テント泊やキャンプの時、バックパッキングの時にもあると便利なパラコード(細引き)。荷物や薪を纏めたり、タープやテントを固定したり、バックパックや小物の修理に用いたり、と色々使えて便利なアイテム。ただ、一つ問題が。持ち運ぶ際にバッグに入れておき、取り出して使おうとすると絡まってしまう事が。
先端部分を引っ張り出したはずなのに、途中で詰まって使えない。自分の収納の仕方が悪かったのか、元々不器用だからなのか。現場で使いたい時に使えない。せっかく自然の中に遊びに来たのについついイライラしてしまう。そんな事にならない為に、使いたい時に使いたい量を簡単に出せる。そんな便利アイテムが登場しました。
Atwood Rope MFG. TRD ■
MADE in USAのいかついアイテム。パラコード専用のディスペンサー。これがあれば、とてもスムーズ且つ簡単に必要な分だけのパラコードを用意する事が出来ます。
使い方は至って簡単。本体の横穴から出ているパラコード。プラプラしないようにストッパーで止めておけるようになっています。このパラコードを必要な分だけ引っ張り出します。
そして、本体備え付けのカッターに引っ掛けるだけ。後はグッと刃の方向に引いてあげれば簡単にカット出来ます。
このカッター部分の切れ味が非常に鋭く、漁網や布等もカット出来る程。耐荷重250kgのパラコードも写真の様に真っ二つ。その分、指も切りやすいので操作の際はご注意下さい。
写真白丸部分は本体の中が見えるようになっています。ここから中のパラコードの残量が確認出来るのです。最初は太さ4mm、長さ15mのパラコードがセットされており、使いきったら交換出来る仕様です。
パラコードを交換する際は、本体に数か所あるロックをボールペン等で押して外します。特にこれといった技術は必要ありません。
ロックを解除すると本体がパカっと開きます。構造はとてもシンプル。釣り道具のリールの様に中でコードが巻き取られて収納されています。この巻かれているコードを新しい物に交換するだけ。別売りの交換用コード■をクルクル巻いてあげれば補充完了。
本体にはベルトフックが付いているので、パンツに取り付けたり、バックパックに取り付けたりと使いやすいボジションに止めておくことが可能。
写真の様に腰元に付けておけば、片手でコードを引き出しカットも出来るので作業中に使いたい時には非常に便利。何か作業をしている時は、片手が塞がっている事が多いのでコードカッターの切れ味が最も役に立つのが「片手」でカットした時なんです。
ブッシュクラフトの様な自然派キャンプを楽しまれる方には是非手に入れて頂きたいアイテム。重量は約210g程度と装備に足しても問題無い程度。低山域でのキャンプ遊びでは活躍してくれること間違い無しです。
本日のブログは、先日狩猟の見学に行ってきた松下がお届けしました。
罠猟の止め刺しから、精肉するまでを見せて頂きましたが、自分が生きていくのに沢山の命を頂いている事を痛感しました。