Arc’teryx(アークテリクス)
何処の国のブランドなのか、なんて読むのかよくわからない、でもなんか気になって手に取ってしまっていたという人は私だけではないはず。
なんで手に取ったのか。機能がどうのこうの、縫製がどうのこうのなんて知らない。”色が美しかったから手に取った。”私の場合は本当にそれだけでした。
アークテリクスのプロダクトは形をデザインする人とは別に色を決める人がいます。それだけ色にはこだわりを持っているということ。そして、なんとも言えないあの美しい色は自然界から抽出されているのです。
今シーズンからはこんなカラーが出ています!沢山あるので1部だけのご紹介です。
・Cypress
サイプレス。日本語だとイトスギ。ヒノキ科のよく公園なんかに生えているあの植物です。
Beta SL Jacket
※つい最近Mサイズ、再入荷しました!
・Roman Pine(左)
マツ科の木。葉っぱの色ではなく、おそらく実の色だと思います。
・Thistle(右)
アザミのこと。あのトゲトゲした花。アザミはピンクのイメージですが、黄色のアザミもあります。この色はちょっとくすんだ黄色のアザミからとったのかな?
Emblem-T-Shirt / Skyline Shirt SS
・Joshua Tree(左)
ヨシュア・トゥリー。アメリカ南西部の砂漠地帯に生えるユッカの樹。サボテンみたいな形をしています。
・Mortar(右)
モルタル。そう、あのモルタル。これは名前を見てすぐイメージ出来ました。
Palisade Short / Gamma LT Pant
・Carbon Steel
炭素鋼。鉄と炭素の合金である鋼の一種。
Conveyor Belt
・Nocturne
名前を聞くと、色ではなくあの曲が頭に流れます。何色と表現するならどうでしょう。「夜明けの色」よりも「夜を想う色」の方が素敵ですかね。
Nodin Jacket
どんなに機能が優れていても、コンセプトやバックストーリーが素敵でも、手に取られなければその魅力は伝わりません。素材ではなくプロダクトであるからには、やはりビジュアルは大切。
あのブランドがいいらしいとか、知っていることがたくさんあると先入観でモノを選んでしまいますが、「何も知らないまま気になって触る」。なんだか1番大事なコトのような気がします。
素材、縫製、カタチだけではなくカラーまでも洗礼されたアークテリクスのプロダクトには、どうしても手を伸ばしてしまいます。
ゆあさでした。