非常用だけじゃもったいない!「ツェルト泊」の魅力

 

こんにちは!!スタッフギガです。

昨日一昨日休みを使って若手スタッフ3人で檜尾岳から木曽駒ケ岳に行ってきました!!
天気も良く気温もちょうどいい最高の山行になりました。2日間続けて風が強めで檜尾小屋テント場もいい風が吹いていました。

天気が良かったにもかかわらずライチョウがたくさん姿を現してくれました!小さなヒナも一緒でとてもかわいかったです🐤

今シーズンは高山植物も調子が良く、たくさんの花が咲いていました。このままいけば秋の紅葉もいいんじゃないかと小屋の方も言っていたので秋にも期待ですね!!

 

 

さてここからは今回の山行でも使用した「ツェルト」についてご紹介します!

ツェルトとは?

ツェルト(Zelt)はドイツ語で「テント」という意味です。

日本の登山シーンでは、主に軽量コンパクトな非常用シェルターのことを指します。

けがや道迷いなどで行動不能になった時にビバーク(緊急避難)するための装備です。

ほかにも、体温低下を防ぐ保温や、けが人の搬送など、さまざまな用途があります。

特徴はとてもシンプル。

・軽量コンパクト
・非自立式
・撥水加工などされた布だけでできている

だからこそ工夫次第でいろいろな使い方ができます。

登山用品の中でも「命を守るための非常用装備」と言える重要な装備です。

 

ツェルトの設営方法

慣れてしまえば設営はとても簡単です。

① 四隅をペグダウンする

② ガイライン(ランナー)を約45度に広げて固定し、ポールを立ち上げる

④ ガイラインにテンションをかけてしっかり固定する

⑤ 室内を整えたら完成!

 

 

ツェルトの居住性

「ツェルトって狭そう…」

と思われがちですが、実際は意外と快適です。

僕が使っているツェルトは一人で寝るには十分な広さがあります。

マットやシュラフを敷いても荷物を置くスペースがあります。今回はサーマレストのウルトラライトコットをもっていきました!

寝ている様子

ツェルト泊のメリット・デメリット

メリット

① とにかく軽い

余計な装備がないので非常に軽量です。

ポールやペグを合わせても一般的なテントより軽くできます。

さらに非常用シェルターも兼ねられるので、一つの道具で二役をこなしてくれます。

           この大きさにポール以外を収めることができます。

② 慣れると設営撤収が早い

最初は少し練習が必要ですが、慣れれば短時間で設営できます。

地形に合わせて自由に張れるのも魅力です。

 

③ 意外と快適

物にもよりますが、しっかり張ることができると普通に快適です。生活動作に支障が出ることはあまりありませんし、天井も高めなのでストレスなく過ごすことができます。

 

 デメリット

① 慣れが必要

きれいに素早く張るには練習が必要です。緊急時は迅速に設営することが求められます。

ロープワークも覚えておいてください。

② 床がない

ツェルトには床がありません。

雨の日は地面の状態によって水が流れてくることもあるので、グラウンドシートがあると安心です。

虫も入ってくるので一緒に寝る必要があります。

床の部分はつなぎ合わせているだけ。

③ 自立しない

ペグやロープを使わないと設営できません。

自立式テントのようにどこでもそのまま立つわけではありませんが、その分さまざまな張り方ができるのが魅力でもあります。

 

 

実際に使ってみた感想

最初にもお話しした通り、僕のメインテントはツェルトです。

学生時代、お金がなく高価なテントを買えなかったことがきっかけで、比較的手頃な価格だったツェルトを使ってテント泊を始めました。

そこから夏山はもちろん、バックカントリーやスノートレッキング、バイクパッキングでのキャンプまで、さまざまな場面でツェルトを使ってきました。

 

実際に使ってみると、思っていたほど不便さは感じません。シンプルな構造だからこそ工夫次第でいろいろな張り方ができ、設営や撤収も慣れればあっという間です。

もちろん、居住性や快適性だけを比べればダブルウォールの自立式テントの方が優れています。

それでも、ツェルトは軽量でコンパクトなうえ、非常用シェルターと宿泊用テントを一つで兼ねられるという大きなメリットがあります。

どこでも素早くシェルターを作れる安心感と、荷物を軽くできること。この二つが、僕が今でもツェルトを使い続けている一番の理由です。

 

 

おすすめのツェルト

当店で取り扱っているおすすめはこちらです。

 

アライテント
ビバークツェルト ソロ 1人用 
一人用の小さなツェルトです。ポンチョのようにかぶって使用できるように作られています。
手のひらサイズに収まるサイズなので、ザックに忍ばせておくのもいいですね!
重量 105g
サイズ 設営時:間口80×奥行70×高さ90cm
    収納時:9×7(幅4)cm

 

スーパーライト・ツェルト1 
重量280gの軽量タイプのツェルト。1~2人で使用することができます。
室内空間は狭くはありますがテントとしてしようすることもできます。
重量 280g
サイズ 設営時:間口90×奥行200×高さ90cm
    収納時:10×10cm

 

ビバークツェルト1 ロング 1~2人用 
奥行きが通常サイズより10センチながくなり、居住性が上がりました!簡易テントとして使用する際も余裕をもってつかうことができます。
寝ながら使うと2人で、かぶって使うと3から4人が中に入ることができるサイズです。

重量 240g
サイズ 設営時:間口80×奥行210×高さ90cm
    収納時:16×7(幅6)cm

 

ファイントラック
ツエルト2ロング
簡易テントとしての機能をすべて備えたうえで、横幅を220センチと長くして居住背をさらに高めテントとしての使用も快適に行えるようにしています。
各辺には超高強度ダイニーマテープを配備。強度も高めています。

重量 340g
サイズ 入口100㎝×長さ220㎝×高さ95㎝

 

気になる方は店頭でぜひご相談ください!

 

 

ツェルトを持ったら、一度は必ず張ってみましょう!

ツェルトは、持っているだけでは十分ではありません。

非常時気が動転しパニックなってしまうことが多いです。
そんななかで普段使わないツェルトを張ろうとしても張ることなどできません。

実際に張って使ってみることで、必要なロープの長さやペグの位置なども分かります。

普段から使い慣れておくことが、本当に必要な場面で自分や仲間を助けることにつながります。

 

 

まとめ

どんな山行にもリスクはあります。

自分が転倒して動けなくなることもあるかもしれませんし、一緒に登っている仲間やほかの登山者が助けを必要とする場面に遭遇することもあるかもしれません。

そんな時、ツェルトが一つあれば救助隊が来るまでの間や、朝まで安全に過ごせる可能性は大きく変わります。

非常用として持つだけでも価値がありますし、普段から使えば軽量なテントにもなります。

ぜひ一度ツェルトを使って、その便利さを体感してみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!今回のブログはギガがお送りしました!

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