Patagoniaのレインウェアというと「トレントシェル」がぽっと頭に浮かびます。トレントシェルは表地もしっかりしており、デザインや価格的も魅力的なアイテムなのですが、2,5層なので、これからのじめじめした季節は特にウェア内での蒸れやべたつきが気になってくるところです。
Patgonianoの3層のレインウェアと言うとゴアのCニットを使用したものや超軽量のモデルがありますが、「ゴアほどハイスペックでなくていい」、「そこまで薄くて軽くなくていい」というのが正直なところ。さらに、ゴアや超軽量になると価格がぐんっと上がってしまうのです。
スペックや価格で中間のものは今まで無かったのですが、そんな中、2017SSモデルとして登場した丁度いいやつがこちら!
Men’s Cloud Ridge Jacket( ■ )
リサイクル可能なリサイクル・ポリエステル素材を使用し、H2Noパフォーマンス・スタンダードを採用した3層構造のジャケット。防水性/透湿性を備え湿ったべたつくコンディションで快適な肌触りを提供します。
【定番のトレントシェルと比較】
先程もさらっとお話しした当店にあるもう一つのレインウェア「Torrent Shell Jacket」と比較してみました。
※写真 左:Cloud Ridge Jacket 右:Torrent Shell Jacket
生地の仕様
Cloud Ridge Jacket | Torrent Shell Jacket | |
生地の仕様 | H2Noパフォーマンススタンダードシェル | H2Noパフォーマンススタンダードシェル |
構造 | 3層 | 2.5層 |
デニール | 30デニール | 20デニール |
ジッパー
Cloud Ridge Jacket | Torrent Shell Jacket | |
フロントの仕様(ファスナー) | 止水ファスナー | フラップ仕様 |
ポケットの位置
Cloud Ridge Jacket | Torrent Shell Jacket | |
ポケットの位置 | やや上 | やや下 |
Cloud Ridge Jacketのプロントポケットはチェストストラップとウエストベルトの間に来るように配置されています。
ベンチレーション
Cloud Ridge Jacket | Torrent Shell Jacket | |
脇下ベンチレーション | なし | あり |
Cloud Ridge Jacket | Torrent Shell Jacket | |
ポケットベンチレーション | あり | なし |
収納
収納した際のサイズに大きな差はありません。
Cloud Ridge Jacket | Torrent Shell Jacket | |
収納場所 | 付属のスタッフサック | 左ポケットの中 |
【着用】
(172cm / 59kg / size:S / color:NVYB)
(172cm / 59kg / size:S / color:FRE)
身幅がしっかりあり、下に厚手のフリースも着こめる余裕があります。デザイン的にも作りとしても、山と街でとても兼用しやすいアイテムです。
トレントシェルと生地や作りの面で比較しましたが、「別に蒸れとかそんなに気にならないよ」という方はトレントシェルで充分です。もし、今持ってるレインウェアだとちょっと蒸れやべたつきが気になるという人や、透湿性が良いのが欲しいけど、ぺらぺらではないものが欲しいという方は是非「Cloud Ridge Jacket」ご検討下さい。
ゆあさでした。