ブランドの中で、キャンプやトレッキング、ツーリングなど、幅広いシーンに向けたアイテムを展開する“NEMO”
依然“タニ2P”の人気もさることながら、今期新たに発売され、山岳のみならず、キャンプやフェス等にも使用可能な、
“ギャラクシーストーム”も大変好評で、NEMO=テントのイメージは定着してきたのではと思われます。
ですが、以前のブログでも紹介しましたように、シュラフ(⇒■)やマット(⇒■)も、素晴らしいアイテムが沢山展開されております。
本日は、そのNEMOのシュラフとマットを組み合わせてお使い頂く、一風変わったシュラフをご紹介させて頂きます。
NEMO サイレン(⇒■)
一見すると、シュラフの下にマットが引いてあるだけの感じですが、ひっくり返すと、
背面側にはシュラフはなく、ガイラインが通っているだけの構造となっております。
そこに、必要となるのが、スリーピングパッドです。
このスリーピングパッドを背面側に滑りこませ、ガイラインを調節して、寝床が完成というのがこのシュラフの流れです。
背面をこの構造にすることで、大幅な軽量に繋がっており、重量は僅か510gという軽さを実現しております。
スリーピングパッドを超軽量の“ゾア”を使用すれば、マットとシュラフ合わせて1kgをきる軽さとなります。
その他にも、ダウンを入れているシェル自体も、10Dという非常に軽く薄いミニリップナイロンを採用しており、
表、裏共にDWR加工(撥水加工)が施されております。
これにより、少しの結露なら耐えることを可能にしております。
さらに、背面の調節がガイラインで可能なことにより、幅があるマットは勿論収納可能ですし、
ガイラインを外して上半身のみ掛け布団として、ご利用頂くことも可能です。
収納サイズも、ざっくり収納した際にはナルゲンの1.0Lボトルと比較するとやや大きめですが、
寝袋を収納するスタッフザック自体がコンプレッション出来る仕様のものですので、
コンプレッションし、さらに小さく収納することも可能です。
こちらの商品には、自宅での保管時のストレージバッグも付属品として付いておりますので、
羽根の折れやダウンのロフトの低下等のダウンの傷みを防いでくれます。
シュラフを軽量にする際、フィルパワーを落として軽量なものをお探しの方も多いと思います。
850フィルパワーグースダウンで510gは、かなり魅力的なシュラフではないでしょうか?
軽量シュラフお探しの方、かなりオススメです。
本日ブログは、
上野がお伝えしました。