少し前のお話。8月の終わりに南アルプスに行ったわたくし宇藤ですが、その次の週は北アルプス立山連峰の一角の雄山に登ってきました。

立山駅側から始発での山行でしたが、ターミナルに着いてすぐは雨が少し降っており、周りもガスに覆われていて少し不安な中、曇りのち晴れという予報を信じて山頂を目指しました。頂上でも1時間ほど軽く食事をとりながら待っていると徐々にガスが晴れてきて、登り初めには想像できないくらいの快晴と景色に感動しました。

登った感想としては、迷うような道がなく、危ない箇所も少なくアップダウンも控えめなないため、手軽にアルプスを感じられて初心者に優しいなと感じました。山頂を目指さずとも、下から山々を眺めたり室堂周辺を散策するだけでも十分楽しめると思うので、興味のある方はぜひ行ってみてください!
さて、私はひとつ前の記事で”ウィンドシェル”を紹介させて頂きましたが、今回も”ウィンドシェル”の紹介になります。同じカテゴリーではありますが、前回の私のブログでご紹介させて頂いた「STATIC」の”Apostle Dyneema Hoody”は、丈夫で山で使うのにも安心感があるという理由でチョイスしました。ですが今回は、街中を走ったり、そのまま普段着にもできるような見た目のディテールにもこだわっているウェアを紹介します。
「Goldwin 」”Floating Windshell Jacket” 税込み¥29,700 ■

ミニマルなデザインが特徴のウィンドシェル。よくあるウィンドシェルと違いフードがついておらず、身幅がかなりワイド目でゆったりとしたシルエット。個人的にはこのゆるっと感がかなりイイ。
ポリエステル100%でできているため、動いたときにナイロン生地のようなシャカシャカした感じもなく、しなやかで柔らかい肌触りなのでとても着心地がいいです。

そして、なにより着た時のシルエットがかっこよく、フード付きウィンドシェルから滲み出る「スポーティ」な感じもなく、ほどよい抜け感のおかげで、街着にも落とし込みやすいデザインになっています。

このウェアを今回チョイスした理由は、最近よくランニングをする身として、これから寒くなってくる時期に一枚持っておくのにちょうどいいと思ったからです。というのも軽く街中を走る分にはこれくらいの「抜け感」が個人的には欲しいと感じ、生地も軽く、かなり薄いため、耐風性と通気性のバランスもよく、ワイドなシルエットも衣服内の空気が動きやすくなっています。
そのためランニングだけでなくトレッキングでもその快適さは感じられると思います。しかし、フードがない分、顔周りの防寒は小物類でのカバーが必要になってきます。

重量は、付属のサックに入れて量っても110gと、ゆったりしたシルエットにも関わらず、驚異的な軽さで携帯しておくのにも魅力的なコンパクトさだと思います。
朝夕は秋の気候に近づいてきて、少し肌寒い時に一枚羽織るのにもちょうどよかったり、いろんなシーンで着やすいデザイン性に優れたウェアだと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
以上、宇藤がお届けしました。
