立秋も過ぎ、夜は幾分過ごしやすい空気を感じるようになりました。
店頭では早くも秋の紅葉登山に向けたご準備のお客様に多くお越し頂いております。
8月はらしくない天気の日が続きましたので、9月のカラッとした秋晴れに思いを馳せて準備していきましょう!
さてさて、毎年この時季の引き合いが凄い!(笑)“HERITAGE”(→■)より、何やら面白そうなシェルターが出ましたので、ご紹介です!
ミニマルスタイルの方には有名すぎるあの“クロスオーバードーム <2G>”(→■)と同じ素材を用いた非自立式シェルター。
2名用という事もあり、基本的にはポール4本を利用して建てる設計。
天井の両サイドに付いている、取り外し可能なグリップポケットにポール2本を入れて締め上げます。
ポールの先端側はフロア4コーナーにそれぞれ付いたグロメットに差し込みます。
ポールの長さは110cmで設営します。
後はフロア先端部、天井に付けられたガイラインでテンションをかけるだけで自立します。
必要に応じて壁面のガイアウトポイントにご自身でガイライン(壁面用は未付属)を取り付け、内部空間を広く確保するなどが可能です。
因みにフロアサイズは下図の通り。
あくまで“シェルター”ですので、2人では決して悠々過ごせる空間ではありません。
175cmのスタッフが横になった図がこちら。
大人2人がギリギリ互い違いで寝られるくらいのサイズ。
ただ入口は開口も大きく、前後対角に2か所あるので、出入りのストレスは少なそうです。
換気口も入口の逆側に前後対角で2か所付いているので、開口しておけば換気は問題無いかと思います。
因みに虫の侵入が気になる方はクロスオーバードームと共通のコチラ(→■)をどうぞ。
各コーナーにはストラップループが付いている為、工夫次第で立木、ポール2本プラスペグダウン等で自立させる事は可能です。
気になる重量は、スタッフサック、ペグ2本(約25g)込みで実測439g。
2人で考えたら1人当たり約220gのハイパーライトなシェルターですね。
収納サイズはナルゲンボトル1Lより細く少し長いサイズ。
テントと比較すると比べ物にならない違いですね。
ただし、あくまで“シェルター”ですので、テントほどの耐風性、耐水圧、耐久性は有していないという点は理解いただいた上でご使用ください。
しっかり使いこなせれば、ペアでの山行で、大幅な軽量化が可能となります。
OMMレースにも良いですね!
オンラインストアで完売しなければ(笑)しばらく店内に張っておきますので是非ご覧くださいませ!
小泉がお送りしました!