先日のお休み。久しぶりに春の低山を凌いできました。
駐車場で目的地となる場所をチェックしてコンパスをセット。
緑が濃くなり始めた春の低山をブラブラと歩きます。
2時間程歩いたら、ハンモックでの休憩タイム。
お昼ご飯もノンビリと。沢山美味しいお裾分けを頂きましてありがとうございます。
シノギング恒例の笑ってはいけない集合写真。近々、お店のイベントでもシノギングを開催致します。HPやSNSにて告知させて頂きますので宜しくお願い致します。
気温が上がり切る少し手前の今時期。虫達の動きもそれ程活発では無く、ハンモックに揺られていても殆ど気になりません。そう、低山で遊ぶにはもってこいの季節なのです。本日は、そんな低山遊びにおススメなパックをご紹介させて頂きます。
EXPED｜Torrent 30 ■ 45 ■
耐久性と耐水性に優れたシンプルなバックパック。私も愛用しているパックの一つで低山で非常に使いやすいおススメポイントが備わっています。
まず一つめのおススメポイントが使用されている素材。TPU フィルムラミネートの生地は耐水圧 10,000mmという優れた防水性能を持っており、もちろん耐久性もあるので擦れや引っ掛かりを気にする必要はありません。何より表面がツルっとしているので泥汚れを落とすのが非常に楽なんです。細かい目地に泥が詰まってしまいブラシでゴシゴシしなくてはいけない…なんて面倒くさい事がありません。
二つ目のおススメポイントがフロントとサイドに施されたデイジーチェーン。便利なポケット等は付いていませんが、このでデイジーチェーンが沢山ついている事により、自分好みに仕上げる事が出来ます。このまま使うと、藪漕ぎの際に引っ掛かる場所が殆ど無いのでそれもそれで非常に便利。
普通に登山道を歩く時にはボトルホルダーを付けたり、サイドバッグを搭載したり、釣りに行くときはロッドケースを取り付けたりと状況に合わせて色々と使える便利な機能。見方を変えれば使う側の工夫が試されるパックなのかもしれません。
完全防水を実現する為、継ぎ目は高周波で溶着しています。これだけしっかりとシームされていれば、雨の日でも気にする事はありませんし、沢遊びにも活躍してくれます。
そして、個人的に評価が高いのが背面の形状。完全防水パックでありながら、背面にもちゃんと気を使ってくれているのです。重量は30Lで約1,100g、45Lで約1,200gとずば抜けて軽いわけではありませんが、軽量防水系パック程振り切っていないのがポイント。重量に傾倒し過ぎないが故に背面の快適性も確保出来るのです。中途半端と言われればそうかもしれませんが、フィールドで気兼ねなく使える耐久性と防水性を兼ね備えていれば申し分無い重量と言えます。ちなみに、腰ベルトは取り外しが出来るのでご旅行の際にも使って頂けます。
ロールトップ開閉式で基本的にはトップ部分で止める仕様になっています。しかし、ここも一工夫で異なる閉じ方も可能となります。
カラビナを使えばこの様に。サイド部分へ取り付ける事が出来るので上から下に向かってコンプレッションをかける事が出来ます。この手の防水パックはコンプレッション機能が備わっていない物が多いのですが、そこも工夫次第で上手くこなす事が可能に。バッグの中で物が動くと重心がブレてしまうので、コンプレッションは意外と大事。
カラビナをプラスする以外にも荷物のブレを無くす術があります。それがインサレーションやハードシェル等のウェアを活用した方法。
物と物の隙間にウェアをぎゅうぎゅうに詰め込みます。すると隙間が無くなるので荷物が動かなくなる上に、バックパックの形もしっかりして見た目が格好良くなるんです。
とにかくしっかりとコンプレッションしたい時や、ガッチリ荷物を外付けしたい時にはAccessory Strap■の出番。これを使えば外側から物理的に圧をかけられるので、安定感がさらにアップします。
長さが2種類あるのですが上段に使用しているのが60cmでパックの半分で使用するのに丁度良いサイズ。下段の120cmはパックの表側全てをカバーする長さとなります。コンプレッションする高さも選べるので中身によって調整が可能となります。
アックスを取り付ける事も出来るので雪山にも対応。オールシーズン活躍してくれる万能パックとなっています。私は低山から出張まで、幅広い用途で使い倒す予定です。一つでオールマイティに使えるパックをお探しの方は是非、チェックしてみて下さい。
本日のブログは、最近砂防ダムにハマり出した松下がお届け致しました。
こちらは、明治時代に造られた砂防ダムです。