もう幾度となくこのブログでも書いているが、個人的に1年で1番好きな暦でもある「12月」が遂に始まった。
もう、2日目にして既に頭の中がパンクしそうなぐらい慌ただしさに面食らっていますが、その慌ただしさ好きだったり、どんどん寒くなる感じにワクワクしたり。とにかく、過去最速のスピード感で12月が過ぎていきそうな予感がタップリですが、最高のパフォーマンスも出せるように、しっかり自分の時間はリラックス出来るように心がけたいですね!
この記事の概略として
今年も温かいシャツを羽織ろう。
Teton Bros.のFarallon Shirt
昨年から発売されて密かな人気をよんでいるTeton Bros.の「Farallon Shirt (ファラロン シャツ)」今年は、ちょっと爽やかな印象のチェック柄となって再登場しています。
古着や、繊維廃棄物の再利用した再生ウール「毛七(ケシチ)」を使用
「ゴミではなく原料。」
この言葉にこの製品の良さが詰まっていると思います。
毛七とは、着古したセーターや、縫製工場の裁断くず、紡績工場の落ちわたなど、廃棄される羊毛繊維を全国各地から集め、 原料として尾州産地に集められ、その原料を一つ一つ人の手によって仕分けます。
「この一つ一つ手によって仕分けされる。」文字で表せば非常に簡単な言葉ですが、ここには物凄い労力が実は掛けられている。
その中でも1番驚いたのは、色分け作業。
全国から集められたウール素材を単に仕分けするだけでなく、染めなくても使用できる環境負荷の少ない糸を作る為に丁寧に色分けされている。
そして、仕分けさらた羊毛をわた状にする事ができる「反毛機」を使いわた状にされ、そこにほんの少しだけ化学繊維を混ぜ、強度と風合いを兼ね備えた毛糸を紡ぐ。
そして、その毛と化繊の黄金比で蘇った羊毛を「毛七(毛70%)」と呼び、その毛七を使って作られたシャツが、Farallon Shirt なのです!
ポケットとエルボーパッチ
胸にはデザインの違うポケットを左右に配置し、左の裾のみに大容量の隠しハンドポケットがデザインされています。
肘に配されたナイロン地のエルボーパッチが、毛七の風合いとチェックの柄と相まって、いい意味でレトロなデザインへと押し上げてくれていります。
着方はいろいろ
少し厚手の生地を使用している為シャツJKTのような着方も出来、また、アウターを選べばインナーとしても重宝すると思います。
個人的には、ゲレンデや春の滑りのシーンなんかで着るのもカッコイイと思っています。
ちょっとレトロだけど、その製品のプロセスに意味があり、それらを引っ括めてやっぱりカッコイイFarallon Shirt 。
これから始まる冬のトップシーズンに向けて1枚如何でしょうか。
(179cm / 65kg / size:L)
投稿者:飯田