日常で足裏感覚を養える XEROSHOES 色々。

今週末の日曜日。moderate3FにてXEROSHOESのポップアップイベントを開催いたします。

先日ご案内させて頂きましたポップアップ開催の内容に不備があり、大変失礼いたしました。10月26日(日)moderate3Fでの開催となります。よろしくお願いいたします。

巷でベアフットシューズが流行り出したのが記憶では2011年頃。当時はヴィブラムファイブフィンガーズやニューバランスのベアフットシューズが人気でした。そこから若干ブームが下火になりつつも、ここ数年で再燃し、今や一つのカテゴリーとして確立されています。元々、ベアフットシューズはランニングやハイキング等のアクティブな時に履くシューズというイメージが強かったのですが、今や「日常にこそベアフットシューズを履く」という考え方が浸透してきているように感じます。

週末開催のポップアップイベントに向けまして、本日のブログではゼロシューズのアイテムを数点ご紹介させて頂くのですが、日常に履く為のモデルも多数ございますのでチェック頂ければ幸いです。

 

 

プリオ

ゼロシューズを代表するモデルであるプリオ。とても人気で当店でも多くの方にご購入を頂いております。人気の理由は、やはり汎用性の高さ。ランニングやウォーキング、ジムワークにハイキング。もちろん日常まで、幅広いシーンで履ける事がポイント。ゼロシューズのどれを買おうか迷ってしまったら、とりあえずプリオを選んでおけば間違いない超オールラウンダー。

 

ベアフットシューズでありながらも適度な保護性も持ち合わせており、つま先から外回りにかけて人工レザーで覆われているので外遊び中につま先をぶつけたりしても守ってくれます。

 

アウトソールから飛び出しているこちらのパーツも結構重要で、テープが通り踵からシューレースまでを覆っている事でシューズと足を一体化させてくれるのです。これによりサイドステップをしたりしてもシューズ内で足がずれにくく、サーキットトレーニングの様な色々な種目をこなす際にも違和感無く履く事が出来ます。

 

アウトソールはラグがめちゃくちゃ深いわけではありません。私自身もプリオで登山をしているのですが、柔らかいフカフカ系の地面ではあまりフリクションを効かせられません。ただ、そういったシチュエーションでは足裏で地面を感じながらしっかりと踏み込む事を意識してグリップを効かせようとするので、足指をがっつり使う事ができます。

 

ゼロシューズの靴はインソールを抜いても履けるようにつくられており、インソール無しにするとより足裏のダイレクト感を感じられます。ただ、いきなりこの状態で履くと足裏を痛めてしまう事もあるので、最初はインソール有りで慣らしてあげてください。プリオに関しまして、より詳しく知りたい方は過去のブログ(コチラ■)を是非ご覧ください!

 

 

ネクサスニット

シンプルなニットアッパーを採用したモデルでランニングやトレーニングにおススメ。靴下のように足を包み込んでくれるフィット感が特徴で、先にご紹介させて頂いたプリオと比較してもシューズ内はタイトに感じます。

 

縫い目による繋ぎが殆ど無いニットアッパーは非常に履き心地が良く、素足で履いても問題無いほど内側の当たりも気になりません。見た目がシンプルで合わせやすいのでスポーツカジュアルスタイルの普段履きにも活躍してくれます。

 

アウトソールは基本的に舗装路や室内ジム向けのパターンの為、トレイルには向いていません。運動時に足裏へと刺激を入れたい時に履いて頂くのがおススメで普通のクッションが入ったランニングシューズと日替わりで併用して頂くと故障も防ぎつつ長く履いて頂けますよ。

 

ディロンキャンバス

ベアフットシューズのジャンルでは、まだまだ珍しいコットン生地のタウンシューズ。可愛らしい見た目ながらもちゃんと足裏で地面を感じさせてくれます。私は、こちらのモデルも愛用しており履き始めた当初はコットン生地だから、だんだん生地が伸びてきてフィットが緩くなるのかな~と思っていました。

 

しかし、意外と履きこんでもフィット感がゆるゆるになってしまう事は無く、恐らくデザインで入れられているように見えるアッパーに斜めに走る二本のテープ状の生地と踵を覆う生地によってカバーされているからでは無いかと推測しています。

 

グレン

レザーシューズのベアフットシューズであるグレン。先にご紹介しましたディロンキャンバスとはまた異なり、色味によってカジュアル感もあったりシックな感じにも受け取れる面白いシューズ。

 

ブラックはビジネスシーンで履く方も多く、カジュアル系やスポーティーなデザインが多いベアフットシューズの中で落ち着いたトーンで履きこなす事が出来ます。

 

ディロン、グレン共にソールパターンは普段履き向けなので、オールマイティーなプリオに近い形状。このパターンなら、ちょっと公園を散歩したりして砂地の地面を歩いてもズルっと不意に滑る事もありません。

 

ウィン

どこか懐かしさを感じるレトロなデザインのウィン。アッパーには敢えてナイロン素材を採用する事で一昔前のスポーツシューズを彷彿とさせるテイストになっています。

 

カラー展開が数色あるのですが、こちらのブラックは今季の取り扱いはmoderate限定となっております!普段履きは勿論ですが、敢えてこの手のシューズで走るのもアリ。気持ちよくジョグする時にはレトロスポーツシューズで雰囲気も一緒に楽しむのがおススメです。

 

ソールパターンも少し特殊で、色々な方向へフリクションが効きそうなパターン。また薄いが故に自転車のペダルの感触も得やすいので、独特なデザイン性も相まって自転車シーンにもハマると思います。

 

パゴサ

スリッポンタイプのベアフットシューズ。この靴、めっちゃ便利です。何足ゼロシューズを持っているんだ!?と思われるかもしれませんが、このパゴサも愛用しております。

 

踵が踏めるのでツッカケとしても使えますし、足入れが楽なので山への行き帰りのリラックスシューズとしても使えたり、クライミングのレストシューズでつかったり、飛行機や新幹線の長時間移動の際に履き替えたり、お店でパソコンに向かっている時にも履いたりしています。

 

アウトソールもちゃんとラグが設けられているので、クライミングの休憩中に岩場を少し歩くのにも問題無し。片足で約160g程度なので担いでも邪魔にならないのでテント場で履く方もみえます。一度履くと好きになる病みつきけいのシューズです。

 

ALPINE

なんとベアフットのウィンターシューズが登場。恐らく、こちらのモデルをご存知の方はいないのではないかと思います。なぜなら、今季の国内のXEROSHOESカタログに未掲載。取扱店もメーカー直販サイトを含めて当店のみという激レアアイテムなのです。

「防寒ブーツ=重くて歩きにくい」というという認識を一変させる新感覚防寒ブーツであるALPINE。メーカー公表値ではマイナス25℃対応で片足約411g(27cm)という軽さを実現しています。

 

履き口は起毛しており、本体にもポリエステルインサレーションが200g使用されており防寒対策はバッチリ。ただ気になるのはベアフットシューズは足裏感覚を大事にするものであり、薄いソールが使用されている事が多い為、足裏から底冷えをしてしまうのでないか…という疑問。

 

スタックハイトは14mmと他のスノーブーツと比べても明らかに薄い為、どうやって底面からの防寒をするのかと思っていたら、何とインソールに秘密がありました。

 

インソールの裏面をよく見てみるとキラキラと銀色に輝く部分が。この部分が優れた断熱性を備えたヒートリフレクティブインソールであり、足裏からの冷えを防いでくれるのです。

スノーブーツでベアフットって必要なの?と思われるかもしれませんが、雪板のような遊びの際にはALPINEの足裏感覚が非常に活躍してくれます。不安定な雪板の上でバランスをとるにしても、足裏からの情報が有るのと無いのとでは勝手が大きく異なります。また、ベアフットであるが故の雪を踏みしめた時の感触が気持ちよくもあるのでは無いかと思います。

メーカー公表値のマイナス25℃対応という点に関しては正直、個人差が出てしまうところ。まだ私自身がフィールドテストが出来ていない為、体感をお伝えする事は出来ませんが、超末端冷え性な自分は厚みのあるソックスを合わせて空気層をプラスで作る事が必須にはなりそう。ALPINEはポップアップ期間に限らず、在庫がございましたら店頭でご試着頂けるので手に取って頂き、ご自身の場合はどのように履きこなすか考えて頂ければ幸いです。

長くなりましたが、本日もmoderateブログをお読み頂きましてありがとうございました。拙い文章で恐縮ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者:松下

 

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