違う使い方が良い。patagonia Stealth Switch Pack 3L

自分は、昔から少しひねくれているところがあって、世の中で大流行している物に対して斜に構えてしまったり、流行が去った後にその対象物に興味が沸いたりする。

今思い返せば、子どもの頃からそんな感じで、小学5~6年生の時に巷ではPUFFYが流行っている中、親にせがんで買ってもらったカセットウォークマンのパチ物で聞いていたのは吉幾三。同級生の女の子から、何聞いてるの?と尋ねられて「よしいくぞう」と答え、「まっちゃん…趣味が渋いね…。」と言われたのを覚えています。バス釣り大流行期でもあった当時、早々にバス釣りからヘラブナ釣りに移行して、自分よりも遥か年上の方々と竿を並べたりもしていました。

中学生の頃には19やDoragon Ashが流行っていたけど、僕はQueenに心打たれていて、放送委員の子に頼んで給食の時間にWe Will Rock Youを校内放送で流してもらい、教室内で自分一人だけホクホクしていました。

そんな変な(?)育ち方をしてしまったが故に、今回ご紹介させて頂くアイテムも本来とは少し違う使い方でオススメをさせて頂きます。

 

patagonia Stealth Switch Pack 3L

パタゴニアのフィッシングラインから販売されている小型のポーチがたパック。完全防水とまではいかないけれど、生地には耐水性があるので多少水がかかっても大丈夫。

 

前面にはポケットが3つ(大1、小2)とフライを取り付けておくようのホルダーが一つ。

 

ホルダーはマジックテープで取り外しが出来るので、マジックテープさえ付いていればお好みのアイテムを取り付ける事が出来ます。パッチ系を貼り付けてオリジナルに仕上げるのもアリですね。

 

サイド部分のスリングにはペン等を差し込んでおくことも出来ますし…

 

カラビナ系キーホルダーの取り付けも可能。小型メジャーや温度計、ベアベルにコンパス等々…直ぐに使いたい小さな物をあれこれぶら下げておけます。

 

そして、背面にも大きなポケットが一つ。中にはキーループがあるので、落としたら困る鍵類はこちらにどうぞ。

 

本来はフィッシング用である為、ウェーダーやパックの胸元に直接取り付けたり、腰ベルトに通して装着したりと何かに取り付けて使う物。

しかし、少しひねくれている私は、取り付ける形では無くStealth Switch Packを単体で使いたいと思ったんです。

 

早速、コードを取り付けてみたところパックのサイズやポケットの配置。そして見た目のデザインとのバランス…悪くない。本来の使い方ではありませんが、サコッシュとして活用するとめちゃくちゃ便利。普段使いの場合は小さいポケット2つにはAirPods等の小型イヤホンが丁度収まり、山で使用する際には行動食系の小物を収める事が出来ます。サイドのスリングもスタイルに合わせて活用可能で、夜間自転車に乗る際には反射板系のキーホルダーをぶら下げたり、パッカブルにしたウィンドシェル類をぶら下げておくことも出来ます。

 

巷ではパタゴニアのテラヴィアサコッシュ(こちら■)が人気となっている今こそ、敢えてStealth Switch Packをサコッシュとして使う。本来の使い方とは違いますが、個人的にはそこが良いんです。お好みでコードの色味を変えてあげるのも良いと思いますし、短いコードを付ければハンドバック的な使い方も出来たりします。

ちょっと変わったアイテムも一工夫すると良い感じに癖が抜けて使いやすくなったりするので、今お手持ちのギアやウェアで使いこなすのに困っている物があれば、今まではとは違う視点で捉えてみてください。意外と見えてなかった本質的な良さに気づいたり出来ますよ。

本日のブログは松下がお届けいたしました。

 

 

 

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