私は、アウトドアスポーツが好きです。勿論、それに関わるギアやウェアも好き。その中でもナイフがとても好き。好きから始まったmoderateのナイフコーナーは年々取り扱い量が増えております。
店頭にナイフを見に来て頂いたお客様にワクワクしてもらいたい。フィールドで使いたい!と思って頂けるアイテムを揃えたい。でも、その為にはナイフを販売するスタッフの知識や経験も不可欠。
と、言う事で。善は急げです。メーカー様に店頭へお越し頂き、スタッフ向けのナイフ講習会を開いて頂きました。
ナイフの基本的な構造や、刃の形。手入れや保管の仕方等々。みっちりと約2時間ナイフの勉強をしました。一言で「ナイフ」と言っても特徴はそれぞれ違って、用途によっておススメのタイプが変わります。刃の形状だけでもフルフラット、ホロー、セーバー、コンベックス、スカンジ…と種類があり、それぞれのメリットデメリットがあるのです。
今回は、沢山のナイフをお持ち頂き、実際に使用させて頂く事で刃の形状による使い心地の違いも体感する事が出来ました。
やった事はあるけれど、人から正しく学ぶ機会が少ないバトニング。注意点やポイントを丁寧に説明頂き、しっかり聞いた後は実践あるのみ。
情報発信をしている我々がこんな事を言うのも本末転倒かもしれませんが、ネット上の情報を得るよりも実際に体験する事がとても重要。言葉や映像では伝わりきらないワクワク感や細かいニュアンスまでを自身で感じ取る。これに勝るものはありません。
バトニング一つにしても、刃の形状で割り心地は変わります。様々な形状を一度に試せた事は、我々スタッフに取っても非常に良い経験となりました。
その後、フェザースティックの作り方も一通り学びました。大胆に削るスタッフもいれば、丁寧にすこしずつ削るスタッフもいて、普段見えない性格が垣間見れた瞬間です。どのスタッフがどんなタイプの使い方だったかは、ご想像にお任せします。
その後は、外へ移動して自ら作ったフェザースティックにファイヤーストライカーで着火チャレンジ。
ライターやマッチ等でも簡単に着火出来るのですが、不便を楽しむのがキャンプです。焚き火をする際の着火までの一連の流れもアクティビティーとして楽しみましょう。ナイフ一本あれば、火付けも立派な遊びの一つになるのです。
今回、テストさせて頂いたナイフの中には、現在moderateで取り扱いのある物もありました。
どのモデルも、自身を持っておススメできるアイテム達。少しずつ涼しくなってきて、秋が来れば焚き火シーズン到来です。ナイフ一本携えて、ブッシュクラフトスタイルでキャンプを楽しんでみませんか。
ナイフに関して気になる事があればスタッフへお声かけ下さい。よりマニアックな話がしたい方は、私を捕まえて頂ければ熱く語らせて頂きますよ。
本日のブログは松下がお届けいたしました。