なにかと便利なスウェットパンツ。家でのまったりタイムで着用する事が多いアイテムですが、ノースフェイスから発売されているスウェットパンツは屋外で活躍する機能が搭載されています。
THE NORTH FACE Mt.Athletics 3L Sweat Pant ■
先に言っておきます。普通のスウェット生地ではないので初めて触った時は「ちょっとゴワゴワするな…。」という印象でした。「スウェットを選ぶ時には肌触りと着心地を重視する!」という方はコチラ■又はコチラ■がおススメです。では、この3L Sweat Pantがなぜゴワゴワ感じるかと言いますと…。
3層構造になっています!
品質表示タグを見ると「コーティング等樹脂加工」という表記があります。実は、ポリエステル100%で出来ている表地・裏地の間に防水素材をラミネートしているのです。(シーム処理はされていなにので完全防水ではありません。)こうすることでスウェットパンツの大敵であった「風」をシャットダウン!外を歩いている時でも、自転車に乗っている時でも風を遮って体温の低下を防いでくれます。
防風でも保温力が優れている訳ではありません。
裏地は大きく起毛している訳でなく、「保温」よりも「汗処理」を優先させた作りになっています。せっかく防風仕様になっているなら保温力の高い作りにすれば良いのに…と思ってしまうところですが、そうしないのには訳があります。
じつは、こちらのスウェットパンツは、ノースフェイスのアイテムの中でもトレーニングウェアの部類に入るMOUNTAIN ATHLETICSのアイテムなのです。詳しくは下の動画をご覧ください。
アウトドアスポーツを楽しむ人が、日常のトレーニングでも使用できるのがMOUNTAIN ATHLETICSのアイテム。もちろんトレーニングだけでなくタウンからフィールドで使用できるアイテムもあります。3L Sweat Pantの場合は、今時期のトレーニングウェアやウォームアップウェアとしても使用出来るように作られているので身体がオーバーヒートを起こさないように高い保温力を持たせていないと思われます。
【モデル身長163cm 体重55kg サイズSを着用】
防水素材特有のシャカシャカ感は若干感じるものの動きを妨げるようなツッパリ感は無く、生地が横方向にストレッチするので様々な動きに対応してくれます。走る前のウォームアップや走った後のクールダウンのストレッチの際にハーフパンツの上からサッと履くのもおススメです。
アフタースノーにもおススメ!
スウェットにも関わらず水を弾きます。パウダースノーを楽しんだ後に車内でスウェットに着替えて、雪が降る中センターハウスのお手洗いへ向かうと衣服に付いた雪が解けて若干濡れてしまう…。私の毎度毎度のパターンです。スウェットをユルっと着て帰りたいのですが、車に戻るとジメジメパンツになっているのです。そんな悩みを一発解決してくれるのがこの撥水力!車に乗る前にパパパっと手で服を払えば雪も水滴もポロポロと落とせます。
【モデル身長163cm 体重55kg サイズSを着用】
裾がリブ仕様になっているのでノースフェイスのNuptse Bootie Wool ⅢShort ■にブーツインするのにはもってこい。見た目も普通のスウェット生地よりもパリっと見えるので野暮ったくならず、街中でも履けるデザインです。
そして、スウェットパンツに欲しかった機能!ジッパーポケット!普通のポケットではスウェット生地の滑りの良さが仇になり、車の運転中にポケットから携帯がポロっと落ちてしまうことがよくあります。ドアと運転席の間に入り込んでしまったりして取るのに一苦労することもしばしば。。。そもそも「部屋着」としてのスウェットに必要の無い機能と言えばそうなのですが、ノースフェイスは「部屋着」を機能的にすることで「外着」に昇華させたと言えます。
お正月休みで少しばかり鈍ってしまった身体を起こすのにMt.Athletics 3L Sweat Pant ■を履いてスロージョグしませんか?
本日のブログは、先日お客様のお店■で美味しい沖縄料理を堪能してきた松下がお届けしました。