シーリーズ」を彷彿させるようなメッシュ構造の仕上がり。
(Doublecell Henley S/S Shirts(→■))
また、見た目や肌触りは全く違うものの、同じ様な絶妙な保温と通気する感じが、paatgoniaが過去に販売していたベースレイヤーCAP2を思い出せる感じで、何か過去の名品が重なるような、そんなアイテムに感じています。
(179cm / size: L)
ヘンリーネックは、見た目的なアクセントとして捉えられがちですが、実際には、襟元をスナップボタンで開口する事が出来る為、クルーネックタイプのベースレイヤーに比べてオーバーヒートした時の換気能力が高いという機能的メリットもあります。
生地の構造上、少し見た目的に癖感が強くみえるかもしれませんが、その癖分良い仕事してくれますので、これからの時期に高山域に遊びに行かれる方は、是非、お試し頂ければと思います!
投稿者:飯田