先日のお休みは来月に控えたアルプス山行のトレーニング!?やギアテストとして、恥ずかしながら初めての、木曽駒ケ岳に行ってきました。
雄大な千畳敷カール越しの宝剣岳と真っ青な空を期待して行ったものの、当初から天気予報はイマイチで、案の定重いガスが立ち込め、稜線からテント場までは終始暴風が吹きすさぶ厳しい山行となりました。
当初は宝剣岳も登る予定でしたが、暴風でのアタックは危険と判断し、またの機会にしました。
ロープウェイで千畳敷までアプローチした為、行動時間としては初日、2日目共に各2時間程度でしたが、久しぶりの標高3,000m手前の領域はやはり息がすぐ上がり、低山を歩くようなペースでは登らせてくれませんでした。
それでも形式的に木曽駒ケ岳には登頂出来ましたし、可愛らしい花畑も見ることが出来、最低限は楽しめたかなと思います。
来月の山行は晴天を願うばかりです!
さてさて、今回は木曽駒に持って行って良かったギアをサラッとご紹介します!
先ずはコチラ!
“HYDRAPAK|ストウボトル0.5L(→■)”+“TRAIL BUM|P.I. STUFF SACK(→■)”
今季導入したストウボトルは、頑丈なシリコン製。
飲み口は衛生面で嬉しいカバー付き。
カバーを外し、握って圧をかけるだけで勢いよく水分が出てくるので、疲れた時も下を向いたまま補給できて非常に便利!
私は“O.R.S”(→■)等でオリジナルの電解水を作って携行しています。
ただ欠点としては保冷が出来ないので、それを補うべく、P.I. STUFF SACKを導入しました。
P.I. STUFF SACKはPRIMALOFT内蔵の保温、保冷、保護バッグ。
プロダクトとしての可愛らしさから、前々から欲しかったのですが、“コレ!”といった決定打が無かった為購入には至っておりませんでしたが、ふと今回の用途が思いつき、直ぐに購入となりました。
ジムに行く際や、今回の様に行程、日程が短い山行で、比較的荷物にゆとりがある際などに多用しています。
一緒に保冷剤を入れると効果増し増しです!
続いてコチラ!
“GRANITE GEAR|クラウン3”→■
容量60L、本多重量1.15kgながら、コンフォートで16kg、別売りの軽量ステー(→■)を追加すると20kgまでアップする面白いギミックが付いたパック。
今回はステー無しの状態で約15kgを積載していきましたが、安定感も高く、容量も申し分なくで、非常に重宝しました。
頂上アタックの際は雨蓋とウエストベルトを外してドッキングさせ、ウエストポーチを作って臨みました。
雨蓋のキャパも非常に大きく、また中にポケットもあるので、こちらもまた非常に便利でした。
前回までのテント泊用バックパックのオススメシリーズでは登場しませんでしたが、こちらも実は良いパックですよ!
最後にコチラ!
“ZEROGRAM|ALL NEW EL CHALTEN Pro 1.5p”→■
説明不要の名品テント!
フライを吊り下げるアウターポール構造で設営が非常にクイック!
フライにはインナーテントとフットプリントが接続出来、インナーテントを外せば軽量なシェルターとしても使えます。
今回一晩中15~20m程度の風が吹いており、下地が緩い箇所は何回かペグが外れたものの、テント本体は飛ばされることなく抜群の安定感を見せてくれました。
そして朝方、一瞬の雲の切れ目からご来光が見れたそうですが、私は前夜の飲みすぎで寝過ごしてこの素晴らしい景色を観る事は叶いませんでした。笑
軽量ミニマルなスタイルでスピーディなファストハイクも良いですが、しっかりした装備で色々なリスクに備えたり、贅沢品を沢山担ぎ上げたり、面倒くさいパッキングが楽に出来たり(苦笑)などなど、こういったスタンダードなスタイルも悪くないと改めて感じた今回の山行でした。
皆様この夏もお気に入りのギアで、素敵な思い出を作りましょう!
小泉がお送りしました!