個人的にこれはヤバい!と思っているアイテムの入荷が続いています。
今日はこれ。
Teton Bros Breath Pants(ブレスパンツ)(⇒■)
一見普通のパンツに見えますが、実はこれ、完全防水のレインパンツです。
しかも素材はPolartec Neoshell。
こんなのあったらいいなぁと思っていたアイテムが、ついにリリースされてしまいました、、、これは手に入れておかないと本当にマズいです。
先シーズンあたりからNeoshellを使ったウェアがより注目され、その評判の良さは、やはりというところ。
この素材は"通気性"を持った完全防水素材というところがミソになっています。
耐水圧の数値は10,000mm程度に抑えられてはいますが、その代わりに生地が通気するようにチューニングされた、
Gore-tex、eVentに続く第3の防水透湿素材です。
レインパンツを履いて長時間行動したことがある方であれば、下半身は動きが大きく、
意外と熱がこもりやすいと感じたことがあるはず。
活動量の多いランニングスタイルや、スピードハイキング、ファストパッキングにあっては、
その傾向はさらに顕著となります。
また、ことレインパンツにおいてはそういった用途に向くような、
軽量・コンパクト、かつ透湿性に優れたアイテムがほとんど存在しませんでした。
上半身以上に耐久性を重視しているためか、どうしても分厚くそれなりに重量があるものや、
換気のためのベンチレーションがつけられているものばかり。
そういった用途向けに、自分がほぼファイナルアンサーだろうと思って使っているのは
FinetrackのエバーブレスフォトンULパンツ(⇒■)です。
そこにBreath Pantsが登場してきたことで、幅広いニーズに応えることが可能になりました。
2.5レイヤーならばKamleika Race Pants(⇒■)も候補に上がってきます。
Breath Pantsが抜きんでている点は、シンプルなことによるパッキング時のコンパクトさ・ヌケの良さ・シルエットの良さにあるかと思います。
ベンチレーション、ジッパーフライ、裾ジッパーなど、必要性の低い機能はすっぱり切り落とされていることで、かさばるところがなくコンパクトなパッキングが可能です。
ウエスト部のゴムも必要最低限の大きさ。
ベンチレーションを廃しているのは、このNeoshellであるからこそだと思います。
屋内での撮影時で動かずにいたとしても、通常のレインウェアであれば熱がこもるのを感じますが、撮影時はそれは感じず。
以前、Neoshellのビーニーを使っていたことがあり、これにムレなどを感じることはほとんどありませんでした。
激しく活動する際、熱気や湿気を外に逃がすにはかなり適した素材であると言えます。
立体裁断による動きやすさと、全体的なシルエットの良さは特筆すべきところです。
これだけでも手に入れる価値があるくらいですね。
程よいゆとりを持ちながら、動きを妨げるようなだぶつきはなく。
裾を絞るためのドローコード。
ウエストを絞るためのドローコード。
調整はこの2カ所のみです。
モデルは166cm、59kgでSサイズを着用。
とにかくこもらないレインパンツが欲しい。
使用頻度が低いから、軽くてコンパクトなものが欲しい。
一度Neoshellを試してみたい。
すべての方におすすめできるわけではありませんが、活動量の多い方、軽量化を求める方には特にハイパフォーマンスなアイテムとなることは間違いありません。
お早めにどうぞ。
HOKA再入荷!(⇒■)